2018/06/08(金)最後まで観客を帰らせない野球

2018/06/08 22:50
【読売 vs 埼玉西武 第1回戦】
(2018年6月8日/東京ドーム)

埼玉西武  1 0 2  1 1 0  0 0 0  5
読売    0 0 0  0 0 0  0 2 2  4

[勝] 菊池 7勝0敗0S
[S] 増田 0勝2敗11S
[敗] 菅野 6勝4敗0S

[本塁打]
  1回表 秋山  10号 ソロ  (菅野)
  8回裏 吉川尚  2号 2ラン (ワグナー)

ジャイアンツ先発は菅野でしたが、初回からライオンズ打線は活発でした。秋山の初回先頭打者ホームランでいきなり先制すると、3回には浅村、山川のタイムリーで2点を追加。4回には秋山のタイムリーツーベース、5回には強打のキャッチャー炭谷さんのタイムリーで5回までで10安打5点。今日の菅野の球はやや高い感がありましたが、球界を代表するピッチャー相手に見事な攻撃でした。

投げるほうでは、菊池のピッチングに尽きると思います。初回、2回とピンチをしのいだあとはほぼ完璧な内容で7回を2安打無失点。復帰戦となった前回登板よりさらに良かったですね。もう怪我の心配はなさそうです。

5点リードで勝ちパターン継投に入ったライオンズですが、その勝ちパターンが安定しません。8回裏、ワグナーが吉川尚のドームランで2点を失い、さらに2アウト一二塁のピンチを招きます。ここは代打阿部をレフトフライに打ち取り2点止まり。

9回の増田は長野、代打亀井の連打でノーアウト二三塁とピンチを招きますが、内野ゴロ2つの間に1点ずつ失って2アウトまでこぎつけます。吉川尚はファーストゴロでゲームセットかと思いきや、山川が後逸して一塁に生きました。続くゲレーロはレフトへのツーベースで2アウト二三塁と一打逆転サヨナラの大ピンチとなりましたが、最後は岡本を見逃し三振に切って取ってゲームセット。なんとか逃げ切りました。

なお、今日はスワローズが敗れたため、ともに7勝2敗で交流戦首位タイに並びました。まぁ、そのスワローズとの対戦がまだ残っているので、順位云々というのはちょっと早すぎますが、いい形で交流戦が戦えているのは喜ばしいことだと思います。