2013/12/30(月)Ruby on Railsチュートリアルをやってみた

2013/12/30 23:13

左膝痛につき、今日も家でじっとしていました。家の中の移動ですら難儀する状態で、来客にも居留守を使わざるを得ませんでした。たぶん新聞の集金だったんだよなー。申し訳ないことをしました。明日販売所で直接払ってこよう。

さて、今日はDjangoでの開発を進めつつ、Ruby on Railsのチュートリアルを進めていました。

私はこれまでに入門書などで「Railsで一応アプリが作れる」程度の知識は身につけていました。もちろん、使いこなせているとはお世辞にも言えない状態ではありますが、SI業界で跋扈している「Javaできます」と言っている自称ベテラン技術者が書くJava程度のコードは書けるようになったと思っています。

そんな私がRailsに持っていた正直な感想は「黒魔術満載で気持ちが悪い」というものでした。一番長く使っている言語がJavaだからかもしれませんが、「設定より規約」という考え方には馴染めないのです。

もちろん、Railsの生産性が圧倒的に高いのは事実です。ただ、「なんだかよくわからないけど動いている」という状態はかなり気持ち悪い。これならば、たとえXML地獄だったとしても素のStrutsのほうが落ち着きます。いや、またStrutsで開発したいかというと決してそんなことはありませんがw

今回このチュートリアルをやってみて、Railsに対する印象が少し変わりました。私が漠然と「黒魔術」と思っていたものにも二種類あったんですよね。

  • Scaffoldなどのツールが生成するコードが色々なことをやってくれるのが気持ち悪い
  • コードに書かれていないけれどRailsが良きにはからってくれるのが気持ち悪い

チュートリアルではScaffoldを使わず、コードを自分の手で組み立てていきます。そういった取り組みのおかげで、前者の気持ちは少し収まった気がします。残念ながら後者の気持ち悪さは未だに拭えていないのですが、以前よりは拒絶反応はなくなりました。

チュートリアルですから、本来はRailsの入門者向けなのでしょうが、それ以外にも「Railsでなんとなくアプリが作れるようになったけど、裏で何をやっているかわからないので違和感がある」という人にもお勧めできると思います。