2006/08/17(木)マモノ大活躍!

2006/08/17 25:06
【駒大苫小牧(南北海道) vs 東洋大姫路(兵庫)】
(2006年8月17日:阪神甲子園球場)
 
東洋大姫路  2 0 0  2 0 0  0 0 0  4
駒大苫小牧  0 0 0  0 0 4  1 0 x  5
 
[勝] 田中
[敗] 乾
 
[本塁打]
  1回表 林崎  2号 2ラン (田中)
【智弁和歌山(和歌山) vs 帝京(東東京)】
(2006年8月17日:阪神甲子園球場)
 
帝京     0 0 0  2 0 0  0 2 8   12
智弁和歌山  0 3 0  3 0 0  2 0 5x  13
 
[勝] 松本
[敗] 杉谷
 
[本塁打]
  2回裏 馬場  1号 3ラン (高島)
  4回裏 馬場  2号 ソロ  (垣ケ原)
  4回裏 上羽  1号 2ラン (垣ケ原)
  7回裏 広井  4号 2ラン (垣ケ原)
  8回表 塩沢  2号 2ラン (竹中)
  9回表 沼田  1号 3ラン (竹中)
  9回裏 橋本  1号 3ラン (勝見)

私はあまり高校野球に興味がありません。どのくらい興味がないかというと、2004年の夏から始まった自称野球系ブログであるにもかかわらず、765日目にして今日始めて「駒大苫小牧」という単語がブログに登場したくらいです。2連覇しているのにねぇ。

さて、そんな私でも今日の2試合に関しては取り上げなければいけないでしょう。それぐらいすごい試合でした。

第1試合は駒大苫小牧エースの田中君が序盤から苦しみ、ポンポンと4点を奪われますが、6回の集中打で駒大苫小牧が同点に追いつくと、7回に三谷君のファースト内野安打で勝ち越し。そのまま逃げ切りました。駒大苫小牧がはほとんどチャンスを作れませんでしたが、文字通りワンチャンスをモノにしての勝利。本当に強いチームの勝ち方です。

第2試合は懐かしのハム鉄戦を思い出させる超乱打戦。言葉は要らない、スコアを見てくれという感じです。勝負を分けたのは、9回の帝京の先頭バッターがピッチャーだったことですかね。4点ビハインドなので、たとえまともなピッチャーが残っていなくても代打を出さざるを得ない状況でした。そして、この代打起用によるピッチャー交代が9回裏の再逆転劇を生みました。

しかし、こんなにホームランが量産される状況はいかがなものなんでしょう。確かにホームランは野球の華ですし、わかりやすいです。しかし、ラッキーゾーンがあった時代よりもホームランが出る状況は異常だと思います。ほかの要素の重要度が低くなってしまっては、野球の楽しさ、面白さを充分に味わうことができません。バットやボールを見直す時期に来ているのかもしれませんね。