2009/10/25(日)MS系プログラマがJavaを勉強するよ
Java信者の上役に「Cができるってことはポインタとか分かるんですか?」と「人を馬鹿にするのも大概にしろ」と思うようなことを言われてかなりムカついたので *1 、Java信者に馬鹿にされない程度にJavaができるようになろうと思いました。負の感情って前を向くとものすごいエネルギーになるんだぜw
今の私のスペックなんですが、冷静に考えてみると今の流行からは完全に外れているような気がします。
- メインはC、C++
- というかVC
- MFCに頼り切っていたのでSTLはわりと怪しい
- Java言語そのものはなんとかなるけどフレームワークとかよく分からん
- COBOLも読めなくはない
- Perlもなんとかならなくはない
- 実はVB大好きっ子
- というかみんなVBAを舐めすぎだよね
- 汚いHTMLを書く奴は死ねばいいのに
- Rubyはあまり好きじゃなかったけど、Railsは素直にすげぇと思った
- 今さらPHPに興味津々
- Pythonが世界を制する日を正座して待っています
最大のネックは「Javaのオブジェクト指向」を多分よく分かっていないこと。Python信者からすれば、クラスだけではなく、関数も、モジュールも、パッケージも、ありとあらゆるものがオブジェクトなのであり、単なるクラス指向をオブジェクト指向と呼ばれても困るのです。この点からすれば、すべてがオブジェクトではないものの、逆にすべてのものをクラスの内側に定義する必要のないC++のほうがまだ馴染みやすい。というかC++の泥臭さ最高! 最高!
……脱線しました。
当面の目標は2つ。
- 流行っているフレームワークくらいは使えるようになること
- C++っぽくない、Javaっぽいソースを書けるようになること
というわけで、今やっている社内プロジェクトはSpring、Hibernate、Velocityを使っているので、それを踏まえてフレームワークの本を1冊買ってきました。
TECHNICAL MASTERはじめてのJavaフレームワークStruts/Spring/Hibernate対応
- 作者: 岡田賢治
- 出版社/メーカー: 秀和システム
- 発売日: 2006/08/31
- メディア: 単行本
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ただ、買ってきたはいいけど、家に帰ってきて調べてみたら、今年の2月に改訂版が出てやがったw
TECHNICAL MASTERはじめてのJavaフレームワークStruts12/Spring/Hibernate対応
- 作者: 岡田賢治
- 出版社/メーカー: 秀和システム
- 発売日: 2009/02/19
- メディア: 単行本
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比べてみるとStrutsのバージョンが2.xに上がっているようですが、Strutsは今のプロジェクトでは使わないっぽいので気にしないことにします。
昨日から読み始めて、一応本のサンプルどおりに進めていますが、環境だけは付属のCD-ROMではなくネットから最新版を落としてきて使っています。昨日、今日でとりあえずChapter5まで。
- Chapter1 開発環境を整える
- Chapter2 Webアプリケーションの全体像
- Chapter3 JSP/Servletをプログラミングする
- Chapter4 データベースの基礎
- Chapter5 JDBC
さすがにここまでは全て知っていることなので躓くようなこともなく。ServletとかJSPとかを頑張って書くようなWebアプリであれば、今までの知識でも充分に作れましたので。もっとも、今さらそんな案件ないけどw
ちなみに、ここまでの記述は基本から丁寧に書いてあったので、同じプロジェクトの汎用機メインだった人に見せてあげようかと思います。Amazonのレビューでは酷評されていたけど、こういうレベルの記述が役に立つ人も必ずいるはず。
Chapter6はHibernateのサイトが落ちていてダウンロードできず、先に進めることができないので明日以降にw
*1:C言語はポインタなしでは文字列すら扱えません。