2015/04/30(木)明日から5月
【千葉ロッテ vs 埼玉西武 第5回戦】 (2015年4月30日:QVCマリンフィールド) 埼玉西武 0 0 0 1 0 0 1 0 0 2 千葉ロッテ 1 2 0 0 0 0 0 0 x 3 [勝] 涌井 3勝3敗0S [S] 西野 0勝1敗6S [敗] ルブラン 2勝3敗0S [本塁打] 1回裏 中村 1号 ソロ (ルブラン) 7回表 浅村 3号 ソロ (涌井)
1点差ですが内容的には完敗です。タイムリー、ホームランで2打点を挙げた浅村はお見事でしたが、左打者が軒並み左右の揺さぶりにやられていて、ちょっと点を取れるイメージが湧きませんでした。
ルブランは立ち上がりから先頭打者ホームランを浴びるなどあっさり失点しますが、トータルで見てみると6回3失点(自責点2)とゲームは作ってくれています。いいんだか悪いんだかよくわかんないんだよなー、この人w まぁ、この前岡本洋がかなり悪かったので、まだしばらくは先発で使われるとは思いますが。
さて、今日で4月も終わりです。13勝11敗1分と2つ貯金を作って5月に入ることになります。戦前の予想からすれば大健闘ではあるのですが、やり方によってはもう少し勝てていたんじゃないかという思いもあります。田辺監督、ちょっと形にこだわりすぎじゃないですかね? 正直言って20試合を超えて2割を切っている、そして上向く気配も見えない選手を2番や5番に固定し続けるというのはどうなんでしょう……。
ともあれ、明日からは我々が手のひらを返さざるを得ないような活躍をしてくれることを期待しています。そういうときのために我々ライオンズファンは手首を鍛えているのですから。
2015/04/29(水)プロの洗礼
【千葉ロッテ vs 埼玉西武 第4回戦】 (2015年4月29日:QVCマリンフィールド) 埼玉西武 4 0 1 1 0 0 1 0 0 7 千葉ロッテ 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 [勝] 十亀 2勝1敗0S [敗] 田中 0勝1敗0S
他チームのルーキーにプロの厳しさを教えていただくことの多いライオンズ打線ですが、今日はマリーンズ田中を初回から攻めました。
秋山、栗山連続フォアボールのあと、浅村のタイムリーで1点を先制。続く中村のタイムリーツーベースでもう1点追加すると、メヒアが倒れたあと、森にもあわやセンターバックスクリーンへのホームランかというツーベースでさらに2点。3回には斉藤のタイムリーでもう1点追加し、この回限りで田中をマウンドから引きずり下ろしました。
対するライオンズ先発の十亀ですが、こちらも不安定な立ち上がりでした。初回、清田フォアボールのあと、鈴木、角中の連打でノーアウト満塁のピンチを招きます。ただ、ここからデスパイネを三振、今江をショートライナー、クルーズをショートゴロに打ち取り、なんとか無失点でしのぎました。
2回以降の十亀は完全に立ち直り、7回を無失点に抑えて今シーズン2勝目。悪いときは真ん中に吸い寄せられていくストレートが低めに決まっていたのが効いていました。毎回これだけ制球がついていれば、簡単に二桁勝てるピッチャーになれるんだけどなぁw
2015/04/29(水)石川の前に沈黙
【千葉ロッテ vs 埼玉西武 第3回戦】 (2015年4月28日:QVCマリンフィールド) 埼玉西武 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 千葉ロッテ 0 0 0 0 1 1 0 2 x 4 [勝] 石川 3勝0敗0S [敗] 菊池 0勝1敗0S [本塁打] 5回裏 清田 1号 ソロ (菊池) 6回裏 クルーズ 3号 ソロ (菊池)
昨日の試合から。ライオンズ的にはほとんど見所がないのでサラッと流しますw
復帰登板となった菊池でしたが、白星で飾ることはできませんでした。ただ、素人目にも分かるくらい去年よりも大きく腕が振れていましたので、今年は期待できると思います。試行錯誤してこのフォームに持っていったと思いますが、これをしっかりと自分のものにしてもらいたいと思います。
