2021/05/20(木)一歩及ばず
【埼玉西武 vs 福岡ソフトバンク 第11回戦】 (2021年05月19日/メットライフドーム) 福岡ソフトバンク 0 1 0 1 3 0 0 0 1 6 埼玉西武 1 0 0 1 0 1 2 0 0 5 [勝] 岩崎 2勝1敗0S [S] モイネロ 0勝0敗5S [敗] ギャレット 0勝1敗2S [本塁打] 4回裏 中村 3号 ソロ (松本)
昨日の試合です。
ライオンズは初回に今宮のタイムリーエラーで先制。逆転された直後の4回には中村の久しぶりのホームランで同点に追いつきます。5回に守備の乱れもあって勝ち越しを許しますが、6回に若林のタイムリー、7回に愛斗の2点タイムリーで同点に追いつきました。しかし、9回に長谷川の犠牲フライで勝ち越しを許し、これが決勝点になりました。
打たれたのはギャレットですが、松田のツーベースのあと今宮のバント、長谷川の犠牲フライときっちり攻められた結果ですし、彼一人に責任がある敗戦ではありません。また、先発の今井も7回5失点(自責点3)ではありますが、5回はちょっと気の毒な展開だったので、これで負けがつくのはちょっとかわいそうですね。
若林の3三振が4回2アウト満塁、7回2アウト満塁、9回2アウト一二塁の場面だったということで目立ってしまいますが、これは将来への投資と考えれば仕方がない凡退だと思います。そもそも6回にはタイムリーを打っているわけで、得点圏4打数1安打のルーキーを叩いている方々は少し冷静になったほうがいいんじゃないかな。
直接の敗因とまではいいませんが、途中代走から入って、9回ノーアウト一塁であわやゲッツーかという送りバント失敗をした金子侑司さんには猛省を促したいところです。特に表の攻撃でホークスがバントを絡めて決勝点を奪っているだけに、金子の駄目さが際立ってしまいました。先日の怠慢プレイは論外として、守備走塁を見るに足は間違いなく急激に衰えているので、そのへんの変化した体を上手く制御できていないようにも見えますね。
ライオンズの外野は、若林、愛斗までは決まっているものの、ベテランの栗山をつねに守らせるのは難しく、また、スパンジーも調子が今ひとつという状況で、結局、こんなプレイしかできなくても、たまに金子を使わざるを得ないのが辛いところです。
しかし、これも辻監督の自業自得で、ここ数年木村に与えた無駄な何百打席かがこの事態を引き起こしていることは強調しておきます。目先の微々たる利益を重視した結果がこれだよ。まぁ、最近は目先の利益を考えても木村を使わないほうがいい状況になってきたので、途中出場で状況判断のできない三振をするだけにとどまっているのが救いですが。