2018/06/18(月)交流戦終了

2018/06/18 23:30
【横浜DeNA vs 埼玉西武 第3回戦】
(2018年6月18日/横浜スタジアム)

埼玉西武    0 0 0  0 1 0  0 0 1  2
横浜DeNA  0 0 0  2 0 0  1 1 x  4

[勝] 飯塚  1勝4敗0S
[S] 山崎  1勝1敗15S
[敗] 多和田 7勝3敗0S

[本塁打]
  4回裏 宮崎  13号 2ラン (多和田)
  5回表 斉藤彰  1号 ソロ  (飯塚)
  7回裏 宮崎  14号 ソロ  (増田)
  9回表 秋山  11号 ソロ  (山崎)

ライオンズ多和田とベイスターズ飯塚、比べてみるとむしろ多和田のほうが調子がいいくらいでしたが、ライオンズ打線が飯塚を助けてしまいました。三振ゲッツーやライナーゲッツーを含めて4つの併殺。これでは勝てません。

表の攻撃のチャンスの場面で多和田に代打が出た関係で、6回からは継投策。2番手の松本は1番からの打順を三者凡退に抑えましたが、7回に登板した増田は、一軍で使いながら復調を待つというレベルではないピッチングでした。

変化球が高めに浮きますし、ストレートがいいところに行っても球威で抑えられません。能力不足ではなく、使いすぎが原因なのは明らかなのですから、楽な場面で投げさせながら復活を待つのではなく、二軍で少し休ませてあげるべきでしょう。野田、武隈、平井、ワグナーと4人も潰してまだ気づかないんですか……。

結局、試合は2-4という得点差以上に絶望的な展開で、交流戦最終戦は黒星に終わりました。トータルでは10勝8敗。負けた試合の負け方が悪すぎて、7勝11敗くらいだったんじゃないかと思っていました。

2018/06/17(日)松坂、試合直前で先発を回避

2018/06/17 20:55
【埼玉西武 vs 中日 第3回戦】
(2018年6月17日/メットライフドーム)

中日    2 0 3  4 0 0  0 2 0  11
埼玉西武  0 0 0  2 0 0  1 0 0   3

[勝] 藤嶋 1勝0敗0S
[敗] 榎田 5勝2敗0S

[本塁打]
  4回表 ビシエド  9号 3ラン (南川)
  4回裏 森     6号 2ラン (藤嶋)
  7回裏 浅村   14号 ソロ  (鈴木博)
  8回表 ビシエド 10号 2ラン (小石)

ドラゴンズの予告先発が松坂と発表されており、今日は大観衆が詰めかけたメットライフドームですが、試合開始直前に背中の異常を訴えて先発が変更されました。

松坂といえば改めて言うまでもなく、元ライオンズのエースであり、今日は凱旋登板となるはずでした。私もとても楽しみにしていたのですが、こんなことになってしまって残念です。大事に至らなければいいのですが……。

楽しみにしていたファンが多かったのは、今日の観客動員数を見ても分かるでしょう。どこかの東北のチームのファンの方が、一昨年にライオンズから移籍した名前も書きたくないピッチャーとの扱いの差を嘆いていましたが、そりゃ当たり前だろうとしか言いようがありません。

松坂はメジャー挑戦の夢を訴え続け、球団側も功績を認めてポスティングを申請したのです。私のようにメジャーリーグに興味がない人間ですら応援の言葉を贈るような円満な移籍だったのです。

なぜか夏過ぎに態度が急変したわけでもありませんし、その時期にバラエティ番組で先方の球団社長が「来てくれる」と発言したわけでもありませんし、獲得後の球団が見苦しいはしゃぎ方をしたわけでもありませんし、本人が移籍後に西武ドームをディスったわけでもありません。あんなのと一緒にしないでいただきたい。というか、そういう総合的な部分を置き去りにして我々のブーイングだけを悪者にしないでいただきたい。

今日の試合? 知らん。

2018/06/16(土)森の満塁弾などで快勝

2018/06/16 23:56
【埼玉西武 vs 中日 第2回戦】
(2018年6月16日/メットライフドーム)

中日    0 0 0  0 2 0  0 0 0  2
埼玉西武  0 0 2  0 1 4  2 0 x  9

[勝] カスティーヨ 5勝4敗0S
[敗] ガルシア   7勝3敗0S

[本塁打]
  5回裏 外崎  9号 ソロ (ガルシア)
  6回裏 森   5号 満塁 (又吉)

今日は森に満塁で回ってくる日でした。初回、2アウト満塁のチャンスで三振に倒れましたが、3回の1アウト満塁ではライト前の先制タイムリー。6回の2アウト満塁ではライトスタンドへたたき込むグランドスラムで、今日5打点の大活躍となりました。

打のヒーローは森だったのですが、大きかったのは同点に追いつかれた直後に勝ち越しのホームランを放った外崎のバッティングです。森の3度の満塁のチャンスのときはいずれもフォアボールでつないでいますし、実にいい働きだったと思います。

投げる方では中3日となったカスティーヨが7回2失点で今シーズン5勝目。前回は頭部死球も含め、かなり荒れたピッチングでしたが、雨のマウンドが原因だったと判断してよさそうです。

心配なのは試合中に突然倒れた球審の敷田さんの状態です。その後の情報によれば、どうやらその前のファウルの直撃を受けたことが原因のようで、脳や心臓などの異常ではなさそうでひとまずは安心しましたが、倒れたときに頭を打ったようにも見えたので、くれぐれも無理はしないでいただきたいと思います。

2018/06/15(金)山川サヨナラ打!

