2019/06/16(日)メットライフドームに行ってきました
【埼玉西武 vs 東京ヤクルト 第2回戦】 (2019年6月15日/メットライフドーム) 東京ヤクルト 0 1 2 0 0 0 0 1 2 6 埼玉西武 0 0 0 0 0 0 0 5 0 5 [勝] マクガフ 4勝1敗0S [S] 石山 1勝1敗8S [敗] 増田 3勝1敗10S [本塁打] 8回表 青木 10号 ソロ (本田)
もう昨日のことですが、メットライフドームに行ってきました。雨が降っていたこともあり寒いくらいの気温で、あったかい狭山茶がとても美味しかったです。例年ならこの時期は冷凍みかん美味しいと言っているような気もするのですが、不思議なものです。
さて、試合を振り返ってみます。
ライオンズ先発の本田は初回を2つの見逃し三振とセカンドフライという完璧な立ち上がり。2回もバレンティン、雄平を打ち取るところまでは素晴らしかったのですが、中村を歩かせたあとに山崎のタイムリーツーベースで先制を許します。3回にはバレンティンの2点タイムリーで追加点を許しますが、本田はここから立ち直りました。
8回先頭の青木にもホームランを打たれますが、7回1/3を4失点とゲームを作ってくれました。これまでは70~80球あたりに壁がありましたが、102球を崩れずに投げたのは成長のあとがうかがえます。もう上げたり下げたりはやめてローテに固定していいんじゃないですかね。
打線はスワローズ石川の前にほぼ完璧に抑え込まれていましたが、8回1アウトから金子、秋山の連打でチャンスを作ると、スワローズベンチが石川を替えてくれました。2番手の梅野が登板したところで試合が大きく動き始めます。
源田への4球目がワイルドピッチになってランナーが二三塁に進むと、応援歌がFlag to Victoryからチャンテ4に変わりました、ここから源田が粘りに粘って16球目で見逃し三振。打ち取られはしましたが、この粘りがあとにつながりました。外崎がデッドボールで満塁とすると、山川、森が連続押し出しフォアボールで梅野を引きずり下ろしました。
続く中村は3番手マクガフに2球で追い込まれましたが、軽打に切り替えて6球目を右に運びました。打球が右中間を破る感に一塁ランナーの森まで返って逆転! これは勝った! ……と思ったのですが。
9回表、先頭の中村の打球を源田が好捕したものの、一塁に悪送球でノーアウト二塁。続く山崎の送りバントを処理した増田が三塁に投げましたがタッチが間に合わずセーフ。荒木のタイムリーで同点とされたあと、藤井の送りバントで1アウト二三塁となり、山田の犠牲フライで勝ち越しを許して、これが決勝点になりました。
9回はミスのオンパレードで、ここを突かれた形になったのですが、かといって誰が悪いというわけでもない難しいプレイの連続でした。源田のプレイは記録は内野安打でしたが、いい球が行っていればアウトのタイミングでしたから、投げるなというのも違いますし、いっぱいいっぱいのプレイですから送球がそれることもあるでしょう。できれば山川にはベースを離れて送球を抑えて欲しいところでしたが、ぎりぎり届きそうな位置だったので難しいところです。増田の三塁送球も間一髪のタイミングだったので、タッチしやすい球だったら結果はわかりませんでした。逆に藤井の送りバントはフォースプレイでしたし、三塁に投げていればアウトだったと思いますが、あのプレイのあとでもう一度三塁に投げづらいのも理解できます。色々な巡り合わせが悪かったといわざるを得ない逆転負けでした。