2012/06/25(月)十亀プロ入り初勝利!

2012/06/24 25:27

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[勝] 十亀 1勝0敗0S
[S] 涌井 0勝3敗4S
[敗] 平野 3勝3敗0S

今日はデフィーさん、次鋒さん、JOE画伯と球場で観戦してきました。実は三塁側のスタンドで観るのは初めてだったりします。ホームとビジターが入れ替わってからは二度目の来場で、前回はビジター側のフィールドビューシートで観戦しましたので。

試合のほうですが、先制したのはバファローズでした。初回、李のタイムリーツーベースで1点を先行します。対するライオンズはその裏、中島のタイムリーですぐさま同点に追いつきました。その後は両チームともランナーを出しながらも決め手を欠いてゼロ行進が続きます。これは投手戦というよりは拙攻戦でしたね。なにしろ三者凡退が6回裏、7回表にしかないくらいでしたから。

さて、3回裏、4回裏は始球式を務めた福原香織さんがウグイス嬢を担当しました。打順のコールだけではなく「ナイスバッティング、ナカジ」とか「ファウルボールにご注意ください」といったアナウンスもありましたが、個人的にはつかさヴォイスで「ホセ・オーティズ」とか「エステバン・ヘルマン」という単語が聞けただけで入場料の元は取れたと思います。また、3回裏は中島の走塁死でチェンジになったため、上本が都合2回アナウンスされた一方、9番の大島には打順が回らず、ただ一人アナウンスされないという、持てる者と持たざる者の格差が明確になった2イニングでもありました。

……まぁ、選手本人があのアナウンスを喜んでいるかどうかは微妙でしょうけどw

試合が動いたのは5回表。バルディリスのタイムリーでバファローズが勝ち越します。ただ、牧田はそれ以上の得点を許さず、結局6回2失点で降板しましたが、調子が悪いなりによく頑張ってくれたと思います。

ライオンズの2番手は十亀でしたが、このピッチングが素晴らしかった。7回は三者凡退で抑えると、8回は一人ランナーを出したもののゲッツーもあって3人で攻撃を終わらせます。そして、このピッチングが打線の反撃を呼びました。

8回裏、オーティズが倒れた後、中島、上本の連打と相手守備の乱れで1アウト二三塁とすると、カウントが悪くなったところでヘルマンが歩かされて満塁。バファローズとしては3ボールナッシングからチャンスに強いヘルマンと勝負するのは厳しいという判断だったのでしょうが、結果的にはこれが裏目に出ました。続く大崎が左中間を破る走者一掃のタイムリーツーベースでライオンズが逆転に成功します。

9回は涌井がマウンドに登り、後藤のタイムリーで1点を失いますが、最後は李をショートゴロゲッツーに打ち取って逃げ切り。最後の打球はあわや三遊間を抜けようかという打球でしたが、中島がよく追いつきました。これでライオンズはリーグ戦再開後、引き分けのあと2連勝。2イニングを抑えた十亀がプロ入り初勝利をマークしました。おめでとうございます!

それにしても、やはり生観戦はいいものですね。同行された皆さん、ありがとうございました。パ・リーグTVという便利なものもできましたが、これからも機会を見つけて現地で観戦したいものです。