2005/11/28(月)来季の西武の継投を考える(はてなプロ野球’05)

2005/11/28 22:58

西武認めた、森が入札制度でメジャー挑戦 [nikkansports.com]

http://www.nikkansports.com/ns/baseball/p-bb-tp0-051126-0006.html

巨人豊田誕生「自分を追い込む」 [nikkansports.com]

http://www.nikkansports.com/ns/baseball/f-bb-tp0-051127-0022.html

いつまでも現実逃避しているわけにもいきませんので、そろそろこのblogでも取り上げることにします。

森はまだ移籍が決まったわけではありませんが、仮にメジャー移籍が実現したとすれば、ライオンズはセットアッパーとクローザーを同時に失うことになります。これは痛い。

しかし、後ろ向きに考えていても仕方がないでしょう。というわけで、後ろ2枚をどうするべきか考えてみました。

  • 長田 → 小野寺

普通に考えればこのリレーになるでしょう。両者とも不安がないわけではありませんが、若いだけに経験による成長が見込めるのが大きいかな。ただ、長田は「8回頭から1イニングをきっちり抑える」のは適任でしょうが、「終盤に迎えた大ピンチをしのぐ」のはちょっと厳しいような気がします。どうしても三振を取らなければいけない場面というのもありますし。では、三振を取れる小野寺を前に持っていきましょうか。

  • 小野寺 → 長田

小野寺のセットアッパーはともかく、長田にクローザーは荷が重すぎますね。クローザーは顔で抑えられるくらいでないといけません。では、一番実績のある星野をクローザーにしてみましょうか*1

  • 小野寺 → 星野

これが一番いいような気がしないでもないんですが、じゃあ左のワンポイントはどうするんだという話になってしまうわけで。やっぱり既存のリリーフ陣ではどう組み合わせても上手く行かないようです。じゃあ、リリーフ転向の噂がある石井貴をクローザーにしてみましょうか。

  • 小野寺 → 石井貴

石井にはクローザー実績もありますし、これでもいいような気もしますが、当時と今では投球スタイルもずいぶん違いますし、果たして上手く行くもんでしょうか。それに、脚の速いランナーが出ると、ボークで勝手にピンチを広げそうな辺りも不安です。

  • 順番を決めない

結局これが一番いいんじゃないでしょうか。絶対的守護神がいないのであれば、無理して固定して痛い目を見るよりは、その時一番調子のいい選手を使えばいいじゃないですか。ライオンズにはサンフレッチェという伝統もありますし。若いピッチャーが守護神になれるような成長を見せれば、そこで初めてクローザーという役割を与えればいいわけですからね。

*1:実績といっても、ここ2年間だけなんですけどね。