2013/03/24(日)2013年埼玉西武ライオンズ展望

2013/03/24 19:12
「てんぼう」を「点棒」と変換したATOKさんはWBCの投手コーチをリスペクトしすぎだと思います。 さて、開幕前にのんびり更新できるのは今日くらいだと思いますので、今年のライオンズについてつらつらと書いてみたいと思います。 今年は中島が抜け、中村もしばらくは帰ってこられないということもあり、野手に関して言えば大幅なスケールダウンは必至です。では、投手陣の底上げができたかというと、新加入のサファテは抑えを任せるには不安なピッチングですし、中継ぎ陣も相変わらず。大石が好投を続けているのが数少ない朗報でしょうか。 現時点でポジションがはっきり決まっているのは、キャッチャー炭谷、サードヘルマン、レフト栗山、センター秋山くらいでしょう。オープン戦の結果で選ぶとしたら、開幕ショートは永江になるんですかね。シーズンでも同じように上手く行くほどプロの世界は甘くはありませんが、永江の守備力があって3割打ってくれれば不動のレギュラー間違いなしです。 残りの4人は、浅村、オーティズ、金子プラスもう一人という形だと思いますが、浅村も一応外野を守れますし、金子も外野のテストをしているということを考えれば、組み合わせの幅は広いです。個人的にはファースト浅村、セカンド金子、DHオーティズで、ライトは去年のような熊代、大崎、星の競争という形がいいと思いますが、そうすると片岡が浮いちゃうんですよね。ただ、今の状態の塁に出られない片岡をオーダーに入れられるほどの余裕がライオンズ打線にないのも事実。難しいところです。 また、スピリーの扱いも難しいです。新外国人ですし、しばらくチャンスをあげたいところではあります。しかし、ライトをきっちり守れるのならいいんですが、さすがにDHを与えられるかというと今の数字では微妙……。 先発投手陣は、数だけは揃っているんですが、岸、牧田、涌井、野上までは確定にしても、あとは駄目比べの様相を呈しています。プロ野球が7回までだったら5番手は間違いなく十亀なんですが、ライオンズの継投は7回からの3イニングが長い! ただ、シーズンでもチャンスがもらえるのは間違いないと思いますので、それを活かせるように頑張ってください。 リリーフ陣は難しいところではありますが、ここまでの結果を見る限りではクローザーは大石になりそうですね。先発至上主義の監督のせいでずいぶんと回り道をしましたが、アマチュア時代に実績を残したポジションで実力を発揮してもらいたいと思います。あとは、まぁ、なんだ。中継ぎ陣はあまりなんJの鯖に負荷をかけないようにしていただきたい所存。