2021/05/31(月)若林が長期離脱へ
倒れたあとの状態を見ればただ事ではないと思っていましたが……。
西武若林楽人、左膝前十字靭帯損傷で長期離脱へ 12球団トップ20盗塁 - プロ野球 : 日刊スポーツ
盗塁王、ベストナイン、新人王あたりを狙えると思っていただけに、とても残念です。とはいえ、まだまだ先の長い選手ですから、焦らずにじっくり治してください。必要な戦力ではありますが、無理をするようなチーム状態ではありませんから。
今年は怪我人続出で、順位が沈んでいるにもかかわらず、試合を見ていてそれほど不満はなかったのは、若林、愛斗、呉、山田が躍動し、栗山が2000本安打に向けてヒットを重ね、高橋がエースとしてのピッチングを見せ、今井や松本に覚醒の兆しが見えていたからです。これで木村がコロナの隔離明けに普通にレギュラーに戻ったら、俺はめちゃくちゃ不機嫌になるぞw
2021/05/30(日)いろいろな意味で痛い
【埼玉西武 vs 阪神 第3回戦】 (2021年05月30日/メットライフドーム) 阪神 0 2 1 2 2 0 2 0 0 9 埼玉西武 0 3 2 0 0 0 3 0 0 8 [勝] 及川 1勝0敗0S [S] スアレス 1勝0敗16S [敗] 與座 0勝1敗0S [本塁打] 2回表 糸井 3号 2ラン (平井) 2回裏 愛斗 5号 3ラン (村上) 5回表 梅野 1号 2ラン (與座)
このところ勝ちから遠ざかっている平井ですが、今日もピリッとしません、2回に糸井のホームランで先制を許すと、愛斗のホームランで逆転に成功した直後の3回、1アウト一塁からマルテのヒットをセンターの若林がファンブルする間に同点に追いつかれます。しかも、このときに若林が膝を痛めて担架で運ばれる事態となりました。大事に至らなければいいのですが……。
3回裏に栗山、呉の連続タイムリーツーベースで2点を勝ち越しますが、4回表、糸井、梅野の連打と、木浪の送りバントを森が上手く処理できずにノーアウト満塁となり、ここで平井は降板となりました。代わりがいれば一度二軍に落としたいところですが、いますかね。
平井のあとを受けた佐野が近本のセカンドゴロの間と中野のタイムリーでランナーを二人返して同点とすると、ベンチは與座にスイッチ。與座はマルテを三振に切って取ったあと、大山にいい当たりを打たれますが、ショートの山田が斜め上に目一杯のジャンプをしてダイレクトキャッチ。超ファインプレイで同点止まりでしのぎました。
4回のピンチをしのいだ與座ですが、5回は2アウトから糸井にフォアボールを与えたあと、梅野のホームランで勝ち越しを許します。
6回は武隈が上位打線を三者凡退に抑えますが、6回は十亀が1アウト一三塁のピンチを招き、糸井の犠牲フライで追加点を許します。しかし、犠牲フライまでは仕方がないまでも、その後の返球がそれて一塁ランナーを二塁に進めてしまいました。結果的にはこれが致命傷に繋がった形で、梅野の左中間への当たりが前進守備のセンターの頭を越えてタイムリースリーベースとなりました。ランナーが一塁にとどまっていて、通常の守備位置なら追いついていた当たりでしたね……。
しかし、打線も粘りを見せ、その裏、呉のタイムリー、スパンジェンバーグのタイムリーで2点を返し、さらに1アウト満塁から愛斗の犠牲フライでもう1点を返しますが、二塁ランナーの山川が三塁を狙いかけて、結局二塁に戻ってタッチアウト。レフトフライで送球の乱れもないのになぜ三塁に行こうと考えたのか。最悪のボーンヘッドで同点、逆転のチャンスは潰れました。
8回に代打メヒアがツーベースで出塁したあと、代打岡田が送りバント、森が敬遠で1アウト一三塁のチャンスを作りましたが、中村、栗山が倒れて同点ならず。9回も2人のランナーを出しましたが、得点には至らず、1点差でこのカード負け越しとなりました。
2021/05/29(土)交流戦初勝利
【埼玉西武 vs 阪神 第2回戦】 (2021年05月29日/メットライフドーム) 阪神 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 埼玉西武 0 1 0 0 0 0 0 0 X 1 [勝] 今井 3勝2敗0S [S] 平良 1勝0敗3S [敗] 伊藤将 3勝2敗0S [本塁打] 2回裏 山川 5号 ソロ (伊藤将)
昨日の嫌な負けを吹き飛ばすような投手陣の好投でした。
先発の今井は、初回に近本、中野の連打でいきなりピンチを背負ったものの、そこをしのいだあとは落ち着いていました。おそらく昨日の試合でストレートをとらえられている場面を見ていたのでしょうが、上手く変化球を使ってタイミングを外すことができていたと思います。そして、ストレートも内、外のいいところに決まっていました。このピッチングならそうそう打たれるわけがありません。
