2012/10/06(土)本拠地最終戦
【埼玉西武 vs 千葉ロッテ 第24回戦】 (2012年10月6日:西武ドーム) 千葉ロッテ 0 0 0 0 0 0 1 0 0 1 埼玉西武 0 0 0 0 0 0 0 0 2x 2 [勝] 岸 11勝12敗0S [敗] 薮田 1勝6敗26S [本塁打] 7回表 井口 11号 ソロ (岸)
5回までマリーンズ先発の藤岡にノーヒットに抑えられる苦しい展開でしたが、9回に2つの押し出しフォアボールで逆転サヨナラ勝ち。本拠地最終戦、そして平尾、佐藤、大島の引退セレモニーに花を添えました。平尾選手、佐藤選手、大島選手、今までお疲れさまでした。そして、たくさんの思い出をありがとうございました。
角中を3厘差で追う打率2位の中島はスタメンに復帰しましたが、2打席とも勝負してもらえず、打率.312のまま変わりませんでした。まぁ、こうなることは分かっていましたし、逆の立場ならライオンズだってどうしたか分かりません。マリーンズがどうこうというより、プロ野球全体としてこういうところが腐ってるんだよなー。プロスポーツは興行だということをもう一度思い出していただきたい。
中島に関しては、優勝争いのために怪我を押して試合に出続けた結果こうなったことはファンはみんな知っているので、たとえ明日打てなくても胸を張ってくれていいかなーと思います。つーか、そもそもこの前の直接対決で角中に打たれすぎなんだよw
2012/10/05(金)オリンピックとワールドカップとライオンズ
今年のパシフィックリーグは北海道日本ハムファイターズが制しました。改めましておめでとうございます。
さて、今年はロンドンオリンピックが開催された年です。そして、今年さかんに言われたこと「ライオンズはオリンピックイヤーに強い」があります。ただ、私としては「本当にそうだったっけ?」と思う部分もあったので、実際に過去の成績をまとめてみました。
年度 | 開催地 | 順位 | 監督 | パ優勝 | 日本一 |
---|---|---|---|---|---|
1980 | モスクワ | 4 | 根本陸夫 | 近鉄 | 広島 |
1984 | ロサンゼルス | 3 | 広岡達朗 | 阪急 | 広島 |
1988 | ソウル | 1 | 森祇晶 | 西武 | 西武 |
1992 | バルセロナ | 1 | 森祇晶 | 西武 | 西武 |
1996 | アトランタ | 3 | 東尾修 | オリックス | オリックス |
2000 | シドニー | 2 | 東尾修 | ダイエー | 日本脳神経外科学会 |
2004 | アテネ | 1 | 伊東勤 | 西武 | 西武 |
2008 | 北京 | 1 | 渡辺久信 | 西武 | 西武 |
2012 | ロンドン | - | 渡辺久信 | 日本ハム | - |
もちろんいい成績ではあるんですが、どちらかというとここ2回の印象に引きずられているだけでしょうね。しかも2004年はルール上優勝ではありますが、それもレギュラーシーズン2位からプレーオフを制してのものであり、現在のルールであれば2位でしかありません。
ただ、日本シリーズでは無敗であることを考えると、今年クライマックスシリーズを制することができれば、日本一に向けて明るい材料になるかもしれません。
さて、もう一つ言われることに、「ライオンズにワールドカップイヤーに強い」というのもあります。こちらもまとめてみました。
年度 | 開催地 | 順位 | 監督 | パ優勝 | 日本一 |
---|---|---|---|---|---|
1982 | スペイン | 1 | 広岡達朗 | 西武 | 西武 |
1986 | メキシコ | 1 | 森祇晶 | 西武 | 西武 |
1990 | イタリア | 1 | 森祇晶 | 西武 | 西武 |
1994 | アメリカ | 1 | 森祇晶 | 西武 | 巨人 |
1998 | フランス | 1 | 東尾修 | 西武 | 横浜 |
2002 | 日本・韓国 | 1 | 伊原春樹 | 西武 | 巨人 |
2006 | ドイツ | 2 | 伊東勤 | 日本ハム | 日本ハム |
2010 | 南アフリカ | 2 | 渡辺久信 | ソフトバンク | ロッテ |
