2008/01/28(月)第95回積読消化運動

2008/01/28 23:53

講談社文庫に入った児童向け探偵小説『名探偵夢水清志郎事件ノート』シリーズをまとめて読んでみました。友人には前々から読め読めと言われていたのですが、さすがに青い鳥文庫を買うのは恥ずかしかったんですよねぇ。

……あ、でも恋空を買うのに比べれば全然恥ずかしくない気がするぞw

トリックとしてはどこかで見たことのあるようなものだったり、大味すぎて「そりゃねぇだろ」と思う部分もないではありませんが、子供の頃、江戸川乱歩やコナン・ドイルからミステリに入ったような方はとても懐かしい気分になれると思います。また、もともとが子供向けですから、ミステリに馴染みのない方でも読みやすいのではないでしょうか。ただ、「全てのミステリがこういうものだ」と思われたら困りますけど。

作者が「誰もが幸せになれる」と謳っているだけあって、読後は本当に優しい気持ちになれます。恋空の後に読んだのがこれで本当に救われましたw

【購入】

【読了】

名探偵夢水清志郎事件ノート そして五人がいなくなる (講談社BOX)

名探偵夢水清志郎事件ノート そして五人がいなくなる (講談社BOX)