2016/04/01(金)ライオンズブルーファンタジーが盛り上がっているようです

2016/04/01 0:00

ソーシャルゲーム「ライオンズブルーファンタジー」が立て続けにやらかしたということで盛り上がっています。本稿ではその騒動についてまとめてみたいと思います。

LIONSBLUE FANTASY

アビリティ表記問題

「2015年中継ぎガチャ」で排出される「SSR武隈祥太」の「サウスポー」のアビリティが問題になりました。これは「左腕で投球することにより左打者を抑えやすくなる」という効果を持つとされたアビリティです。

リリース前には上記の効果によって試合を有利に進められると大々的に宣伝していたにもかかわらず、実際には「バッピ」のアビリティによる弱体効果と相殺され、まともな強化効果が得られないことが判明しました。具体的な数字はメーカーから明らかにされていませんが、有志による検証では対左被打率が3割を超えるという結果も出ています。

さらに問題になったのがリリース後の対応です。表現に齟齬があったということで「左腕で投球することにより左打者を抑えやすくなる」という文言が「左腕で投球する」と修正されました。あとから文章が変わったとはいえ、前者の文言で宣伝をしていたわけですから、事実と異なる広告を打っていたと言わざるをえません。

これは不当景品類及び不当表示防止法第4条第1項第1号の優良誤認に該当している疑いがあります。

SSR出現率問題

「2015年予告先発ガチャ」において「対象期間内は出現率アップ」と表記していたにもかかわらず、特定カードの出現率が著しく低いことが問題になりました。

【アクアマリン】誠

有志による検証によると、画像の「SSR誠」だけではなく「SSR西口文也」の出現率も低かったようです。私自身のことを振り返ってみても、回しても回しても「R野上亮磨」「R郭俊麟」しか引けず、思わずスマホを壁に叩きつけそうになった記憶があります。

メーカーは「確率がアップしているのは事実である」と主張しているようですが、たとえそれが本当のことであったとしても、元の確率が不当に低いのであれば、こちらもやはり広告に偽りありと言わざるをえません。

これは不当景品類及び不当表示防止法第4条第1項第2号の有利誤認に該当している疑いがあります。

最後に

上記の問題は公的機関にも多数報告が上がっているようです。近々、何らかの動きがあるのではないかという情報もあって目が離せません。

そして、カレンダーを見てみると、今日の日付は4月1日となっています。このテキーラはサービスだから、まず飲んで落ち着いて欲しい。うん、「また」なんだ。済まない。