2018/06/15 23:35
【埼玉西武 vs 中日 第1回戦】
(2018年6月15日/メットライフドーム)

中日    0 0 0  1 0 0  0 1 0  0   2
埼玉西武  0 0 0  0 0 0  0 2 0  1x  3

[勝] 大石  1勝0敗0S
[敗] 鈴木博 3勝3敗0S

[本塁打]
  8回表 木下拓  1号 ソロ (菊池)

ライオンズは初回、フォアボール3つと盗塁死とエラーで2アウト満塁のチャンスを作りましたが、メヒアが高めのボール球に手を出してしまいセカンドフライ。そして、ここで先制できなかったがために、ドラゴンズ先発の笠原を立ち直らせてしまいました。2回から5回まではパーフェクトピッチで、結局、7回を投げて2安打無失点。実際にいいピッチングではあったのですが、やはり初回の無得点が痛かった。

ライオンズ先発の菊池も調子は悪くなさそうでしたが、4回にアルモンテ、ビシエドの連打のあと、内野ゴロの間に1点を先制されます。ここはあの3番4番を完璧に抑えろというのも難しい話なので仕方のない面もありますが、8回の木下拓のホームランはちょっともったいないボールでした。とはいえ、8回を2失点に抑えて打線の反撃を待ちます。

8回裏、金子と源田のヒットでチャンスを作ると、浅村の打球がレフトの左を襲う痛烈な当たりで同点のタイムリーツーベースになりました。打球も速かったですし、ドラゴンズの中継にもミスはなかったのですが、一塁ランナーの源田はよくホームまで帰ってきました。もちろん打った浅村も見事なのですが、それ以上に源田を褒めてあげたいシーンでした。源田たまらん。

菊池が降板したあとは、9回をヒースが、10回を大石が抑えます。特にヒースのピッチングは素晴らしかったですね。外国人枠の関係で一度二軍で調整したのがいい方向に向いたようです。

10回裏、先頭の秋山がツーベースで出塁し、源田が送りバントができずにショートゴロに倒れたあと、浅村が申告敬遠で1アウト一二塁。打席には今日ノーヒットの山川が入ります。山川は初球のファウルなどを見るに、だいぶ力が入っていたように見えましたが、2-2からの5球目をとらえると、打球はレフトの頭上を超えてタイムリーツーベース! 終盤で粘りを見せてのサヨナラ勝ちとなりました。

2018/06/14(木)不貞寝します

2018/06/14 22:58
【埼玉西武 vs 東京ヤクルト 第3回戦】
(2018年6月14日/メットライフドーム)

東京ヤクルト  1 0 1  0 0 0  0 2 2  6
埼玉西武    1 0 1  1 0 1  0 0 0  4

[勝] 近藤 1勝2敗1S
[S] 石山 2勝0敗11S
[敗] 増田 0勝4敗11S

[本塁打]
  1回表 青木  4号 ソロ (十亀)
  6回裏 外崎  8号 ソロ (ハフ)

初回先頭の青木の平凡なセンターフライを、秋山が目測を誤ってランニングホームランにしてしまったのですが、最終的にはそんなことは本当に小さなことだと感じられる逆転負けでした。

7回までどうにかこうにか2点に抑えていた十亀ですが、8回にバレンティンにタイムリーツーベースを浴びたところで降板。2番手ワグナーも抑えられず、川端のタイムリーで同点に。3番手大石がそのあと西浦、中村、藤井を抑えましたが、かなり疑問の残る継投でした。

8回頭からワグナーで行っていたのなら分かりますし、ワグナーを休ませたかったのであれば最後まで使うべきではありませんでした。また、坂口へのフォアボールはかなり限界を感じるところでしたので、代えるのであればバレンティンのところでピッチャーを代えるべきだったと思います(そもそも8回行かせたこともだいぶ疑問ですが)。いろいろとチグハグな継投でした。

それ以上に非難を浴びているのが負け投手になった9回の増田です。雄平と川端のタイムリーで2点を失い負け投手になりましたが、同点の場面で打たれてばかりなので、この場面で増田を起用するべきではなかった、という主張が目立ちます。

とはいえ、9回以降はピッチャーをいい順に投入するべきで、この場面で投入できない抑えを抑えとは呼べません。増田を抑えから降ろせという主張であれば同意こそしないものの理解はしますが、増田をセーブシチュエーション以外で使うなという主張は同意も理解もできません。みんなちょっと頭を冷やした方がいいんじゃないかな。

最後に、中村さんはしばらく休んだほうがいいんじゃないですかね。見ているこっちも辛いです。