2021/09/15(水)引き分け(vs 北海道日本ハム 第16回戦)
【埼玉西武 vs 北海道日本ハム 第16回戦】 (2021年09月15日/メットライフドーム) 北海道日本ハム 2 0 1 0 0 0 0 0 0 3 埼玉西武 1 0 0 0 1 0 0 1 0 3 [本塁打] 1回表 王柏融 8号 2ラン (本田)
ライオンズ先発の本田は3回3失点と期待に応えられませんでした。スピードがあまりない以上、精密なコントロールかインコースを平然と突く度胸が必要になるはずなのですが、そのどちらも見せることはできていません。2年前は少なくとも後者はできていたはずなんですが……。
序盤3回で先発が降板し、試合が壊れかねないところでしたが、2番手以降が踏ん張りました。特に3イニングを2安打無失点に抑えた平井はお見事でした。
打線は初回に中村のタイムリーで1点を返すと、5回には栗山の犠牲フライで1点差に詰め寄り、8回には栗山のタイムリーで同点に追いつきました。骨牙しか打ってねーじゃねーかw
9回表は5番手の平良が満塁のピンチをどうにかしのぎ、その裏、先頭の川越がよく選んでフォアボールで出塁しましたが、源田が送ったあと岸ショートゴロ、森申告敬遠、中村セカンドゴロで今シーズン18個目の引き分け。今シーズン初めてのサヨナラ勝利はなりませんでした。
2021/09/14(火)3ヶ月ぶりの3連勝(vs 北海道日本ハム 第15回戦)
【埼玉西武 vs 北海道日本ハム 第15回戦】 (2021年09月14日/メットライフドーム) 北海道日本ハム 0 0 1 0 0 0 0 0 0 1 埼玉西武 0 2 1 0 0 0 0 0 X 3 [勝] 高橋 10勝5敗0S [S] 平良 1勝2敗15S [敗] 池田 3勝10敗0S
福岡でホークスとマリーンズが死闘を演じている裏で、所沢では最下位攻防戦にふさわしい駄目比べが行われました。両チームが取れる点を捨て続けた結果3-1というロースコアになっていますが、とても締まった試合とは言えないゲームです。
ライオンズ先発の高橋は、6回を1失点としっかり投げてくれてはいるのですが、無駄な球が多かったために6回までで99球。3安打という内容を考えても、あと1イニング行けるくらいのペースで投げてくれればやりくりも楽になるのですが……。ともあれ、森脇、増田、平良とつないで逃げ切って、二桁10勝に到達しました。
打線は2回に岸の2点タイムリーで先制し、1点を返された直後の3回には栗山のタイムリーで突き放しますが、3点で終わってはいけない攻撃でした。どちらのイニングも山川に一本出ていればもっと楽な展開になったはずなのですが、打てる感じのしないスイングで二打席連続三振。一軍で我慢して復調を待つほど余裕のある打線ではないと思うのですが……。
4回に先頭の川越が出たあと、源田、岸が連続送りバントという珍しいシーンがありましたが、岸のバントはおそらくセーフティを狙ったもののインコースの厳しい球が来てしまい、よけきれずにバットに当たってしまった印象です。日頃辻采配を叩きまくっている弊ブログですが、さすがにこれで監督の采配をどうこう言うのも違うと思います。
2021/09/13(月)移動日
今日は一軍の試合がなかったので、ぼんやりとファームの試合を見ながら晩ご飯を食べていました。4番の愛斗は右方向にいい形でホームランが打てたので、このバッティングが身につけば打率も上がってくるのではないでしょうか。
もっとも、一軍のピッチャーの球でこれができるかというとまた話が変わってくるとは思いますが、少なくとも去年までのように一軍と二軍でまったくスイングが変わってしまうという感じでもないので、これが何かのきっかけになってくれればと思います。
ヤクルト・高津監督が猛抗議 九回に判定大混乱 中日リクエスト成功で試合終了/野球/デイリースポーツ online
セ・リーグの監督はリクエスト後に抗議しちゃいけないって大前提を分かってないのかな? と皮肉ろうかと思ったのですが(矢野の抗議の件はまだ根に持ってる)、これはどう考えても二塁塁審が悪いですね。
二塁がアウトと言われていない以上、ランダウンプレイになったと思ってホームを狙った三塁ランナーの判断も間違いとは言えず、審判のミスにつられて余計なアウトを献上してしまったスワローズとしては納得が行かないところでしょう。というか、二塁を踏んだ京田は一度審判にアピールするような仕草があったのですが、それでもアウトコールをしない二塁塁審は寝ていたんですかね。
