2018/07/08(日)首位ターン
【東北楽天 vs 埼玉西武 第14回戦】 (2018年7月8日/楽天生命パーク宮城) 埼玉西武 0 0 0 0 1 0 0 0 0 2 1 4 東北楽天 0 0 0 0 0 0 1 0 0 2 0 3 [勝] カスティーヨ 7勝4敗3S [S] 野田 0勝1敗1S [敗] 高梨 0勝2敗1S [本塁打] 10回表 外崎 11号 ソロ (松井) 10回表 メヒア 6号 ソロ (松井) 11回表 秋山 13号 ソロ (高梨)
外崎が好守に渡って大活躍でした。
2回裏、2アウト一二塁から、嶋のライト前ヒットをホームに好返球で二塁ランナーの銀次の生還を阻止すると、5回にはチーム初安打となるショート内野安打で出塁し、中村のタイムリーで先制のホームを踏みます。同点で迎えた8回裏には2アウト一二塁から藤田のライトへの鋭い当たりをダイビングキャッチで勝ち越しを阻止し、延長10回には松井から勝ち越しのホームラン。文句なしのヒーローになるはずでしたが、ライオンズの誇るリリーフ陣が全力でリードを吐き出します。
10回表に外崎とメヒアのバックスクリーン2連発で2点を勝ち越したライオンズですが、その裏、カスティーヨが不安定で、内野安打と2つのフォアボールで1アウト満塁とされると、今江のレフト前2点タイムリーで同点に追いつかれます。9回1失点と力投した菊池の勝ちも消えてしまいました。
カスティーヨも良くなかったのですが、それ以上にいただけなかったのが山川の守備です。1アウト一三塁の場面で、一塁牽制のときに茂木が足を滑らせて体勢を崩し、帰塁がかなり遅れたのですが、タッチに行かずにピッチャーに返球しようとし、ランナーに気づいてから慌ててタッチしたもののセーフ。普通にタッチに行っていれば間違いなくアウトのタイミングでした。守備が苦手なのは仕方がありませんが、やるべきことをやらないのはお話になりません。ここがアウトになっていれば今江のタイムリーも1点止まりで、なんとか逃げ切りができていました。もう少し緊張感を持ってやっていただきたいと思います。
試合は延長11回表、今日ここまでノーヒットだった秋山のホームランで勝ち越し。その裏をヒース、野田で抑えて逃げ切りました。これで7月負けなしの4連勝。前半戦残り3試合で3ゲーム差ということで、8年ぶりの首位ターンも決めています。まだまだ気の抜けないゲーム差ではありますが、めでたいことですのでひとまずは喜んでおきます。