2011/10/31(月)ライオンズのファイナルステージ突破確率
昨日までのファーストステージを勝ち上がったライオンズは、3日からホークスとのファイナルステージに臨みます。ちなみに、ホークスとのレギュラーシーズンでの対戦成績は5勝15敗4分。つまり、勝率.250しかないのです。これは苦しい。では、どのくらい苦しいのか実際に計算してみることにしましょう。
ライオンズが日本シリーズに出場するためには、アドバンテージの関係もあり、ファイナルステージで3敗する前に4勝しなければいけません。つまり、4連勝、4勝1敗、4勝2敗の確率をライオンズの勝率.250として計算し、それぞれ足し合わせればファイナルステージ突破確率になります。
まずはライオンズが4連勝する確率です。ライオンズが4連勝するということは、ライオンズが3連勝したあと、第4戦に勝つ確率ですから、以下のように求められます。
続いて4勝1敗のケースですが、これは最初の4試合がライオンズの3勝1敗で、第5戦がライオンズの勝ちということですから以下のようになります。
同様に、4勝2敗のケースは3勝2敗のあとにライオンズの勝ちですから以下の通り。
これらを足してみると、ライオンズのファイナルステージ突破確率になります。
…………………………。
なお、ライオンズは過去2回のファイナルステージ(セカンドステージ)は2回とも突破。ホークスは過去4回のファイナルステージで、4回とも松中さんが呆然としています。だからライオンズの日本シリーズ進出確率は100%! 100%だってばよ!
2011/10/30(日)ファイナルステージ進出!
【北海道日本ハム vs 埼玉西武 CSファーストステージ第2戦】 (2011年10月30日:札幌ドーム) 埼玉西武 0 0 0 0 1 0 0 1 6 8 北海道日本ハム 0 0 0 1 0 0 0 0 0 1 [勝] 西口 1勝0敗0S [敗] 石井 0勝1敗0S [花火] 4回裏 ホフパワー 1号 ソロ (西口) 9回表 中村 1号 3ラン (宮西)
ライオンズ先発の西口、ファイターズ先発の武田勝はともに上々の立ち上がりで、序盤3回を終わって0-0。そんな試合が動いたのは4回でした。4回表、フェルナンデスのツーベースで一塁ランナーの中村がホームに突入しましたが、ファイターズの完璧な中継に阻まれタッチアウト。その裏にホフパワーのホームランでファイターズが1点を先制します。
しかし、ライオンズは直後の5回、秋山のタイムリーで同点に追いつきました。その後は西口、ファイターズ2番手のウルフが踏ん張り、1-1の同点のまま試合は終盤へ。
8回、ライオンズは2アウト満塁から、中村の痛烈なセカンドゴロが田中のエラーを誘い1点を勝ち越し。グラブの出し方がちょっとおかしかったので、もしかしたら打球に変な回転がかかっていたのかもしれません。
その裏、先頭の田中がツーベースで出塁すると、陽の送りバントが内野安打になってノーアウト一三塁の大ピンチ。この内野安打は、キャッチャーの星が三塁送球を指示し、西口は結局一塁に投げたのですが、一瞬三塁を見た分だけ処理が遅くなってしまいました。
ピンチを迎えたところで西口から石井一にスイッチしましたが、この石井一のピッチングが素晴らしかった。糸井を三振、小谷野をサードゴロ、稲葉をレフトフライに打ち取り、クリーンアップにまったく仕事をさせませんでした。
ピンチを脱したあとのライオンズは9回、イニングをまたいだ増井に襲い掛かり、中村のホームランなど6安打を集中して一挙6点を追加。これでゲームを決めました。最後は牧田が締めて2連勝。ファイナルステージ進出を決めました。
さて、木曜日から福岡でホークス相手のファイナルステージです。実力的にはどう考えてもホークスのほうが強いんですが、この2試合を見ているとひょっとしたらやってくれるんじゃないかと思わせてくれるものはあります。それに、ライオンズは今までファイナルステージで敗退したことがないんだぜ!