こちらは本当にすごいかもしれません。すごいわりに印象に残っていないのは、日本でワールドカップが大きく取り上げられるようになったのはJリーグ創設後で、それ以降は優勝回数は多いですが日本一になっていないからでしょうね。
というわけで結論。森さんはやっぱり名将だった。
2012/10/04(木)大きな引き分け
【東北楽天 vs 埼玉西武 第24回戦】 (2012年10月4日:日本製紙クリネックススタジアム宮城) 埼玉西武 0 1 0 0 1 0 0 0 3 5 東北楽天 4 0 0 1 0 0 0 0 0 5 (9回規定により引き分け) [本塁打] 4回裏 聖沢 4号 ソロ (野上)
立ち上がりにエラーがらみで一挙に4点を失った野上ですが、内容的にはそこまで悪くはなかったと思います。ただ、欲を言わせてもらえば、エラーが絡んでいるとはいえ、初回はもうちょっと少ない失点で切り抜けて欲しかった。
打線は9回に粘りを見せて3点ビハインドを追いついたものの、代走鬼崎がホームで刺されたのが響いて同点止まり。あの時点では3点差だったわけで、無理に突っ込ませる必要はなかったと思うんですがねぇ。
さて、イーグルスが今日引き分けたことにより、イーグルスのクライマックスシリーズ進出が決定しました。ライオンズのファーストステージの相手はホークスということになります。ただ、何度も言っていることですが、まだ順位は確定していません。残り2試合、きっちりと結果を残して、地元でのクライマックスシリーズを見せてください。
2012/10/03(水)クライマックスシリーズ進出決定
【東北楽天 vs 埼玉西武 第23回戦】 (2012年10月3日:日本製紙クリネックススタジアム宮城) 埼玉西武 0 1 0 0 0 3 0 0 0 4 東北楽天 0 0 0 0 0 0 2 0 0 2 [勝] 十亀 6勝0敗0S [S] 涌井 1勝5敗30S [敗] 釜田 7勝4敗0S [本塁打] 2回表 中村 27号 ソロ (釜田)
ライオンズ十亀、イーグルス釜田と、ルーキー同士の投げ合いになりました。ライオンズは2回、中村のホームランで1点を先制。6回にはオーティズの2点タイムリーと炭谷のタイムリーで3点を追加します。
6回までは危ないところをゲッツーで凌いできた十亀でしたが、7回裏、銀次、フェルナンデスに連打を浴びたところで降板。犠牲フライと内野ゴロでこの二人のランナーは返ってしまいましたが、6回2失点は充分なないようでしょう。バックの守備に助けられた面もありましたが、ナイスピッチングでした。
そのバックの守備で大活躍したのがルーキーの永江でした。何度もいいプレイがありましたが、特に9回裏、三遊間の打球に追いついて、苦しい体制から二塁に送球して一塁ランナーを刺したプレイは本当に素晴らしかった。打つほうでも内野安打ではありましたがプロ入り初ヒットを放ちましたし、これからが本当に楽しみな選手です。
さて、ライオンズは今日の勝利で3位以上が確定し、クライマックスシリーズ進出が決まりました。ひとまずおめでとうございます。ただ、まだ順位は確定していませんので、2位を確保できるよう、残り試合も頑張ってください。
2012/10/02(火)北海道日本ハムファイターズ優勝おめでとう!
【埼玉西武 vs 千葉ロッテ 第23回戦】 (2012年10月2日:西武ドーム) 千葉ロッテ 2 0 0 0 1 1 1 0 0 5 埼玉西武 0 0 1 1 0 0 0 0 1 3 [勝] 中郷 3勝1敗0S [S] 薮田 1勝4敗26S [敗] 石井 10勝5敗0S [本塁打] 3回裏 浅村 7号 ソロ (小野) 4回裏 オーティズ 9号 ソロ (小野) 5回表 細谷 1号 ソロ (石井) 9回裏 中村 26号 ソロ (薮田)
北海道日本ハムファイターズが3年ぶりの優勝を決めました。おめでとうございます。ライオンズも一時は追い抜いて首位に立った時期もありましたが、やはりトータルで見ると力の差は歴然でした。やはり強かった。
さて、ライオンズの優勝は消えてしまいましたが、まだクライマックスシリーズが残っています。3位のホークスが追い上げてきていますが、ファーストステージを地元で開催するためにも、なんとか2位を死守してもらいたいところ。というか、そもそもまだクライマックスシリーズ出場自体も確定していない状況なので、まずはそこを決めるところからですね。まだペナントレースは終わったわけじゃありません。