2018/04/16(月)さっそくピッチャーが足りなくなった
ウルフが登録を抹消されました。降板したときも腕を気にしていたので心配だったのですが、肘に違和感があったようです。ここで抜けられるのは非常に痛いですが、悪化させてより長期の離脱になっても困りますので、無理のない範囲で早めに戻ってきてください。
現時点でライオンズの先発6番手は榎田なのですが、登録抹消が13日だったため、次の日曜日に再登録するには1日足りません。
そうなると高木か武隈を先発させるということになるのでしょうか。あるいは、こちらは12日に抹消されて、日曜日に再登録も可能な伊藤に先発の機会を与えるのでしょうか。それとも、二軍で3試合20イニングを投げて防御率1.35と結果を残している本田を上に上げるのでしょうか。
さすがに武隈はないですかね。先発転向という話も、高橋朋がいるという前提でしたし。
……そういえば高橋光は何をやっているんですか?
2018/04/15(日)初回で勝負は決まったものの
【東北楽天 vs 埼玉西武 第3回戦】 (2018年4月15日/楽天生命パーク宮城) 埼玉西武 0 0 0 0 1 0 4 0 1 6 東北楽天 8 0 1 2 0 0 0 1 x 12 [勝] 池田 1勝2敗0S [敗] ウルフ 1勝1敗0S [本塁打] 1回裏 岡島 1号 3ラン (ウルフ) 4回裏 アマダー 1号 2ラン (高木勇) 5回表 秋山 2号 ソロ (池田) 7回表 山川 5号 3ラン (池田)
ライオンズ先発のウルフが大乱調で、初回で勝負が決してしまいました。まぁ、それだけなら「こんな日もあるよね」で終わりなのですが。
11点ビハインドで迎えた5回表、先頭の秋山のレフトへの打球が風に乗ってスタンドイン。焼け石に水のような一発でしたが、秋山は一瞬だけ笑顔を見せたあと、すぐに厳しい表情に戻りました。こういうケースだと単純に自分の成績が上がることを喜ぶか、もしくは無表情を貫くものですが、まだ目が死んでいませんでした。このチームはもう田辺時代から生まれ変わったんですね。ほんの一瞬の出来事でしたが、本当に嬉しかったです。
6回までは池田の前にその秋山の一発に抑えられ、結局プロ初勝利を献上したわけですが、7回に4点を奪ってやられっぱなしでは終わりませんでした。まぁ、大量リードの場面のピッチャーゴロの処理でふざけた動作を見せるくらいですから、野球をどこか舐めているのでしょうし、次は5点では終わらないでしょう。ライオンズのIT戦略室を甘く見るなよ。
9回は松井を打ち込んで1点を返し、さらに満塁まで攻め立てました。今年の成績を見ても「いや、とは言っても松井でしょ?」と思っていたのですが、7点リードであんなピッチングしかできないようでは、今年の松井は本格的にまずいかもしれません。コントロールもスピードもスライダーの切れもすべてが別人のようでした。欲を言えばノックアウトして完全に嫌なイメージを植え付けたかったところですが、立ち直りのきっかけを与えなかったのは非常に大きい。
さて、次の試合は火曜日の東京ドームでのライオンズクラシックです。昨日今日の感じだと栗山はスタメンで起用されそうですね。実際、今年の栗山であれば多少守備に目をつぶっても起用していいと思います。私も球場に行くのですが、あのユニフォームで躍動する栗山の姿を見るのが楽しみです。あとは中村が立ち直ってくれればいいのですが……。
2018/04/14(土)多和田、完投で3勝目
【東北楽天 vs 埼玉西武 第2回戦】 (2018年4月14日/楽天生命パーク宮城) 埼玉西武 1 0 2 0 0 0 1 0 1 5 東北楽天 0 0 0 0 0 0 0 1 0 1 [勝] 多和田 3勝0敗0S [敗] 美馬 0勝2敗0S [本塁打] 1回表 秋山 1号 ソロ (美馬)
多和田が見事なピッチングで4安打1失点完投勝利。8回は苦しい場面になりましたが1点にしのぎましたし、それ以外はピンチにすらなりませんでした。お見事。
打線は初回に秋山の先頭打者ホームランで1点を先制。3回に森の2点タイムリーで追加点を挙げます。7回には源田のレフトフライが相手のまずい守備でタイムリースリーベースになってさらにもう1点。この1打点で源田はパ・リーグの打点ランキング単独トップに立ちました。源田たまらん。9回には金子侑の犠牲フライで駄目を押しました。
