2005/06/21(火)VideoGame Baton

2005/06/21 26:34

「何にもない日々。」のキンバラさん(id:nosubstance)からバトンが回ってきました。さすがに「VideoGame Baton」は普通に「ビデオゲームバトン」と読めましたよ、ええ。

さて、「お前が書くことだし、どうせ駄目なゲームばっかりなんだろ?」と思われる方も多いと思いますが……その通りです! どうせ駄目な文章ばかり晒しているんだし、今更カッコつけてもどうしようもないしね!

……どこかで見たような文章だな。

□ Total volume of game files on my computer(コンピュータに入ってるゲームファイルの容量)

  • 82.4GB

入れすぎ! 入れすぎ! しかも60GB以上はパッケージにキラキラした丸いシールが張ってあるやつ*1です。 駄目すぎ! 駄目すぎ!

□ Game playing right now(今進行中のテレビゲーム)

両方とも「テレビゲーム」じゃないんですけど、まぁいっか。

  • クイズマジックアカデミー2*2

ハマりっぷりは普段の日記を見ていただければよく分かると思います。

  • フェチ3 裏の記憶*3

家ではこっちですね。エロすぎて全然先に進めません! 助けてください!

□ The last video game I bought(最後に買ったテレビゲーム)

  • フェチ3 表の記憶*4
  • フェチ3 裏の記憶*5

2本セットで買っても価格的には1本ぶんとほとんど変わらず。何か得した気分。

□ Five video games I play to a lot, or that mean a lot to me(よく遊ぶ、または特別な思い入れのある 5 作)

  • クイズマジックアカデミー2/アーケード*6

コナミのアーケード用通信対戦クイズゲーム。

毎日プレイ日記を書いているので、ここで改めて語るようなことがほとんどないような気も。しかし、せっかくここで取り上げましたので、このゲームの魅力は何なのか考えてみたいと思います。

クイズだから、自分の知識が試せるから……というのはあまり大きな理由ではないと思います。そりゃ、始めたばかりのころはそういう面もありましたが、最上級クラスの問題になると、初見で解ける問題なんてほとんどなくなってしまいます。

嬉しいのは、やはり勝負どころで以前間違った問題をきっちり取れたときでしょうか。自分が成長しているんだということを感じることができますから。まぁ、このあたりが「クイズじゃない」と批判される理由ではあるんですが……。

また、正解率、平均順位、寮貢献度、優勝回数……と、自分のプレイデータが数字としてはっきり残るので、目標を立てやすいんですよね。実際、私も毎月目標を立てて、達成したり達成できなかったり達成できなかったり達成できなかったりしています。

打倒すべきは昨日の自分!

クマ・クマ・クマ!: 打倒、オレ!

ダラダラと書いてきましたが、一言でビシッと言えばこういうことかと。心に響くいい言葉です。

この言葉を聞いて「おっ」と思うような方は、上位まで上がっても楽しめるのではないでしょうか。逆に、こつこつと「それなりに」続けていても、結果が得られるようなことはまずありえませんので、そういうことを期待する方は青銅賢者までで止めておく方が無難だと思います。

ちなみに、私の普段の日記だけを見ていると、どうも殺伐としたゲームに見えるかもしれませんが、青銅賢者以下はもっとまったりしていると思います。「興味はあるけど恐いなぁ」と思っている方は、恐がらずに一度プレイしてみてください。

  • ベストプレープロ野球'00/Windows*7

パリティビットの野球SLG。

美しいグラフィックがあるわけでもなく、派手な演出があるわけでもありません。淡々と采配を振るって、チームを優勝に導く、ただそれだけのゲームです。

このゲームの最大の魅力は、なんとなくそれっぽいデータを作れば*8、なんとなくそれっぽい結果に落ち着く、その絶妙なバランスにあると思います。しかも選手のパラメータはかなりシンプルです。パラメータは選手一人あたり10個ほどしかありませんし、ほとんどのパラメータがS、A、B、C、D、Eの6段階という大雑把さ。「それっぽいデータ」が簡単に作れるんですよね*9

また、もう一つの楽しみ方として、架空のリーグを楽しむ、というのがあります。選手データが自由に変更できることを利用するわけです。私も現実のプロ野球以上にハマっていた時期もありました。球団公式サイトを作ったりね。社会人になった今ではもう無理でしょうけど。学生の時はそれこそ無限に時間があったからなぁ。

ちなみに、このゲームのグラフィックがしょぼいのは事実ですが、そのうち、個性のないグラフィックの中でも、西口が投球後に一塁側によろめく光景や、カブレラが打った瞬間ホームランを確信してレフトスタンドを見つめながら歩き出す光景や、見逃し三振で球審が必要以上にプルプルする光景が見えてきます。人間の想像力って素晴らしい。