ライオンズも4月には審判の判定ミスにつられて、取れたはずのアウトが取れなかったことがあります。2アウト一二塁からサードゴロを5-4と送って二塁フォースアウトの判定でしたが、リクエストで覆って2アウト満塁で再開となり、これが響いて試合をひっくり返されてしまいました。送球を受けたセカンドの山田は送球を受けた時点では(おそらく二塁セーフだと思って)一塁に転送する構えでしたが、アウトのコールを聞いてやめています。おそらく一塁に投げていればアウトで何事もなくゲームセットだったのに、審判のミスでほかのプレイが影響を受けてしまうのは非常に厳しい。
まぁ、ライオンズのケースはそもそも二塁に投げたサードの頭が悪いとしか言いようがなく、球団としても特に抗議はしていなかったと思いますが、スワローズはきちんと意見書を出したほうがいいと思います。これはアウトセーフの判断間違いというレベルのミスではないので。
2021/09/12(日)13カードぶりの勝ち越し(vs オリックス 第21回戦)
【埼玉西武 vs オリックス 第21回戦】 (2021年09月12日/メットライフドーム) オリックス 0 0 0 1 0 0 0 0 0 1 埼玉西武 0 3 0 0 0 0 0 0 X 3 [勝] 渡辺 3勝3敗0S [S] 平良 1勝2敗14S [敗] 山崎福 5勝9敗0S [本塁打] 2回裏 スパンジェンバーグ 7号 3ラン (山崎福) 4回表 杉本 26号 ソロ (渡辺)
前回登板で悔しい思いをした渡辺がそれを取り返すようなピッチングをしてくれました。本人がヒーローインタビューで「あまり調子が良くなかった」と言っていたように、確かにストレートがばらついているようには見えましたが、左バッターの内角にスライダーを投げきっていたのが効いていました。
4回の投球練習中にマウンド上でよろめくような仕草があり、直前の動きを見ると足首をやってしまったのかと思いましたが、どうやら足がつったということで続投。この回先頭の杉本に甘く入った球をレフトスタンドに持って行かれましたが、5回まで投げきって1失点に抑えました。状態が良くない中、よく頑張ってくれたと思います。松本さん、調子が悪いときはこうやって粘るんですよ。
打つほうは2回、外崎のツーベースと山川のデッドボール、柘植の送りバントでチャンスを作ると、スパンジェンバーグが2試合連続で残留力を発揮して3点を先制。インコースの難しい球でしたが、なぜその球が打てるのに普段は甘い球を空振りするんですかね……。
3点を先制したあとはいつものライオンズ打線で、8回先頭の川越がヒットを打つまで5イニングノーヒットが続きました。しかし、今日はリリーフ陣がランナーを出しながらも踏ん張り、水上、森脇、増田、平良とつないで逃げ切り。実に13カードぶりのカード勝ち越しとなりました。
2021/09/11(土)今井、プロ入り初の二桁奪三振で完封勝利(vs オリックス 第20回戦)
【埼玉西武 vs オリックス 第20回戦】 (2021年09月11日/メットライフドーム) オリックス 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 埼玉西武 0 0 0 3 4 0 0 0 X 7 [勝] 今井 7勝5敗0S [敗] バルガス 1勝1敗0S [本塁打] 4回裏 スパンジェンバーグ 6号 2ラン (バルガス)
今日は今井のピッチングに尽きます。7回先頭の杉本にヒットを許すまでノーヒットピッチングを続け、9回には2アウト満塁のピンチを招きましたが、最後は代打ジョーンズを打ち取って完封勝利。プロ初となる2桁13個を奪う、142球の熱投でした。まぁ、9回に入る前は監督もコーチもこんなに球数が行くとは思っていなかったでしょうけどw
打線は初回の満塁のチャンスを逃して嫌な雰囲気になりかけましたが、4回に山川のタイムリーツーベースで先制すると、続くスパンジーが残留力を発揮して3-0とリードを広げます。5回には先頭の源田が歩いたあと岸が送って、森、中村、外崎、栗山の4連打で4点を追加してゲームを決めました。
このところ負けがこんでいるだけでなく、勝ったとしても微妙に不満の残るゲームが続いていましたが、久々にスカッとする勝ち方でした。今シーズン最高のピッチングを見せてくれた今井は、次回の登板でも突発的にフォーム探しの旅に出ないでいただけると嬉しいです。