2021/08/22(日)快勝(vs オリックス 第18回戦)
【オリックス vs 埼玉西武 第18回戦】 (2021年08月22日/京セラドーム大阪) 埼玉西武 4 0 3 1 0 0 0 0 2 10 オリックス 0 2 0 0 0 0 0 0 1 3 [勝] 與座 1勝1敗0S [敗] 山崎福 5勝7敗0S [本塁打] 1回表 中村 10号 満塁 (山崎福) 3回表 岸 7号 3ラン (増井)
ライオンズは初回、外崎、源田、森の3連打でノーアウト満塁のチャンスを作ると、中村の通算22本目となるグランドスラムで4点を先制します。このあと中村はシングルヒットとツーベースを放ち、サイクルヒットへの期待が高まるところではありましたが、6回の第4打席でファーストフライに倒れたあとお役御免となりました。
大きかったのが2点を返された直後の3回の攻撃でしょう。二人のランナーを置いて、岸が初球をとらえてレフトスタンドへ3ランホームラン。飛距離は打った瞬間という感じでしたが、実況も切れると思っていたようでしたし、私も切れると思っていましたし、なんなら本人のコメントも切れると思っていたようですが、最後まで切れずにスタンドに飛び込みました。あの打球が切れないのは本当にすごい。
先発の與座は2回にコントロールを乱して、2つのフォアボールを起点に2点を失いましたが、それ以外は危なげなかったと思います。2回は「これはジワジワ点を取られて中盤に逆転されるやつだ」と思ってしまいましたが、3回以降修正できたということは、何かつかんだものがあったのかもしれませんね。今日のように低めに集められるようであれば、もう一度チャンスをあげてもいいと思います。あまり牧田を参考にせず、こういうピッチングのほうが合っていると思うので。
4番手の水上はデビューからの連続試合無失点を14試合に伸ばし、パ・リーグ新記録となりました。おめでとうございます。ピッチャーでは明るいニュースがあまりないということもありますが、ピッチングを見ていて本当楽しいです。
また、斉藤誠が9回の守備でプロ初出場を果たしましたが、パスボールで失点を許すなどほろ苦いデビューになりました。もちろん初出場で緊張していた部分はあると思いますが、年齢的には柘植より上なので、もう少し危機感を持ってやっていただきたいと思います。
2021/08/21(土)自力優勝消滅(vs オリックス 第17回戦)
【オリックス vs 埼玉西武 第17回戦】 (2021年08月21日/京セラドーム大阪) 埼玉西武 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 オリックス 0 0 0 0 0 1 0 1 X 2 [勝] 宮城 11勝1敗0S [S] 平野佳 0勝3敗15S [敗] 今井 6勝4敗0S
……むしろ今まで自力優勝が残っていたのかと違う意味でびっくりしましたが。
ライオンズ先発の今井は(8回までですが)完投して2失点。T-岡田のタイムリーは上手く打たれましたし、8回の押し出しデッドボールも120球を超えていたところだったので責めるの酷です。よく投げてくれたと思います。
打つほうに関しては、もちろん宮城がいいピッチャーであることは間違いないのですが、同じ相手に何度もやられ続けるのはいい加減しろとしか言いようがありません。阿部と赤田はベンチで何の仕事をしているの?