さて、今日はスタメンからようやく中村を外し、外崎をサードに、金子侑をライトに回して、空いたレフトに松井が入りました。また、森がキャッチャーの試合でしたが、DHはメヒアではなく栗山。しばらくはこの入れ替えでいいと思います。ただ、今日は木村が途中出場でスリーベースを打ちましたので、いいイメージが残っているうちにスタメンで使ってみてもいいかもしれませんね。
これでライオンズは3連勝。このカードの勝ち越しも決めました。ビジターの連続の状況で、2連敗のあとズルズル行かずに立て直したのは大きい。
2018/04/13(金)10勝一番乗り
【東北楽天 vs 埼玉西武 第1回戦】 (2018年4月13日/楽天生命パーク宮城) 埼玉西武 0 5 1 0 0 0 0 0 1 7 東北楽天 3 0 0 0 0 2 0 0 0 5 [勝] 菊池 3勝0敗0S [S] 増田 0勝0敗4S [敗] 則本 1勝1敗0S [本塁打] 1回裏 ペゲーロ 3号 2ラン (菊池) 2回表 山川 4号 ソロ (則本)
菊池と則本の先発ということで、これは投手戦になるかと思ったのですが、試合は序盤から激しく動きました。
1回裏、渡辺直の打席でのバスターエンドランがレフトオーバーのツーベースになってイーグルスが先制。さらにペゲーロのホームランでこの回一挙に3点を先制します。
対するライオンズは直後の2回表、山川のホームランで反撃の狼煙を上げると、強打のキャッチャー炭谷さんの2点タイムリーで同点。さらに源田の2点タイムリーツーベースで勝ち越しに成功しました。3回には強打のキャッチャー炭谷さんのプレッシャーに負けたのか、バッテリーエラーが出てもう1点を追加します。
菊池は6回に今江のタイムリーで2点を失い、結局この回まででマウンドを降りました。
8回表、森のヒットと外崎のフォアボールでノーアウト一二塁となり、続く中村が初球をバントしましたがこれがファウルに。結局その後は普通に打ってレフトフライに倒れましたが、仮にバントが成功していれば実に10年ぶりの犠打となるところでした。中村が倒れたあとは、強打のキャッチャー炭谷さんが三振、代打栗山がセンターフライで追加点ならず。
1点差で迎えた9回表、森のタイムリーでライオンズが突き放します。その裏は当然増田がマウンドに上り、あっさり2アウトを取りますが、代打岡島、島内の連続ヒットで一二塁。一発出れば逆転サヨナラというピンチで代打アマダーを迎えましたが、どうにかこうにか三振に打ち取りゲームセット。最後のボールはど真ん中でしたがそれは見なかったことにしましょうw
これでライオンズは2連敗のあと2連勝。両リーグ10勝一番乗りを果たしました。
2018/04/12(木)榎田、移籍後初登板初勝利
【千葉ロッテ vs 埼玉西武 第3回戦】 (2018年4月12日/ZOZOマリンスタジアム) 埼玉西武 0 1 0 2 1 2 0 0 0 6 千葉ロッテ 2 0 0 0 0 0 0 0 1 3 [勝] 榎田 1勝0敗0S [敗] 涌井 1勝1敗0S [本塁打] 6回表 浅村 3号 2ラン (田中)
十亀さん、ちゃんと見てましたか? ピッチャーの守備ってのはこうやるんですよ。
ライオンズ移籍後初登板となった先発の榎田は、初回、デッドボールとヒットで2人のランナーを背負ってから、井上の右中間の当たりを秋山、外崎の連携ミスでヒットにしてしまい、2点の先制を許します。榎田は2回以降も毎回のように、というか毎回ランナーを背負ったピッチングになりましたが、粘り強いピッチングで6回を初回の2失点のみに抑えました。打線の援護もあり、移籍後初勝利です。おめでとうございます。
二日前にプロとは思えないピッチャーの守備を見せられていただけに、今日の榎田のフィールディングはお見事の一言です。クイックも上手いですし、なぜこんな選手が二軍に埋もれていたんでしょうか……。
打つほうでは、松井が今シーズン初スタメンで、4回に同点となるタイムリーで復帰後初安打、初打点をマークしました。おかえりなさい! また、6番外崎、8番炭谷がともに3安打猛打賞で、その間の中村さんが4タコということで、そろそろ本格的にお休みを考えたほうがいいのではないかという感じになってきました。といっても、サードに外崎を回すと、今度はライトの選手がいなくなっちゃうんですよねぇ……。