2011/04/15(金)プロの洗礼
【福岡ソフトバンク vs 埼玉西武 第1回戦】 (2011年4月15日:福岡Yahoo! JAPANドーム) 埼玉西武 0 1 0 0 0 0 1 0 0 0 0 2 福岡ソフトバンク 0 0 0 0 0 0 0 2 0 0 1x 3 [勝] 森福 1勝0敗0S [敗] 藤田 0勝1敗0S [本塁打] 2回表 中村 1号 ソロ (杉内) 11回裏 カブレラ 1号 ソロ (藤田)
ライオンズ先発のルーキー牧田がプロの洗礼を浴びました。とはいっても、ピッチング自体はとても素晴らしく、7回1/3を2安打1失点に抑える好投を見せ、勝ち投手の権利を持ったまま降板。しかし、ライオンズのリリーフ陣がプロの厳しさを教えるかのごとく炎上し、牧田の白星を灰にしてしまいました。長田さん、松永さん、何も今日この日に燃え上がらなくても……。
ちなみに、上の文章は4年前の岸の初登板時のエントリ *1 に書いた文章の固有名詞と成績を書き換えただけです。なんだこれはライオンズの伝統だったのか。
2011/04/14(木)牧田プロ入り初先発
ライオンズが単独首位に浮上しました!!!!!
……試合がない間にイーグルスが負けただけだけど。
さて、明日から福岡でのホークス3連戦となりますが、初戦の予告先発は牧田と発表されました。オープン戦で見せてくれたピッチングをシーズンでも続けることができるか注目してみてみたいと思います。相手は杉内ということでいきなり辛い感じではありますが、ここで牧田が先発ローテに食い込んできてくれれば大きいので頑張って欲しいと思います。今のライオンズにはいないタイプのピッチャーですしね。もっとも、アンダースローのピッチャーがそうそういるわけはないんですけど。
2011/04/13(水)秋山プロ入り初安打&初打点&猛打賞
【北海道日本ハム vs 埼玉西武 第2回戦】 (2011年4月13日:札幌ドーム) 埼玉西武 0 4 2 0 1 1 0 0 0 8 北海道日本ハム 0 1 0 0 0 0 2 0 0 3 [勝] 帆足 1勝0敗0S [敗] ウルフ 0勝1敗0S [本塁打] 2回裏 ホフパワー 1号 ソロ (帆足)
ルーキーの大活躍でライオンズが開幕連勝を飾りました。
ライオンズは2回、ブラウン、浅村のタイムリーで3点を先制すると、さらにルーキー秋山がプロ入り初ヒット、初打点となるタイムリーを放って4-0とリードを広げます。3回にもブラウン、秋山のタイムリーで2点を追加。秋山は7回の第3打席でもヒットを放ち、プロ2試合目にして猛打賞を記録しました。オープン戦の好調をそのままシーズンに持ち込むことができたので、しばらくライトのポジションで使い続けてもらえそうな感じですね。
昨日大爆発した浅村は、今日も2本のタイムリーツーベースを放つなど結果を残しました。秋山にしろ浅村にしろ、若い選手が結果を残してくれるのは嬉しいものです。もちろん、おっさん選手たちが結果を残すのもそれはそれで嬉しいものではありますが。ベテランハァハァ。
投げるほうでは帆足が7回途中まで3失点。7回はちょっと疲れたようですが、それまでは低めに決まってゴロを打たせまくる良いときの帆足でした。バテるには早い球数でしたが、シーズンの初登板ですしね。
リリーフ陣は明暗がくっきりという感じでしょうか。9回に投げた藤田はわずか9球で3人斬りでしたが、7回のピンチに登板した長田は3安打を浴びるイマイチの内容。まぁ、一部マニア的には、ある意味結果を残したと言えなくもありませんがw
2011/04/12(火)開幕!