  • 東方永夜抄 ~ Imperishable Night./Windows*10

えーりん! えーりん! ……失礼。

上海アリス幻樂団の弾幕STGです。ここでは最新作の永夜抄を挙げましたが、以下はシリーズ全てについてのコメントです*11

永夜抄に限らず、東方シリーズはクリアするだけならそれほど難しくはありません。誰でも練習すれば最後まで行けるようになります。しかし、このゲームの目的はそんなところにはありません。

このゲームの目的は「スペルカード」と呼ばれるものをコンプすることにあります。そのスペルカードをゲットするためには、該当の弾幕をノーミスノーボムで突破しなければいけません。ええ、これが厳しいんです。切り抜けるのが目的であればボムを使いまくればいいんですが、スペルカード回収ではそうは行きません。

それから、スペルカードの名前が素敵なんですよね。その弾幕のイメージにぴったりです。ゲーム自体のストーリーはあってなきが如しなのですが、スペルカードにストーリー性を感じてしまう、みたいな。まぁ、ゲットするまでは名前に感心している余裕はないんですけど。

このゲームに関しても、私を突き動かしているのは「もっともっと上手くなりたい」という気持ちです。ジャンルは違いますが、これもQMAと同じような魅力を持っているのかな。

  • ブランディッシュ3 スピリット・オブ・バルカン/PC-9801*12

ファルコムがまだファルコムだった時代*13のフルマウスオペレーションアクションRPG。

まず、アクションなのに「フルマウスオペレーション」ってのがすごい。で、それが快適に操作できるのがさらにすごい。マジで快適。ジョイパッドよりよっぽど快適。ブランディッシュ1がスーファミに移植されたことがありますが、あれってやりづらくなかったんですかね?*14

ゲームそのものの魅力という意味では、やはり謎解きの楽しさがあるでしょう。謎解きが必要な場面では、石版にえらく抽象的な文章が書いてあって、そのとおりに行動しないと先に進めなかったりします。

この謎がやっかいなもので。何度も何度も行き詰まりました。ある時など2日間悩み続けたことがあります。その謎が解け、先に繋がる扉が開いた時は、夜中なのに思わず「開いたー!!」と叫びましたよ。親に怒られましたよ。ごめんなさいごめんなさい。

改めてやってみたいので、ブランディッシュ1、2、3、4をまとめて復刻希望……*15

  • 遺作/PC-9801*16

エルフのAVG。エルフのゲームの中でも「同級生2*17」「この世の果てで恋を唄う少女 YU-NO*18」「ドラゴンナイト4」「ワーズワース」辺りと迷ったんですが、あまりメジャーなやつをピックアップしても面白くないと思いましたので。

ストーリー自体は単純明快。旧校舎に閉じ込められた主人公達が、アイテムを集め、そのアイテムを使って脱出する。そんだけ。そんだけなんですけど……。

まずシステムが秀逸。基本的には「何を」使うか選択し、「どこに」使うかマウスで選択します。オペレーション方法こそ当時画期的なものでしたが、やっていることは古きよき時代のコマンド入力式アドベンチャーと同じです。選択肢総当り式AVGと違い、自分の頭で考える必要があります。このシステムは難易度を上げていましたが、逆に謎を突破した時の喜びを大きくしてくれました。

また、私のツンデレ好きはこのゲームが原点だと思います、多分。美由紀かわいいよ美由紀。

それにしても、これと同級生2を同じ年にリリースした当時のエルフの開発力は、本当にすさまじいものがありましたね。

□ Five people to whom I'm passing the baton(バトンを渡す5名)

私からは誰にも回さないことにします。5本のバトンはここに置いておきますので、ご自由にお持ちください。どなたでも大歓迎です。

*1:最近は長方形のシールの団体を通すブランドも増えてきましたけどね。

*2http://www.konami.co.jp/am/qma/qma2/

*3http://www.ume.gr.jp/game/fetishism3/inside/

*4http://www.ume.gr.jp/game/fetishism3/outside/

*5http://www.ume.gr.jp/game/fetishism3/inside/

*6http://www.konami.co.jp/am/qma/qma2/

*7http://www.paritybit.co.jp/Bestplay/bpwin00/bpn2000.htm

*8:このゲームでは、選手、監督のデータは自分で好き勝手に変更できます。

*9:もちろん、何度も微調整する必要はありますけど。

*10http://www16.big.or.jp/~zun/html/th08top.html

*11:と言っても、私はWindows以降しか知らないのですが。

*12http://www.falcom.co.jp/newgames/other/br3_98.html

*13:もちろん今もファルコムなんですけどね。まぁ、なんと言うか、オールドファンには分かっていただける表現かと。

*14:私は未プレイです。

*15:3まではPC-9801向けなのです。

*16http://www.elf-game.co.jp/cgi-bin/shop/imgframe.cgi?action=cap&code=d0012&file=dos

*17http://www.elf-game.co.jp/cgi-bin/shop/imgframe.cgi?action=cap&code=d0010&file=dos

*18http://www.elf-game.co.jp/cgi-bin/shop/imgframe.cgi?action=cap&code=d0015&file=dos