2021/05/07(金)山川の復帰即ホームランが出るも引き分け

2021/05/07 22:28
【福岡ソフトバンク vs 埼玉西武 第7回戦】
(2021年5月7日/福岡PayPayドーム)

埼玉西武      0 0 0  1 0 0  1 0 0  2
福岡ソフトバンク  0 1 1  0 0 0  0 0 0  2

[本塁打]
  3回裏 周東  3号 ソロ (高橋)
  4回表 山川  2号 ソロ (石川)
  7回表 栗山  2号 ソロ (石川)

ライオンズの先発は高橋、ホークスの先発は石川で始まったこのゲーム、先にチャンスを迎えたのはライオンズでした。中村ヒット、栗山フォアボール、山川サードゴロエラーでノーアウト満塁のチャンスを作ります。しかし、ここからスパンジー三振、愛斗セカンドフライ、山田サードゴロと石川が踏ん張りました。

その裏、中村晃のショートゴロを源田が後逸して出塁を許すと、甲斐のヒットでノーアウト一三塁。続く松田のショートゴロゲッツーの間に先制を許しました。この1点は仕方ない。3回には周東のホームランでもう1点を追加されます。

ライオンズは4回に今日一軍復帰の山川のホームランで1点を返すと、7回には栗山のホームランで同点に追いつきました。今日の石川はかなり良かったですが、空中戦でなんとか追いついた格好です。

高橋はその裏を抑え、7回2失点で降板。8回は平良がマウンドに上がります。平良は先頭の栗原にツーベースを浴び、中村晃のバント失敗で一度はピンチを脱したかに見えましたが、甲斐のヒットと松田のフォアボールで1アウト満塁の大ピンチを招きます。続く明石は低めの球を上手く打ちましたが、打球はショート正面のライナーとなり、三塁ランナーの牧原が戻れずにダブルプレイ。工藤監督のリクエストがありましたが覆りませんでした。

結局、9回はモイネロ、ギャレット両投手がランナーを出しながらも抑えて、カード初戦は引き分けとなりました。あとから振り返れば2回の満塁が……というところですが、若林が万全な状態ではなくベンチ入りから外したゲームで、1番センター木村というハンデを自ら背負った上で引き分けたので、試合前の絶望感を考えれば勝ちに等しい引き分けだと感じています。