2006/08/12(土)ノムさん、多分VSを使い切ってたんだね(はてなプロ野球’06)

2006/08/12 25:03
【西武 vs 楽天 第13回戦】
(2006年8月14日:インボイスSEIBUドーム)
 
楽天  0 0 4  3 0 0  0 0 0  0   7
西武  0 0 3  1 0 0  3 0 0  1x  8
 
[勝] 小野寺 6勝2敗0S
[敗] 福盛  0勝3敗18S
 
[本塁打]
  3回表 リック    1号 満塁  (涌井)
  4回裏 炭谷     3号 ソロ  (山村)
  7回裏 リーファー  5号 2ラン (小山)

序盤は無難に立ち上がったライオンズ先発の涌井ですが、3回にリックのグランドスラムで一気に4点を先制されると、4回には4安打を集中されてさらに3失点。この回途中でノックアウトされました。

ただ、打線の方も好調で、3回、4回で4点を返します。さらに7回には、3イニング目に入った小山を捕らえ、カブレラのタイムリーツーベース、リーファーの2ランで同点に追いつきました。もともと1番福地、2番片岡の出塁率が高いので、カブレラ、和田が復調してくれば、今日のように点は取れるようになりますね。

試合は7-7のまま延長に突入し、迎えた10回裏。先頭の赤田がフォアボールで出塁し、すかさず盗塁を決めてノーアウト二塁。ここでイーグルスは塁を埋める作戦を取り、代打佐藤を敬遠してノーアウト一二塁。続く高木浩は送りバントをきっちり決めて1アウト二三塁。こういうバントとわかり切っている場面できっちり決められるのはさすがです。

さて、イーグルスベンチはここで満塁策を取って福地を敬遠し、1アウト満塁で片岡を迎えました。片岡は昨日今日と点に絡むエラーをしていただけに気合充分だったでしょう。汚名返上をかけて臨んだ打席の結果は……ストレートのフォアボールで押し出し! なんとノーヒットのフォアボール4個で決勝点を上げてしまいました。

ところで、日刊スポーツのサイトにこんな記事があったんですけど。

首脳陣からの「積極的にいけ!」という指示に気合を入れて打席に向かったが、ストレートの押し出し四球で決着。

【西武】片岡はサヨナラ打点にも複雑? [nikkansports.com:2006-08-12

……これなんてBBH?

まぁ、野村監督としては三塁ランナーが俊足の赤田なだけに内野ゴロも嫌でしょうから、「打たせて取れ」なんて指示を出すわけはないので、伊東監督の指示は「積極的に行け」でいいのかな。うん。