2004/08/21(土)逆転勝利で決勝トーナメント進出決定!
2004/08/21 25:04
【日本 vs 台湾 アテネオリンピック1次リーグ】 (2004年8月21日:ヘリニコ野球センター・サブ) 台湾 0 0 3 0 0 0 0 0 0 0 3 日本 0 0 0 0 0 0 3 0 0 1x 4 [勝] 黒田 2勝0敗0S [敗] 曹錦輝 0勝1敗0S [本塁打] 3回表 陳金峰 1号 3ラン (上原) 7回裏 高橋由 2号 2ラン (王建民)
両チーム無得点で迎えた2回裏、2アウト一塁から和田一が左中間を破るタイムリーツーベース……と思ったらエンタイトルになってしまい、一塁ランナー小笠原は三塁ストップ。続く藤本が凡退したため先制点を奪うことができませんでした。いやーな流れです。
対する台湾は3回表、2アウトランナーなしからヒットとフォアボールでチャンスを作ると、陳金鋒がレフトスタンドへ先制アーチを叩き込みました。簡単に2アウトを取っていただけにもったいない。実にもったいない。
6回まで王建民の前に無得点が続いていた日本打線ですが、7回裏、宮本のスクイズ *1 で2点差に詰め寄ると、続く高橋由の2ランホームランで同点に追いつきます。この同点弾は追い風がなければレフトフライだったと思われる微妙な当たりでしたが、運も味方をしてくれました。
試合が振り出しに戻ってからは両軍投手が踏ん張り、3-3のまま延長戦に突入します。そして10回裏、日本はヒットと2つのフォアボールで1アウト満塁というビッグチャンスを作りました。迎えるバッターはここまであまり結果の出ていない小笠原。しかし、この大事な場面で本来の実力を発揮し、きっちり仕事をしてくれました。代わった3番手の陽建福から犠牲フライを打ち上げてサヨナラ勝ちです!
さて、これで予選リーグの5勝目を上げた日本は4位以内が確定し、決勝トーナメント進出が決まりました。まずは第一関門突破、というところでしょうか。
*1:結果的には犠打になりましたが、狙いとしては自分も生きようというバントでした。