【北海道日本ハム vs 埼玉西武 第1回戦】 (2011年4月12日:札幌ドーム) 埼玉西武 0 0 3 0 0 0 4 0 5 12 北海道日本ハム 0 0 0 2 1 0 0 0 0 3 [勝] 涌井 1勝0敗0S [敗] ダルビッシュ 0勝1敗0S [本塁打] 5回裏 金子誠 1号 ソロ (涌井) 7回表 中島 1号 3ラン (ダルビッシュ) 9回表 フェルナンデス 1号 2ラン (オビスポ)
いよいよ2011年シーズンの開幕です。今年も144試合追いかけていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
さて、試合のほうを振り返ってみましょう。
7回表、この回からマウンドに上がった大沼は、先頭の谷繁にいきなりフォアボールを与えます。続く代打水田がきっちり送りバントを決めると、荒木もフォアボールを選んで1アウト一二塁。いきなりピンチを迎えた大沼ですが、続く井端をレフトフライに打ち取り、2アウトまでこぎ着けたところでお役ご免となりました。代わった佐藤が森野を三振に斬って取ってベイスターズはピンチ脱出。さすが大沼さん、前のピッチャーの残したランナーはきれいに掃除するのに、自分の出したランナーは返しませんね!
……あ、原稿間違えた。
気を取り直して、ライオンズとファイターズの開幕戦の戦評を。
先制したのはライオンズ。3回表、片岡のタイムリー、栗山の内野ゴロの間、中島のタイムリーでそれぞれ1点ずつ奪って3-0とリードします。相手がダルビッシュだけに貴重な先制点となりましたが、中盤以降涌井も崩れ、ホフパワーのタイムリー、金子誠のホームランなどでゲームは振り出しに戻りました。
試合が動いたのは7回表。栗山のタイムリーで勝ち越すと、続く中島がライトスタンドにたたき込んで一挙に4点勝ち越し。まさかダルビッシュから7点も奪えるとは!
ライオンズは9回にも3番手オビスポを攻め、フェルナンデスのホームランなどで5点を奪って勝負を決めました。2011年のライオンズは白星発進です。
個々の選手を見てみると、浅村が3安打と結果を残しました。一昨日「浅村は少ないチャンスをモノにする必要がありますね」と書きましたが、いきなり結果を出せたということで、しばらく使い続けてもらえるんじゃないかと思います。牽制タッチアウトはちょっといただけませんが、それを差し引いても素晴らしい活躍でした。
また、ルーキーの秋山は、ヒットこそありませんでしたがデッドボールとフォアボールで2回出塁し、いずれもホームに帰ってきているということで、チームへの貢献度は低くありません。打席でも浮き足立たずにボールがよく見えているようなので、次こそはプロ入り初ヒットを期待したいと思います。
2011/04/11(月)No Limit! 2011 勝利への執念
いよいよ明日、2011年のプロ野球が開幕します。今年は、報道ステーションにパ・リーグの6監督が生出演し、開幕スタメンを発表するという新しい試みがありました。こういう企画はとてもいいですね。「先発投手やスタメンを予想するのもプロ野球の楽しみの一つ」という意見はありますし、それはある意味で正解だとは思いますが、試合前からファンが一体になって楽しむことができるという意味では、この企画も素晴らしいものだと思います。そもそも、野球の主役は監督の采配じゃなくて選手のプレイなんだぜ。
さて、我らが埼玉西武ライオンズの開幕スタメンは以下のように発表されました。
4 片岡 8 栗山 6 中島 5 中村 D フェルナンデス 7 ブラウン 3 浅村 2 銀仁朗 9 秋山 P 涌井
開幕投手は予想通りの涌井。打線も5番まではほとんどの人の予想通りではないでしょうか。そんな中、浅村と秋山が開幕スタメンの座をゲットしました。若い戦力が着実に力をつけているようでとても嬉しいです。このメンバーでダルビッシュ相手にどこまでやれるか楽しみにしています。あー、仕事をほっぽり出して札幌に行きてーなー。
あと、栗山英樹さんは一所懸命しゃべっているのは分かりますが、相変わらず空回りしていたのでもうちょっと頑張って欲しいと思いました。