2009/09/29(火)野球少年の夢、野球ファンの夢
マリーンズの応援団と西岡が揉めている、というニュースをご覧になった方もいらっしゃると思います。
http://www.nikkansports.com/baseball/news/p-bb-tp0-20090928-548887.html
揉めているというよりは、一方的に応援団側が突っかかっているだけのような気もしますが、まぁそれはさておいて。とりあえず今日の試合では落ち着いていたように見えました。ブーイングや応援拒否もありませんでしたし。このまま落ち着いていてくれればいいんですが。
ところで、この騒動の原因となった横断幕を掲げていた人が、その真意をブログのほうに書いています。
http://ameblo.jp/mvp-ishida/entry-10353033863.html
プロ野球の一軍にいられるのは、日本中でわずかに336人だけです。それがどれだけ難しいことか、彼らがどれだけ厳しい競争を勝ち抜いてきたか、その数字を見るだけで分かると思います。
もちろん私も球場で選手を野次ることはありますし、ブログでネタ的にからかうこともあります。ただ、やはり彼らが私にはできないことを容易にやってのけるという敬意は忘れていないつもりです。プロ野球選手というのは本当にすごい存在なのです。
自分が選手よりも上の存在だと勘違いしているのかもしれませんが、自分が140キロを超えるボールが投げられるのか、その球をスタンドまで叩き込むことができるのか、もう一度胸に手を当てて考えてみたらいいんじゃないですかね。
話は少しそれますが、今日は秋葉原のレジャランに行ってきました。そこでは赤い方々が代わる代わるプロ野球検定を回していたのですが、その表情が本当に楽しそうなんですよね。年上の方もいらっしゃるので微妙に失礼な言い方かもしれませんが、みんなまさしく少年のような目をしていたと思います。多分私も。
確かに本人の言うところの「野球少年の夢」を我々は否定したかもしれない。
じゃあ我々「ファンの夢」はどーでもいいのか?
生涯わすれられない最悪な一日。 [2009-09-28:いしだのブログ
ブログにはこんな言葉がありましたが、少年の夢とファンの夢、何が違うのでしょうか。その大きさはおそらく少年の方が大きいでしょうが、そのベクトルの向きは間違いなく同じ方向を向いていると思います。
そもそも、応援というものは無償の愛でなければいけないと思います。「応援しているのだから活躍して欲しい」と願うのは自然な感情ですが、「応援しているのだから活躍するべきだ」と考えるのは思い上がりも甚だしい。もちろん、自らがどんな気持ちで応援しようが勝手ではありますが、あまり醜い感情を表に出さない方がいいと思いますよ。