2014/03/02(日)白取春彦『頭がよくなる思考術』感想
2014/03/02 22:28
積読本を減らすためには読むしかないのであります。
- 作者: 白取春彦
- 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 発売日: 2005/10/14
- メディア: 単行本
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具体的な頭の使い方ではなく、哲学的な考え方のお話なので、タイトルどおり「頭がよくなる」かと言われると微妙ではありますが、面白い内容でした。
特に印象に残ったのは以下の内容。
わたしは本を書くのが仕事である。だから、キーボードに向かって執筆することが生産だと人は思っている。ところが、実際にはそうではない。工場にたとえれば、執筆はすでに包装と出荷の段階の作業であり、生産はすでに終わっているのである。
どの仕事も同じようなことを言われるんですねぇw
私もSEという仕事ですが、必ずしも四六時中PCと向き合っているわけではありません。紙に図を書いたり、コーヒーを飲みながら天井を見上げたり、そうやって考える時間もまた仕事のうちなのです。まぁ、さすがにPCに向かうのが「包装と出荷の段階」とまでは言いませんが。
というか、PCに延々と向かっているということは、コーディングが順調に進んでいる、という望ましい状況のこともありますが、どちらかというと原因がわからなくて泣きそうになりながらデバッグしている記憶ばかりです。
……なぜ日曜日の夜にこんな想像をしてしまったのでしょうか。ただでさえ月曜日は憂鬱なのにw