2015/10/01(木)秋山、シーズン安打数のプロ野球新記録を達成!
【秋山翔吾 vs オリックス 第25回戦】 1回表 無死無走者 遊ゴ (バリントン) 3回表 二死無走者 三振 (バリントン) 6回表 一死無走者 三安 (バリントン) 9回表 無死無走者 左3 (佐藤達)
……間違えました。
【オリックス vs 埼玉西武 第25回戦】 (2015年10月1日:京セラドーム大阪) 埼玉西武 0 0 0 0 0 0 0 0 1 1 オリックス 2 0 0 0 0 0 2 0 x 4 [勝] バリントン 5勝3敗0S [敗] 岡本洋 1勝2敗0S [本塁打] 7回裏 糸井 17号 2ラン (菊池)
昨日5安打を放ってマートンの日本記録に並んでいた秋山ですが、バリントンの前に第1打席はショートゴロ、第2打席は三振に倒れます。
そして迎えた6回の第3打席。打球は三遊間に弱い当たりが転がり、サード小谷野が捕球したものの、一塁送球前に一瞬ボールを握り直したために間一髪セーフ。内野安打で日本新記録となる215安打の記録を打ち立てました。おめでとうございます! 200本目のときも微妙な当たりがヒットになりましたが、記録が出るときというのはこういうものかもしれませんね。
そして、これだけでは終わりません。9回に回ってきた、今年のレギュラーシーズン最後の打席では、低めの球を左中間に運んでスリーベースヒット。先ほど更新した記録をさらに216安打まで伸ばしました。この当たりは左方向への強い打球という、まさしく今年の秋山を象徴するような打球でした。
秋山は今年、「チームのために」と言い続けてきました。そして事実、チームのために送りバントをし、打ちたい場面でもフォアボールを選んできました。そんな中で216本積み上げたヒットは非常に価値のある数字だと思います。
今日の敗戦でCSは絶望とまでは言いませんが、それに近い状況になっています。開幕5連勝で始まったはずが、オールスター以降は真面目にTwitterで実況するのが馬鹿らしくなる試合の連続でした。そんなチーム状態の中、着々とヒットを積み重ねていく秋山の打席は本当に楽しみでした。夢を見せてくれて、そして夢を叶えてくれてありがとうございました。ホーム最終戦が終わった時点では新記録はおろかタイ記録すら諦めていたのですが、残り2試合のバッティングはお見事と言うほかありません。あんたホントすげーよ。
シーズンの反省会はCSの可能性が完全に消滅してからにします。もっとも、反省すべきなのは俺じゃなくて首脳陣のような気もしますが。