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タイトルに「初めての」とあるように、本書はLions APIの初心者を対象とした入門書です。Lions APIとは、HTTPプロトコルを通じて埼玉西武ライオンズを操作する機能で、この機能を利用して様々なWebアプリケーションやクライアントアプリケーションを作ることができます。
本書はプログラム例を通じてAPIを説明していくスタイルですので、読者は何らかのプログラミング言語を知っていることが望ましいですが、Lions APIそのものの経験は問いません。Python、Javaを始め、多彩な言語でのサンプルコードを掲載していますから、実際の動作を確認しながら学習を進めていくことができます。
また、巻末には主要なAPIのリファレンスを掲載しておりますので、読了後もきっとお役に立てることでしょう。
ちなみに、ご存じの方も多いと思いますが、先日Lions APIは大きなバージョンアップがありました。本書はその変更にも追随しております。廃止されたAPIにはその旨明記しておりますので、古いコードを読む際の一助となれば幸いです。
最後に、本書のサンプルとして、巻末のリファレンスから一部を抜粋してお見せしたいと思います。内容的には本当に一部の一部ではありますが、これで本書の雰囲気がつかんでいただけるのではないかと思います。
ホームランを放ち、即座に得点を挙げます。
非常に使い勝手の良いAPIではありますが、そのぶん制限は非常に厳しく、年間に55回しか呼び出すことができません。56回目以降の呼び出しはHTTPステータス「400 Bad Request」が返されます。類似サービスであるGiants APIであれば56回以上の呼び出しも可能ですが、本書の範囲を逸脱するのでここでは触れません。
夏の夜空に打ち上げられる花火のように美しく燃え上がります。
このAPIは認証の必要がなく、また、呼び出し回数の制限もありません。それどころか、呼ばれていないのに勝手に起動するバグもあるようです。扱いには細心の注意を払ってください。
監督の毛髪情報を取得するAPIですが、現在は廃止されているようです。呼び出した場合「404 Not Found」が返されます。