2004年7月14日から8年以上の間、[はてなダイアリー](http://d.hatena.ne.jp/)、[はてなブログ](http://hatenablog.com/)にお世話になってきましたが、このたびVPSを契約してWordPressでブログを運営していくことにしました。
はてなでは「EXIT\_FAILURE」というタイトルで日記、ブログを書いてきたのですが、そもそもC言語の異常終了を表す定数に由来する言葉なのであまり縁起がよろしくありません。開設するときは「いつ更新を放棄するか分からないから『異常終了』でいいんじゃね?」くらいの軽い気持ちでタイトルをつけたものの、8年も続いてしまうと「更新が異常終了するということは俺が事故にでも巻き込まれるってことか? 縁起が悪い」という思いが出てきました。それに、毎日のように「EXIT\_FAILURE 値」「EXIT\_FAILURE C言語」という検索キーワードで辿り着く方もいらっしゃったので、そういう方々に少し申し訳ない気持ちもありました。
タイトルを変えることはすぐに決まっても、肝心の新タイトルがなかなか決まらなかったのですが、ふと学生時代に更新していたWeb日記のことを思い出しました。「日記」と言ってもそれほど頻繁に更新していたわけではないものの、毎回拙いなりに一所懸命に文章を書いていましたし、更新する行為自体がとても楽しかったことを覚えています。その気持ちを思い出すために、当時のタイトル「Short Circuit.」を新タイトルにしよう……と思ったのですが。
「Short Circuit」でググるとこればっかりヒットするじゃないですか。
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これはよろしくありません。このアルバムは私もIからIIIまですべて持っていますが、それでもよろしくありません。タイトルを変える目的の一つが検索の誤爆を防ぐことだったのに、変えたあとのタイトルでも誤爆を招いてしまうのは駄目です。
……じゃあひらがなにすればいいんじゃね?
というわけで、タイトルが「しょーとさーきっと。」に決定しました。
ちなみにこのタイトルは上記のI'veのアルバムとは関係なく、プログラミング言語における短絡評価「short-circuit evaluation」に由来しています。
[crayon lang="java"]
if (obj != null && !obj.isEmpty()) {
// 処理
}
[/crayon]
objがnullの場合、その時点で条件式がfalseになるのは確定しているので、&&の右オペランドは評価されない、という機能です。上記の例のようにNullPointerExceptionを防ぐために使われることが多いやつですね。同じプログラミングネタではありますが、「EXIT\_FAILURE」よりはずいぶん前向きな単語ではあると思います。
それでは皆様、「EXIT\_FAILURE」改め「しょーとさーきっと。」をどうぞよろしくお願いいたします。