打つほうは石川の前にわずか2安打に抑え込まれて完封負け。手も足も出ませんでした。
2015/04/28(火)伊原春樹『指導者は嫌われてこそ一人前』感想
- 作者: 伊原春樹
- 出版社/メーカー: ベースボールマガジン社
- 発売日: 2015/04
- メディア: 単行本
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本書は2部構成で、第1部では理想の監督像を追いかけ、第2部では走塁理論についてまとめられています。
第1部は想像の範囲から外れたような内容はほとんどなく、おそらく皆さんの想像通りの内容が書かれています。森監督、原監督を絶賛している一方、野村監督にネチネチ嫌味を書いている辺りは苦笑せざるを得ませんでしたw
意外だったのは東尾監督も高く評価していたことくらいですかね。最初の監督就任時に「普通にやれば勝てる」と言っていたのは、同等の戦力で優勝できなかった東尾への当てつけだと思っていたのですが、そういう意図はなかったようです。
そして第2部。こちらはページをめくる手が止まりませんでした。打者走者を含め、それぞれの走者が場面に応じてどのようにプレイすれば良いのか、また、コーチはどのように指示を出せば良いのかがまとめられていますが、これが非常に面白かった。たとえば「一塁走者」についてだけでもこれだけの項目について書かれています。
●相手のサイン ●クセ盗み ●けん制 ●リード ●帰塁 ●盗塁 ●スランプ ●中間走 ●スライディング ●一塁走者のみの状況 ●野手のタッチプレー ●一塁線のゴロ ●けん制での飛び出し ●無死一塁での基本 ●一死一塁での基本 ●無死または一死一塁での左中間、右中間、左翼線、右翼線への打球判断 ●右翼線方向の安打 ●低いライナー打球 ●外野への飛球 ●バントでの判断 ●エンドラン ●ワイルドピッチ、パスボール ●ピックオフへの注意 ●一、二塁での一塁走者 ●無死一、二塁での一塁走者 ●一死一、二塁での一塁走者 ●一、三塁での一塁走者 ●無死または一死一、三塁での浅いフライ ●無死または一死一、三塁での内野前進守備 ●満塁での一塁走者
それぞれの項目について選手やコーチが何をするべきなのか、あるいはするべきではないのか、どんな点に注意するべきかといったことがまとめられています。ある程度常識的なことも書かれていますが、「そんな細かいところまで観察しながらプレイするのか」という驚きもありました。これらのことを人に伝わる形で明確にまとめられるというだけで、超一流の走塁コーチなのだということを改めて感じます。
また、野村監督と上手く行かなかった理由も何となく分かったような気がしました。これだけの理論を確立していれば、同じように理詰めで采配を振るっている野村監督の理論と相容れないケースもあるでしょう。伊原さんの理論では「一つでも先の塁を奪うこと」に重点が置かれていますが、監督の立場からすればもうちょっと引いた視点から試合を見ている。勝つために選ぶ選択肢が異なることも多々あったでしょう。それが積み重なれば大きなすれ違いになってもおかしくありません。お互いに思ったことをすぐ口に出しちゃいそうだしw
残念だったのは、あくまでも2部構成の片方であったため、この走塁理論については60ページほどしか書かれていなかったこと。ぶっちゃけ第1部はいらないので第2部だけで1冊書いていただきたかったw
というわけで、本屋さんで第2部をチラ見していただいて、気に入った方はお買い求めいただいても損はしないと思います。かなり客層を選ぶとは思いますが。
2015/04/27(月)菊池、明日初先発
菊池が帰ってきました。
http://www.npb.or.jp/announcement/201504/starter_pl.html
開幕2週間くらいはかなり安定していた先発陣ですが、このところ化けの皮がはがれてきた感がありますので、ここにきての復帰は心強いです。いいピッチングを見せてくれることを期待しています。
あとはエースなんだよなぁ……。