2021/07/03(土)手も足も出ない

2021/07/03 23:13
【埼玉西武 vs オリックス 第14回戦】
(2021年07月03日/メットライフドーム)

オリックス  0 4 0  0 0 2  0 2 0  8
埼玉西武   0 0 0  0 0 0  0 0 0  0

[勝] 山崎福 4勝5敗0S
[敗] 今井  5勝3敗0S

[本塁打]
  2回表 福田  1号 3ラン (今井)
  8回表 伏見  3号 3ラン (佐野)

初回は岸の好プレイなどもあってなんとかゼロに抑えた今井でしたが、2回、連続フォアボールでノーアウト一二塁のチャンスを招くと、伏見のピッチャーゴロの二塁送球が悪送球になって二塁ランナーが生還。さらに大城が送ったあと、福田のホームランでこの回4点を失いました。伏見のところでゲッツーを取れていれば……。

今井は3回以降は立ち直りを見せましたが、6回に4連打と犠牲フライで2失点。結局は6回6失点という内容で降板となりました。自責点は4ですが、失点のきっかけが自分のエラーなのであまり同情はできません。とはいえ、ここまでずっといいピッチングをしてきたわけですし、次回は初回からいい投球ができるようにしっかり調整してもらいたいと思います。

打線は初回に森のツーベースでチャンスを作ったものの、栗山がいい当たりのサードライナー、呉が吉田正のファインプレイに阻まれたレフトフライで先制ならず。2回以降は立ち直った山崎福に抑え込まれました。

明るいニュースとしては、怪我で離脱していた外崎が一軍に戻ってきました。途中出場で1打数1安打、守備でもしっかりゲッツーが取れていたので、きっちり治して戻ってきたように見えます。今日のバッティングを見ていると、山川を外してファースト呉、セカンド外崎でいいと思うのですが、明日はどんなオーダーになるでしょうか。

2021/07/02(金)またも貯金チャレンジ失敗

2021/07/02 21:54
【埼玉西武 vs オリックス 第13回戦】
(2021年07月02日/メットライフドーム)

オリックス  2 0 2  0 0 0  1 0 0  5
埼玉西武   0 0 1  0 0 0  1 0 1  3

[勝] 山本  8勝5敗0S
[S] 平野佳 0勝2敗10S
[敗] 渡辺  0勝2敗0S

[本塁打]
  1回表 杉本    18号 2ラン (渡辺)
  9回裏 ブランドン  2号 ソロ  (平野佳)

ライオンズ先発の佐々木は、初回先頭の福田への3球目が頭部をかすめるデッドボールとなり、そのまま危険球退場となりました。先発ピッチャーが1人目で危険球退場するのは史上初とのことらしいですが、平良の快挙の翌日に不名誉な日本記録を作ってしまいました。

急遽登板となった2番手渡辺は、宗をピッチャーゴロゲッツーに打ち取りますが、吉田正を歩かせたあと、杉本のホームランで先制を許します。とはいえ、緊急登板でしたから、この失点を責めるのは酷でしょう。3回の2失点は1アウトからフォアボール、デッドボールでランナーを出したことがきっかけになっているので、こちらのほうは反省してもらいたいですが、3回4失点という数字ほどは悪くありませんでいた。というか、ゲッツーで佐々木のランナーを殺してから失点したため、負け投手が渡辺になってしまったのが不憫ですらあります。

デビューからいいピッチングが続いている水上も、4番手で1回1/3を完璧に抑えました。夢と希望しかありません。そろそろもう少し厳しい場面で使われるかもしれませんね。

打つほうは相手が山本ということを考えれば厳しいのは仕方がないのですが、2番金子とかいう舐めプをやっているようでは攻略できるはずがありません(犠牲フライはありましたが)。代打ブランドンのホームランというポジ要素はありましたが……。

しかし、例年どおり2割7分から8分くらいの安定した成績を残している源田を9番にして(もっとも、源田を9番に置けるくらいの打線になってくれたほうがいいのですが)、例年どおり2割ちょいの悪い意味で安定した成績を残している金子を上位に置くのはちょっと理解できません。

さて、これで今シーズン十何度目かの貯金チャレンジにまたも失敗。ふたたび借金1となりました。

2021/07/01(木)平良、日本新記録の39試合連続無失点

2021/07/01 22:51
【福岡ソフトバンク vs 埼玉西武 第15回戦】
(2021年07月01日/福岡PayPayドーム)

埼玉西武      0 0 0  0 0 0  1 0 0  1
福岡ソフトバンク  0 0 0  0 0 0  0 0 0  0

[勝] 高橋 7勝3敗0S
[S] 平良 1勝0敗11S
[敗] 武田 4勝4敗0S

[本塁打]
  7回表 スパンジェンバーグ  5号 ソロ (武田)

ライオンズ先発の高橋、ホークス先発の武田とも素晴らしいピッチングでした。どちらがより良かったかというとむしろ武田のほうだったと思うのですが、数少ないコントロールミスが甘いところに行ってしまった武田と、単にクソボールになっていた高橋の差が出た印象です。

高橋は7回にスパンジーのホームランが出るまで援護がない中、よく踏ん張ってくれました。8回1安打無失点は素晴らしいの一言です。

9回裏は記録のかかった平良がマウンドに上がりましたが、1アウトから柳田にヒットを許すと、続く中村晃に詰まりながらもレフト前に運ばれます。一塁ランナーの代走佐藤直は三塁を狙い、タイミング的には完全にセーフだったのですが、三塁到達後に勢い余って体が浮いたところにスパンジーがタッチしてアウト。工藤監督のリクエストがあったものの覆らず、大ピンチになりかけたところが2アウト二塁となりました。

最後は栗原をレフトファウルフライに打ち取りゲームセット。日本新記録となる39試合連続無失点を達成しました。おめでとうございます。こんなすごいクローザーがいる埼玉西武ライオンズっていうチームは、きっと首位を独走してるんやろなぁ(棒読み)

さて、これでライオンズは5割に復帰し、明日も貯金チャレンジになりますが、予告先発はライオンズが佐々木、バファローズが山本と発表されています。さすがに厳しいマッチアップですが、佐々木はブルペンデーのつもりで最初からギアを上げた方がいいんじゃないですかね。前回のようなピッチングではバファローズ打線を抑えられないと思います。