2020/11/02(月)榎田今シーズン初勝利
【埼玉西武 vs 北海道日本ハム 第22回戦】 (2020年11月02日/メットライフドーム) 北海道日本ハム 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 埼玉西武 2 0 0 0 1 0 0 1 x 4 [勝] 榎田 1勝1敗0S [敗] 生田目 0勝1敗0S [本塁打] 5回裏 木村 8号 ソロ (生田目)
頼もしい榎田が帰ってきました。
6回まで1四球1死球で2人のランナーを許しただけのノーヒットピッチング。しかもその2人を出したあと、いずれもゲッツーでピンチの芽を摘み、6回まで18人で終える素晴らしいピッチングでした。7回1アウトから杉谷に初ヒットを許し、西川にフォアボールを与えたところで降板となりましたが、この大事な試合でこのピッチングは見事の一言です。
打つほうではこのところ4番に座っている栗山が相変わらずの勝負強さを発揮しています。初回にエラー、内野安打、送りバントで1アウト二三塁のチャンスで三遊間を破る先制の2点タイムリー。もちろん4番向きの選手ではありませんし、本人もそれは分かっていると思うのですが、自分が何をするべきかをきっちり理解している仕事ぶりです。
一方で、自分が何をするべきかあまり理解できていない選手もいます。
追加点が欲しい5回裏、先頭のメヒアがヒットで出塁してノーアウト一塁。ここで木村がほぼど真ん中のボールをバントで空振りし、代走の一塁ランナー呉念庭が飛び出して刺されてしまいました。一塁から二塁へのバントなので、呉もそこまでスタートを焦る場面ではなかったと思いますが、それよりも責められるべきはバントを失敗したほうでしょう。そのあとホームランを打っていますが、ぎりぎりミスを帳消しと言ったところで、残念ながら評価はできません。
嬉しい出来事としては、愛斗の今シーズン初ヒットでしょうか。フォアボール3つで北浦があっぷあっぷになっていた場面ではありましたが、満塁のチャンスで素晴らしいバッティングだったと思います。というか、今日でまだ今シーズン2打席目っておかしいだろ。
2020/11/01(日)連敗ストップ
【埼玉西武 vs 福岡ソフトバンク 第23回戦】 (2020年11月01日/メットライフドーム) 福岡ソフトバンク 1 0 0 0 0 0 0 0 0 1 埼玉西武 1 0 1 0 1 0 0 0 x 3 [勝] 松本 6勝6敗0S [S] 増田 5勝0敗32S [敗] 笠谷 4勝4敗0S
ライオンズの先発は前回登板のホークス戦で2回途中にノックアウトされた松本でした。松本は初回先頭の牧原にいきなりツーベースを浴びると、中村晃のライトフライで三進、柳田のセカンドゴロで生還を許します。しかし、これでランナーがいなくなったこともあって後続を断ちました。
対するライオンズはその裏、2つのフォアボールでチャンスを作ると、栗山が低めの球を上手く拾ってセンター前同点タイムリー。さらにスパンジェンバーグがフォアボールを選んで1アウト満塁としますが、中村、メヒアが倒れて勝ち越しはなりません。
松本は2回以降立ち直り、打線もその好投に応えます。3回、中村のファーストゴロの間に勝ち越すと、5回には中村のタイムリーツーベースで追加点を挙げます。
結局、松本は5回を投げて1失点。わずか65球という球数でしたがベンチは継投策に入ります。2番手宮川は牧原に内野安打を許したものの、ゲッツーもあって3人で攻撃を終えると、勝ちパターンの森脇、平良、増田は全員三者凡退のピッチング。2点差を逃げ切って、連敗を3でストップさせました。
なお、千葉ではマリーンズとイーグルスが引き分けたため、2位とのゲーム差は1.5、4位とのゲーム差は1.0となっています。
2020/10/31(土)再び借金生活
