2018/09/10(月)技術書典5にサークル参加します

2018/09/10 23:43

技術書典5のサイトが一般公開され、私達のサークルの情報も公開されました。

https://techbookfest.org/event/tbf05/circle/55000003

現在鋭意執筆中ですが、本の内容はほぼ確定していますので、ご興味のある方は「か09」にぜひお越しください。

私は9月18日のPyCon JPで発表するということもあり、今週が色々な意味で山場なのですが、発表もこの本もいいものにできるように全力を尽くしますので、どうぞよろしくお願いいたします。

ちなみに、よりによって8月31日にTranscryptに大幅な変更が入りやがった影響で、PyCon JPの発表、およびこの本の原稿に多大なダメージを受けました。現在必死にリカバリー中ですw

2018/09/06(木)技術書典5で『ほぼPythonだけでサーバーレスアプリをつくろう』を頒布します

2018/09/06 22:54

Thunder Clawは技術書典5にサークル参加します。スペース「か09」にて『ほぼPythonだけでサーバーレスアプリをつくろう』という本を頒布する予定です。

20180906-01.png

タイトルにあるように、この本ではほぼPythonだけでサーバーレスアプリをつくります。「つくる」というのは実装して終わりではなく、テストコードの作成まで含めてのことです。ChaliceというAWSマイクロフレームワークでバックエンドを実装し、TranscryptというPython→JavaScriptのトランスパイラでフロントエンドを実装し、pytestというテストフレームワークでユニットテストを実装し、SeleneというSeleniumラッパーでUIテストを実装します。これらはすべてPythonのパッケージです。

第I部「実装編」はアプリエンジニアの私が、第II部「テスト編」はQAエンジニアの@joe_uragamiが執筆を担当しました。このようにプロジェクトを横断した形で書かれた本というのはなかなかないと思いますので、その点も楽しんでいただければと思います。

また、今回はジョン湿地王先生に表紙のイラストを描いていただきました。ありがとうございました。実は我々は技術書典4に落選しており、先生にはそれに間に合うように発注をしていたので、3月には手元にイラストが手元にある状態でした。執筆に疲れたときにはイラストを眺めて英気を養ったものです。ある意味ではイラスト駆動執筆ですねw

現在最後の追い込み中で流動的な部分もありますが、ページ数は130ページ前後を予定しています。140ページを超えると入稿の締め切りが早まるので、そのラインは超えないはずですw また、こちらもまだ確定ではありませんが、頒布価格は紙と電子のセットで1000円を考えています。

最後に、まだ仮ではありますが、目次を載せておきますので、興味を持たれた方は当日足をお運びください。なお、執筆途中で著者たちの病気が出てしまったため、第I部はニンジャスレイヤー、第II部はポプテピピックのネタが時折挟まれますが、その点はご容赦いただければ幸いです。

目次

  • 第I部 実装編
    • 第1章 Pythonで実装をしよう
    • 第2章 開発環境の構築をしよう
    • 第3章 ChaliceでWeb APIの実装をしよう
    • 第4章 boto3でデータの永続化をしよう
    • 第5章 Transcryptで画面の実装をしよう
    • 第6章 Pipenvでリリースを簡単にしよう
  • 第II部 テスト編
    • 第7章 Pythonでテストをしよう
    • 第8章 pytestでユニットテストをしよう
    • 第9章 pytestでAPIテストをしよう
    • 第10章 SeleneでUIテストをしよう
    • 第11章 手動テストは……流石に手でやろう
    • 第12章 CI/CDでテストを実施しよう