2008/11/01(土)涌井の好投で先勝

2008/11/01 23:24
【読売 vs 埼玉西武 日本シリーズ第1戦】
(2008年11月1日:東京ドーム)
 
埼玉西武  0 0 0  0 1 1  0 0 0  2
読売    0 0 0  1 0 0  0 0 0  1
 
[勝] 涌井   1勝0敗0S
[S] グラマン 0勝0敗1S
[敗] 上原   0勝1敗0S
 
[本塁打]
  5回表 後藤  1号 ソロ (上原)
  6回表 中島  1号 ソロ (上原)

「チームを救うプレイ」という表現がありますが、今日の9回の片岡の守備はまさしくそれでした。

2-1で迎えた9回裏、先頭の木村拓が内野安打で出塁してノーアウト一塁。続く小笠原の打球も二遊間を抜けようかという当たりでしたが、片岡が横っ飛びで止め、セカンドで一つアウトを取りました。抜けていればノーアウト一二塁でラミレス、李を迎えねばならず、同点までは覚悟しなければいけない状況になるところでした。

8回までは涌井がわずか1安打に抑える好投をしていただけに、この第1戦を逆転負けで落とすようなことがあれば、シリーズ全体の流れにも影響しかねません。ただ1つのアウト、という以上の価値がある片岡のプレイだったと思います。

打線のほうは後藤、中島のホームランによる2得点のみですが、今日の上原の出来を考えればホームラン以外でそうそう点が入るとも思えなかったので、よくぞ打ってくれた、という感じです。しかし、長打力でジャイアンツを圧倒できる日が来るとは、数年前は夢にも思いませんでしたよ……。

さて、ライオンズが大事なシリーズ初戦を取りました。明日の先発は帆足と高橋尚が予想されているようですが、果たしてどうなるでしょうか。