【埼玉西武 vs 福岡ソフトバンク 第22回戦】 (2020年10月31日/メットライフドーム) 福岡ソフトバンク 3 3 0 0 2 0 1 0 2 11 埼玉西武 0 0 0 0 0 1 1 0 0 2 [勝] 石川 10勝3敗0S [敗] 十亀 1勝2敗0S
十亀が初回、2回と3点を失い、これで勝負が決まってしまいました。この大事な3試合を今井(→平井)、十亀、松本というローテで戦わなければいけないところに層の薄さが出ていますね……。
打線はいつものように沈黙して、中盤の焼け石に水の場面で2点を取るのが精一杯でした。しかし、こんなクソのような試合で愛斗を代走で起用し、木村には代打で打席を与えているのが本当に理解できません。なぜ勢いのあるうちに若手にチャンスを与えないのでしょうか。
マリーンズが勝ったために2位とのゲーム差は2に広がりました。こんなゲームしかできないのであれば、仮にCSに出られたとしてもボロ負けするのは容易に想像できるので、あまり悔しさはないですね……。それはそうと、あのチームよりは上にいて欲しいので、意地でも3位は死守してもらいたいと思います。
2020/10/30(金)5割に逆戻り
【埼玉西武 vs 福岡ソフトバンク 第21回戦】 (2020年10月30日/メットライフドーム) 福岡ソフトバンク 0 0 1 2 0 0 0 1 0 4 埼玉西武 0 0 0 0 0 0 0 0 3 3 [勝] 東浜 9勝1敗0S [S] 森 1勝1敗30S [敗] 平井 5勝5敗0S [本塁打] 4回表 栗原 16号 2ラン (平井) 9回裏 中村 9号 2ラン (森)
ローテどおりであれば今井だった今日の先発ですが、肩の張りがあるとのことで急遽平井プロが先発となりました。平井は5回を3失点と、状況を考えればよくやってくれたと思います。栗原のホームランはちょっともったいない球でしたが、全体的に見れば調子もよかったと思います。しっかり休めばこれだけのピッチングができるのですから、今年はもう先発ローテでいいと思うんだよなぁ。状況によっては来年も。
平井はよくやってくれましたが、それでも3点というのは東浜相手には厳しい点差です。それに加えて打線も元気がなく、8回の1点で完全にゲームが決まってしまった感があります。9回に栗山の内野ゴロの間と中村のホームランで3点を返しましたが、それも点差が4点あったからこそで、9回頭から森が投げるような展開であれば同じようには行かなかったと思います。
マリーンズが敗れたために2位と1ゲーム差は変わらずですが、4位とのゲーム差が0.5に縮まっています。もちろんCSには出て欲しいのですが、それより何よりあの不愉快なチームよりは上にいたいので、これ以上ズルズルと行かないで欲しいと思います。
2020/10/29(木)惨敗
【埼玉西武 vs 東北楽天 第22回戦】 (2020年10月29日/メットライフドーム) 東北楽天 3 2 1 0 0 0 2 3 2 13 埼玉西武 1 0 0 1 0 1 0 0 2 5 [勝] 辛島 1勝3敗1S [敗] ニール 5勝8敗0S [本塁打] 1回表 小郷 4号 ソロ (ニール) 7回表 田中貴 1号 2ラン (国場)
ニールが2回5失点でノックアウトされた時点でどうしようもありませんでした。打線もひどかったのですが、9連戦の3戦目で先発が2回で降りてしまうとどうしようもありません。
3回1失点の2番手田村、1イニングを2三振の3番手ギャレットはまずまずの内容でしたが、7回以降を投げて試合をぶち壊した国場はしばらく一軍で姿を見ることはないでしょう。というか、この時期にこの場面でこの炎上というのは、来年ユニフォーム姿を見られるかも微妙になってしまった気がします。
幸いなことにと言うとちょっとアレですが、マリーンズが勝利を手中に収めかけたところから逆転負けを食らっているため、ゲーム差1は変わらず。明日からはそのマリーンズをスイープしたホークスとの3連戦になります。