2012/01/21(土)ジャストミートスリムにスラリのリフィルを入れてみた
三菱鉛筆がジェットストリームを日本で発売したのが2006年。それ以降、パイロットのアクロボール、ゼブラのスラリ、ぺんてるのビクーニャと、各社とも新油性のボールペンを出していますが、困ったのが揃いも揃って軸がプラスチック製で安っぽいことです。別に持ちにくいとか耐久性に問題があるとかいうわけではないので、普段使いには全く困らないんですが、革の手帳に差すにはちょっと抵抗のあるデザインです。
何も諭吉さんが飛ぶような高級軸はいらないのですが、透明だったり原色バリバリの軸はちょっと困ります。今のところ純正品でこの条件を満たすのは、ジェットストリームのピュアモルトシリーズくらいですかね。ただ、ジェットストリームは手帳用紙として有名なトモエリバーとは相性が悪いです。というわけでパス。
さて、純正に存在しないのであれば、代わりの軸にお気に入りのリフィルを差してしまえばいいということになります。ちなみに私が使っているのはゼブラのスラリ。単色用リフィルが全長111.0mmの最大径4.4mm、多色用リフィルが全長98.0mmの最大径3.0mmですから、このどちらかが入る別の軸を探してくればいいわけです。
見つけたのがパイロットのジャストミートスリム *1 。これは素材にアオダモを使用しており、野球好きならハァハァすること間違いなしの製品です。1000円ということで特に高級感が漂うわけではありませんが、木製の軸なので少なくとも安っぽさは感じません。また、リフィルはBSRF-6F-Bであり、全長98.5mmの最大径3.1mmということで、スラリの多色用リフィルと似たようなサイズです。
左側が純正品、右側がスラリのリフィルです。長さはほぼ同じですが、純正品にだけ先の方に突起があります。実はジャストミートはこの突起でバネに引っかけて芯の出し入れをしているので、何らかの方法でスラリのリフィルにも突起をつけてあげなくてはいけません。とはいっても、そんなに難しく考える必要はなく、突起のあるべき位置にセロテープを巻いて太くしてしまえばいいのです。
非常に残念な見た目になってしまいましたが、リフィルは外から見えないので気にしないことにします。さて、できあがったリフィルを軸に差してみることにします。
できた! リフィルを変えるたびにこの作業が必要になりますが、ちゃんとした軸のスラリを使えるのであれば2、3分の作業は苦になりません。試してみて良かった。