2011/10/29(土)先勝
【北海道日本ハム vs 埼玉西武 CSファーストステージ第1戦】 (2011年10月29日:札幌ドーム) 埼玉西武 0 0 0 0 0 0 1 0 1 0 3 5 北海道日本ハム 2 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 2 [勝] 牧田 1勝0敗0S [敗] 榊原 0勝1敗0S
涌井が初回に2点を失ったときには、相手がダルビッシュということもあって負けを覚悟したのですが、そこからよく粘りました。
7回にフェルナンデスのタイムリーで1点を返すと、9回には抑えの武田久から浅村がタイムリーを放って同点。試合は延長戦に突入しました。
試合が決まったのは11回。ノーアウト満塁の大チャンスから、フェルナンデスの2点タイムリー、星孝の犠牲フライで一挙に3点を勝ち越し。その裏を10回から登板している牧田が抑えて逃げ切りました。苦しい展開ではありましたが、初戦を取ってファイナルステージ進出に王手です。
打線の粘りも素晴らしかったのですが、リリーフ陣のピッチングも見事でした。6回に涌井がピンチを招いて降板したのですが、グラマンがワンポイントで稲葉をきっちり抑え、3番手の岡本篤は1回2/3をパーフェクトリリーフ。8、9回はミンチェが、10、11回は牧田が、それぞれ1フォアボールを出しただけのノーヒットピッチングで勝利をたぐり寄せました。
2011/10/28(金)2011-10-28
水曜日は会社の飲みに行けずに、仕事が終わってからJOE画伯と飲み。今日は前の会社の面々と飲み。さらに明日も飲み会で、木曜日には賢押杯Alt.2011の打ち上げがあります。すげぇハードスケジュールだw
さて、明日からクライマックスシリーズが始まります。ライオンズは9月以降の驚異的な快進撃で出場権を勝ち取りました。球団公式サイトでも謳われていますが、「最下位からの挑戦」であり、失うものは何もありません。できればあともう少し、夢の続きを見せてもらえれば嬉しいです。
2011/10/27(木)ドラフト会議
まだCS前なので違和感がありますが、今日の夕方からドラフト会議が行われました。
ライオンズの1位指名はJR東日本の十亀。藤岡ではありませんでしたが、やはり即戦力のピッチャーを指名してきました。明後日からさっそくベンチに入ってくれないですかねw
2位はやはり即戦力として期待されるNTT東日本の小石、3位は高校生キャッチャーの駒月ということで、やはり弱点は的確に補強してきていると思います。去年、おととしのような派手さはありませんが、かなりいいドラフトだったんじゃないでしょうか。あとは小関順二さんに十亀と小石をけなしてもらえば100点満点です。
それにしても、岡田監督が高橋のくじを外したときのTwitterの盛り上がりは凄かった。お前ら本当にどんでんが好きだなw
2011/10/26(水)【西武】ナベQ「寿命縮まる」クジ引き (nikkansports.com)
http://www.nikkansports.com/baseball/professional/draft/2011/news/f-bb-tp0-20111026-855095.html
寿命を縮めるようなストレスを与え続けた結果があの頭髪なわけですね。
……冗談はさておき、実際に抽選になったときのことを考えると、ナベQの強運は実に心強いものがあります。
ライオンズの1位指名は藤岡なのかなぁ。高橋という作戦もなくはないんでしょうが、補強ポイントを考えると即戦力投手が欲しいでしょうし。
2011/10/25(火)モバゲー全会一致原則 横浜買収に慎重論 (nikkansports.com)
http://www.nikkansports.com/baseball/news/p-bb-tp0-20111025-854411.html
私個人の感情だけで言えばあまりモバゲーは歓迎できないのですが、そんな私でも突然「全会一致」という条件を持ち出すのはいかがなものかと思います。明文化されている「4分の3以上の賛成」を条件にするべきでしょう。自分から「私たちはルールを守りませんよ」と言って恥ずかしくないんですかね。
それに加えて、オーナー会議の時期も問題だと思います。
実行委員会は来月9日、オーナー会議は12月1日に予定されている。
モバゲー全会一致原則 横浜買収に慎重論 (nikkansports.com)
12月って遅すぎじゃないですか。もちろん、ここで承認されるようであれば問題はありませんが、逆に承認が下りなかったらどうするの? 来期のスタッフやら補強やらも考えなきゃいけませんから、あまり決定を後ろに延ばすこともできないでしょう。結局身売り先が決まりませんでした、じゃあ来年もTBSさんで、ということになったら目も当てられないと思うのですが……。
2011/10/25(火)【西武】CSで高木氏の解説付きPV実施 (nikkansports.com)
http://www.nikkansports.com/baseball/news/f-bb-tp0-20111025-854694.html
大成の解説! これは是非行きたい。あとはどうやって都合をつけるかだな……。
2011/10/24(月)【広島】引退豊田「後悔はない。大満足」
http://www.nikkansports.com/baseball/news/f-bb-tp0-20111024-854204.html
今年残した数字だけ見れば来年もできそうに感じるのですが、「走れなくなった」という言葉から考えると、やはり内転筋痛が完全には回復しなかったということなんでしょうね。
ジャイアンツに移籍したころはピークを過ぎていたこともあってか、リリーフに失敗する場面も目立っていましたが、ライオンズ時代は絶対の信頼をおけるクローザーでした。9回にピッチャー豊田がコールされ、投球練習を終えてセンターの方を向いて胸に手を当てる。当時はこの時点でライオンズの勝利を確信したものです。ファンの贔屓目もありますが、あの当時の豊田を上回るクローザーはいないと思っています。
豊田投手、17年間お疲れさまでした。いずれ指導者としてグラウンドに戻ってきてくれることを楽しみに待っています。
2011/10/23(日)ぼくこうぎょくけんじゃだよ!
スネイル大好きっ子であるところのJOE画伯から新作のタイトル画像をいただきました。ありがとうございます。
ルキアは自分の色を自覚していなかったのか……。