しかし、その今井は6回先頭の近本の打球を左手首に受け、そのまま降板となってしまいました。グラブを弾き飛ばすような打球でしたし、映像で見ても手首にはっきりとボールのあとと内出血が見える状態だったので、怪我の具合が少し心配です。ライオンズお得意のアイシングで様子を見る→やっぱり骨に異常がありましたー!だと困るのですが、今回は都内の病院に向かったとのことなので、正確な結果が出ることでしょう。何もないことを祈ります。
緊急登板となった宮川は、回またぎとなった7回に満塁のピンチを招きましたが、代打糸井を素晴らしいストレートで三振に打ち取ってしのぎました。最初からそのボールを投げてくれw
8回は武隈と十亀でゼロに抑え、9回は平良が登板。先頭の大山にフォアボールを与えたときはどうなることかと思いましたが、後続を打ち取ってゲームセット。山川のホームランで上げた1点を守り切りました。なお、今日の無失点で、平良は開幕から26戦無失点というパ・リーグ記録に並びました。なぜこんなすごいリリーバーがいるのに今年はこんなに苦戦しているんだ……。
ちなみに、最後はレフトファウルフライを岸のファインプレイでアウトにしましたが、防球ネットに当たっているというリクエストがあったものの、覆らずにそのままゲームセットとなりました。ただ、気持ちはよくわかるのですが、リクエスト後に抗議をした矢野監督は退場にするべきでした。まぁ、もう試合はそのまま終わるんですが、こういうところを有耶無耶にしてはいけません。
2021/05/28(金)不貞寝します
【埼玉西武 vs 阪神 第1回戦】 (2021年05月28日/メットライフドーム) 阪神 0 1 1 0 0 2 1 0 5 10 埼玉西武 0 0 0 0 2 2 3 0 0 7 [勝] 斎藤 1勝0敗0S [S] スアレス 1勝0敗15S [敗] ギャレット 0勝2敗2S [本塁打] 2回表 佐藤輝 11号 ソロ (高橋) 6回表 サンズ 12号 ソロ (高橋) 6回表 佐藤輝 12号 ソロ (高橋) 6回裏 森 6号 ソロ (青柳) 7回裏 中村 4号 2ラン (馬場) 9回表 佐藤輝 13号 3ラン (ギャレット)
明日がんばろ、明日。
さすがにリリーフ陣は配置転換をしたほうがいいと思うのですが、ギャレットの代わりのクローザーがいないのが辛いところです。増田さん早く帰ってきてください……。
ほかに信頼できるリリーフがいるのであれば平良をクローザーというのも有りでしょうが、現状で単に平良を9回に回しただけでは、勝ちゲームの9回を抑える可能性は上がる(というかほぼ100%勝てるでしょう)ものの、リードを保ったまま9回を迎える可能性が著しく落ちるわけで、全体的な勝率の向上にはつながらないでしょう。ピンチを迎えたりキツい打順を迎えたときに早めに投入できなくなるデメリットのほうが大きいかと思います。
2021/05/27(木)緊急事態
【広島東洋 vs 埼玉西武 第1回戦】 (2021年5月27日/Mazda Zoom-Zoomスタジアム広島) 埼玉西武 3 1 0 0 0 0 0 0 0 4 広島東洋 0 1 0 0 0 2 1 0 0 4 [本塁打] 2回表 若林 2号 ソロ (床田)
源田が新型コロナ陽性ということで、源田本人だけでなく、接触のあった7人の選手もベンチ入りから外さざるを得ず、予告先発のニールではなくダーモディが先発することになり、また、控え野手が2名という異例の試合になりました。
DHなしで控え野手が少ないのは不利すぎるのですが、幸いなことに(?)先発のダーモディが5回まで3度打席に入り、継投に入ってから9番に打順が回ってきたのは1度だけでした。
そのダーモディですが、本来先発の予定でなかったことを考えれば、5回で8安打打たれたものの1失点に抑えたピッチングは上出来と言っていいと思います。勝ちをつけてあげたかったですね……。
打線は初回に山川の2点タイムリーツーベースと呉の犠牲フライ(とレフトのエラー)で3点を先制し、2回には若林のホームランで追加点を挙げたものの、守備の乱れもあってリードを守ることはできませんでした。まぁ、状況を考えれば負けなくて良かった、というところでしょうか。
しかし、明日からのタイガース戦はどうなるんでしょう。というか、選手たちは所沢に帰れるんですかね。ギリギリまで粘って無理矢理1試合消化した代償は非常に高くつきそうです。この連鎖を止めるためにも、タイガース戦はさっさと3試合中止にしてしまったほうがいいんでしょうが、カープ戦が2試合残っている上にさらに3つ中止はキツいので、なかなか難しい判断になりそうです。
前にも同じ事を書きましたが、今年は全チームが143試合消化できないかもしれない特別なシーズンだと割り切ったほうがいいのでは。