2017/10/17(火)ストーブリーグ

2017/10/17 20:25

クライマックスシリーズ出場の6チームの中では、一番最初にストーブリーグが始まりました。

西武の主力牧田、野上、炭谷がFA権行使も視野に - プロ野球 : 日刊スポーツ

西武シュリッターが帰国 来季は「決まっていない」 - プロ野球 : 日刊スポーツ

FA件を持っている3人については、記事を見る限りでは、ライオンズに愛着もあるようなので、きっちり交渉すれば残留の目もありそうです。

幸いなことに今年はクライマックシリーズを地元で3試合もやることができました。年俸4億1千万の中村も、今年の成績ではだいぶ下がることになるでしょう。1億円の牧田、炭谷、5000万円の野上に対して誠意が見せられない状況ではないはずです。

難しいのがお金以外の部分です。牧田のメジャーでプレイしたいという思いが本当に強ければ、ライオンズにいる限りはその願いを叶えることができないわけで、残念ながらメジャーへの移籍を認めざるを得ないでしょう。ほんとあの人さらい集団どうにかならねーかな。メジャーリーグ爆発しろ。

炭谷の「正捕手として貢献できる」という願いも難しいところです。ライオンズでは現時点で外角一辺倒弱気リードの岡田、まだまだ経験が足りない森に比べれば、第一キャッチャーであることは間違いありません。しかし、一人のキャッチャーでシーズンを戦い抜くという時代はもう終わったと思っているんですよね。休み休みやっていたからこそ、今年の炭谷は.250も打てたのだと思っています。

野上はライオンズでは現時点でも先発2番手という評価で、これ以上の評価をしてくれるチームはなかなかないと思いますが、Cランクで補償がいらないだけに、金を突っ込んでくるチームがないとは言い切れません。シーズン前は野上をこんなに必死に引き止めることになるとは思っていませんでしたが、今年は本当によくやってくれました。

シュリッターに関しては、もちろん来年も必要な戦力ではあるのですが、外国人との交渉はどうなるかよく分からないですよね……。気づいたら連絡が取れなくなっていた、なんてことのないようにしていただきたいところです。

今年は現場の責任者である辻監督をはじめ、コーチ陣もしっかりと仕事をして2位という順位を勝ち取りました。これからはフロントが仕事をする番です。たまにはファンを喜ばせるような仕事をしてください。