2021/08/20(金)サヨナラ負け(vs オリックス 第16回戦)
【オリックス vs 埼玉西武 第16回戦】 (2021年08月20日/京セラドーム大阪) 埼玉西武 0 0 1 0 0 0 0 0 0 1 オリックス 0 0 1 0 0 0 0 0 1X 2 [勝] 山本 10勝5敗0S [敗] 平良 1勝2敗11S [本塁打] 3回表 岸 6号 ソロ (山本)
ライオンズは3回に岸のホームランで1点を先制しますが、その裏、フォアボールとセーフティバントで2アウト一二塁のピンチを招き、吉田正のタイムリーで同点に追いつかれました。結局、松本はこの1点に抑えて7回1失点ではあったのですが、この1点があまりにももったいなかった。ホームランにならなくて良かったと思うようなボールでしたね。
結局、打線は山本の前に4回以降は一人のランナーも出すことができず、9回裏に平良が吉田正に犠牲フライを許してサヨナラ負け。8回、9回と相手が送りバントを失敗してくれていたのに、そのまま押し切ることができませんでした。
平良は今までが良すぎたということもあるのでしょうが、だいぶ状態が落ちてきている印象です。1アウト満塁のピンチを招いた課程は不運な当たりもありましたが、吉田には完璧にとらえられてましたからね。もちろん、今日負けたことで責めるつもりはありませんが。
今日は金子と入れ替えで鈴木が一軍に上がってきて、即スタメンに起用されましたが、3打数ノーヒットと結果を残せませんでした。相手が山本なので結果そのものは仕方がないにしろ、ファームの試合とは別人のような力感のないスイングだったのがガッカリです。今年はずっとこんな感じですね。去年の良かったときのフォームを思い出してほしいのですが……。
2021/08/19(木)痛い引き分け(vs 千葉ロッテ 第17回戦)
【千葉ロッテ vs 埼玉西武 第17回戦】 (2021年08月19日/ZOZOマリンスタジアム) 埼玉西武 0 0 0 3 0 0 0 0 0 3 千葉ロッテ 0 0 0 0 0 0 1 2 0 3 [本塁打] 8回表 山川 15号 3ラン (鈴木)
久しぶりの先発となった本田は、今日はスライダーが有効に使えていたと思います。とはいえ、一昨年の良かったときのようにストレートでインコースの出し入れができていたわけではなく、5回無失点に抑えられたのもかなりマリーンズ打線に助けられた感があります。これが相性なんでしょうかねぇ……。
対するマリーンズ先発の鈴木は素晴らしい内容でしたが、4回に山川が逆風をものともせずにレフトスタンドにたたき込んで3点を先制。この1球だけは甘かったですね。山川もよく逃さずにとらえました。
ライオンズは6回から継投に入り、2番手の森脇は完璧な内容で三人で抑えましたが、良かったのはここまででした。3番手の増田が中村奨のタイムリーで1点を失うと、4番手のギャレットは1アウト二三塁から佐藤都のタイムリーで同点に追いつかれます。9回は平良がゼロに抑えてどうにか引き分けに持ち込みましたが、痛い痛い引き分けとなりました。
増田は相変わらず本調子とはほど遠い感じで、しばらくは楽な場面で投げさせるのしかないのかなという感じです。ギャレットが打たれたタイムリーは、シフトを敷いていなければセカンドゴロという当たりだったので、ちょっと評価は難しいところではあるのですが、でもピンチを招いたのはギャレット自身なので、やはり厳しい評価をしなければいけないと思います。次のピッチングの結果次第では森脇と起用法を入れ替えるべきかと思います。
そもそも、一二塁間を広く空けたシフトを取っていたのに、変化球を続けて引っ張られてしまったリードがちょっと理解できないのですが、このあたりの意識統一は取れていたんでしょうか。ちょっと疑問です。
あと、打球を外野に飛ばせない30代の選手をスタメンで使うのはそろそろやめてほしいです。今の選手層の薄さは、この2年間木村に無駄に与えた700打席が招いているということを本当に理解しているんですかね? また繰り返すの?
2021/08/18(水)水上、初登板から13試合連続無失点のパ・リーグタイ記録(vs 千葉ロッテ 第16回戦)
【千葉ロッテ vs 埼玉西武 第16回戦】 (2021年08月18日/ZOZOマリンスタジアム) 埼玉西武 0 0 1 0 1 0 0 1 0 3 千葉ロッテ 0 2 0 0 1 2 0 0 X 5 [勝] 小島 6勝3敗0S [S] 益田 0勝4敗24S [敗] ニール 1勝4敗0S [本塁打] 8回表 山川 14号 ソロ (佐々木千)
水上が8回に3番手として登板し、マリーンズ打線を三者凡退に抑えて、パ・リーグタイ記録となる新人の初登板から13試合連続無失点。おめでとうございます。愛斗の好返球によるライトゴロもありましたが、素晴らしいの一言です。
なおラ。
さて、ライオンズ先発のニールは、初回こそ三者凡退で立ち上がりましたが、強風の影響もあってコントロールを乱す場面が目立ちました。5回2/3を5失点(自責点4)。源田のエラーがあったり、残したランナーを十亀がきっちり返してしまったという面もあるにせよ、期待に応えたとは言い難い内容でした。去年からずっとこんな感じですよね……。