2020/10/28(水)鴎の背中が見えた
【埼玉西武 vs 東北楽天 第21回戦】 (2020年10月28日/メットライフドーム) 東北楽天 0 0 0 0 0 1 0 1 1 3 埼玉西武 0 2 0 0 0 2 0 0 X 4 [勝] 浜屋 3勝2敗0S [S] 増田 5勝0敗31S [敗] 涌井 11勝4敗0S [本塁打] 2回裏 木村 7号 2ラン (涌井) 8回表 浅村 32号 ソロ (平良) 9回表 小郷 3号 ソロ (増田)
今日は浜屋の好投に尽きると思います。6回にはフォアボールが絡んで失点しましたが、トータルでは5回2/3を1失点。欲を言えば6回まで投げてもらいたいところではありましたが、この大事な試合で見事なピッチングだったと思います。
打線は2回に木村のホームランで2点を先制すると、1点差に詰め寄られた6回には栗山の2点タイムリーツーベースで突き放しました。しかし、そのあと2アウト満塁まで行きながら木村が三振で2点止まり。
6回途中から2番手宮川が浜屋の残したピンチをしのいだあとは、7回は森脇が2つのフォアボールでピンチを招きながらも何とか抑えます。8回は平良が浅村に、9回は増田が小郷に一発を浴びて1点差に詰め寄られましたが、なんとか逃げ切りました。マリーンズが敗れたために2位とのゲーム差は1まで縮まっています。
2020/10/27(火)辻監督、通算300勝
【埼玉西武 vs 東北楽天 第20回戦】 (2020年10月27日/メットライフドーム) 東北楽天 0 1 0 2 0 0 0 0 0 3 埼玉西武 1 0 0 0 3 0 0 0 X 4 [勝] 高橋光 8勝8敗0S [S] 増田 5勝0敗30S [敗] 則本昂 5勝6敗0S [本塁打] 5回裏 森 9号 3ラン (則本昂)
大事なホーム9連戦の初戦。高橋光は初回こそ三者凡退で立ち上がりましたが、全体的にボールがばらついていて、肝心なところで真ん中に来てしまうピッチングでした。しかい、4回に2点を失ったあとは完全に立ち直りましたね。去年までであればズルズル行っていたところでしょうが、試合中で修正できるようになったのは大きいです。トータルで見れば7回4安打3失点とゲームを作ってくれました。
初回に外崎のタイムリーで先制したあとは則本の前に抑えられていた打線も、5回に森のホームランで逆転に成功。今日はゾーンの広い敷田だったとはいえ、甘い球がほとんど来ない中、久しぶりの甘い球を逃さずとらえることができたと思います。
高橋光のあと、8回は平良、9回は増田が抑えて大事な初戦を取りました。福岡でホークスが優勝を決めるとともにマリーンズが敗れているため2位とのゲーム差は2に縮まりました。また、この勝利が辻監督の通算300勝目になります。おめでとうございます。
2020/10/26(月)埼玉西武ライオンズへようこそ
17時を過ぎたあたりから仕事が手につきませんでした。
埼玉西武ライオンズ | 2020年 プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD | NPB.jp 日本野球機構
支配下で7人、育成で5人と、ライオンズにしては珍しい多数の指名となりました。ざっと記事を見た限りですが、拒否されそうな選手もいなそうな雰囲気です。
1位の渡部はライオンズお得意の動けるデブで、動画を見た感じでは右にも大きいのが打てそうで、非常に楽しみな選手です。2位の佐々木も今の投手陣を考えれば大きな期待がかかります。1年目からそれなりにチャンスはもらえることでしょう。
将来を見据えるという意味では悪くないドラフトだと思いますが、直近のことを考えるとやはりピッチャーが心許ない。とはいえ、増田の残留には全力を尽くすとして、このコロナ禍でFA戦線に参戦するほどの資金は……。能見さん来てくれないですかね。
この指名内容を見ると、オフには野手はかなりバッサリ行きそうな雰囲気です。また、(今年の不調を抜きにすれば)中村の年齢以外は不安もそれほどない内野手を3人も指名したということは、佐藤龍世はさよならということになるのでしょうか。少なくとも支配下からは外れそうですね……。
一方でピッチャーの指名は2人にとどまっていますから、相内とあともう1人、2人ですかね。また、キャッチャーの指名がないということは、駒月は首の皮一枚つながったようです。
2020/10/25(日)3連覇消滅
【福岡ソフトバンク vs 埼玉西武 第20回戦】 (2020年10月25日/福岡PayPayドーム) 埼玉西武 0 1 0 0 0 0 1 0 0 2 福岡ソフトバンク 2 4 0 0 1 0 0 0 X 7 [勝] 大竹 2勝0敗0S [敗] 松本 5勝6敗0S [本塁打] 5回裏 松田宣 12号 ソロ (国場)
今日の松本はここ最近では見たことがないくらい悪いピッチングで、初回に2点、2回に4点を失い序盤で試合が決まってしまいました。前回登板は現地で見ていて、1点は失ったものの安心して見ていられたのですが、今日は別人のようなピッチングでした。金子のひどい守備に足を引っ張られた面はありますが、ちょっと今日のピッチングは擁護できません。こういうときに悪いなりのピッチングをしてくれればもう一段上のピッチャーになれるんでしょうが……。
打つほうは2回の攻撃が全てでしょう。中村のタイムリーで1点を返して1点差に詰め寄り、なおも1アウト一二塁とチャンスが続きましたが、木村がショートゴロゲッツーで追加点ならず。これだけはやっちゃいけないということをきっちり実現する木村さんのセンスのなさには脱帽です。
これで2位とは3ゲーム差に広がり、自力CSの可能性が消滅。そして優勝の可能性が完全に消滅しています。このところ一日一善を積み重ねていた山野辺を外した結果がこれです。なぜ若手には厳しいものを求めておきながら、木村は一週一善なのにスタメンが確約されてしまうのでしょう……。
2020/10/24(土)満塁の鬼
【福岡ソフトバンク vs 埼玉西武 第19回戦】 (2020年10月24日/福岡PayPayドーム) 埼玉西武 0 0 0 0 0 0 0 4 0 4 福岡ソフトバンク 0 1 0 0 0 0 0 0 0 1 [勝] 森脇 6勝1敗1S [S] 増田 5勝0敗29S [敗] モイネロ 2勝3敗1S [本塁打] 2回裏 牧原 1号 ソロ (十亀) 8回表 中村 8号 満塁 (岩崎)
満塁の鬼の中村が久しぶりに満塁の鬼らしいバッティングを見せてくれました。レフトスタンドへ打った瞬間確信するグランドスラムをたたき込んで試合をひっくり返し、これがそのまま決勝点になりました。今年はここまで満塁時に7打数1安打と振るっていませんでしたが、シーズン最終盤でらしいバッティングを見せてくれました。これがキャリア21本目の満塁ホームランになります。
投げるほうは、先発の十亀が3回を1失点。苦手のグラシアル、松田を抑えておきながら牧原に今季初ホームランを許すあたりは思わず笑ってしまいましたが、4回以降は平井、小川、ギャレット、森脇、平良、増田とつないでゼロを積み重ねました。
なお、マリーンズが敗れたために2位とのゲーム差は2に縮まっています。