2008/08/25(月)星野監督が帰国…WBC監督要請に前向き [SANSPO.COM]

2008/08/25 23:50

以下の文章は精神論が大嫌いな人間の言葉なので、そのつもりでお読みください。スポーツにおいて、技術や戦術より精神力のほうが重要だと思う方は回れ右!

さて、残念な結果に終わったオリンピックの野球ですが、日程が近かったせいもあり、女子ソフトボールと比較されることが多いです。ソフトボールはアメリカを破って金メダル。素晴らしいです。私も感動しました。

一方の野球は準決勝で韓国に敗れ、3位決定戦でもアメリカに破れ、最後のオリンピックはメダルなしという結果に終わりました。「金メダル以外いらない」と言っていたのに不甲斐ないものです。

こんな結果に終わったためでしょう、野球のほうはものすごい勢いで批判の声が溢れかえっています。その矛先は星野監督であり、G.G.佐藤であることが多いのですが、それ以外で意外と標的にされているのが「日本チームの精神面」です。曰く、気迫が感じられない、執念が見えない……。言っていること自体はおそらく正しいと思いますが、それは批判されなければいけないことなのでしょうか? それが本当に敗因なのでしょうか? そんな馬鹿な。

野球は、というか、スポーツは、というか、全ての勝負事は、精神力で実力差を云々できるようなものではありません。もちろん、実力差が小さい場合は、その差を精神力で覆すことはできるでしょう。それこそソフトボールがいい例だと思います。彼女達は気迫溢れるプレイをしていましたが、それだけでなく、アメリカに勝てるだけのメンバーで、アメリカに勝てるだけのコンディションで臨んだから勝つことができたのです。

しかしながら、基本的には勝負事は強いほうが勝ちます。野球に関しては、日本は韓国より、キューバより、アメリカより弱かったから4位だったのです。試合を観る限り、この力の差は、精神力でどうにかなるようなものとはとても思えません。今ここで精神力がどうこうと言うのは、今回の本当の敗因を隠してしまうことにもなりかねませんので、今すぐそんな発言はやめていただきたいところです。

何度でも言いますが、日本は弱かったから負けました。つまり、今後どうすればいいのかと言えば、強いチームを作ればいいのです。監督、代表選手の組み合わせ次第で、日本代表はもっともっと強くなることができるはずです……が。

http://www.sanspo.com/baseball/news/080825/bsr0808250433001-n1.htm

WBCはあなたの失敗を取り返す場じゃありませんから! 前途多難ですね……。