2021/03/26(金)開幕戦に行ってきました
【埼玉西武 vs オリックス 第1回戦】 (2021年03月26日/メットライフドーム) オリックス 0 0 0 0 0 1 1 1 0 3 埼玉西武 2 0 2 0 0 0 0 0 X 4 [勝] 高橋 1勝0敗0S [S] 増田 0勝0敗1S [敗] 山本 0勝1敗0S [本塁打] 3回裏 森 1号 ソロ (山本) 6回表 吉田正 1号 ソロ (高橋) 7回表 頓宮 1号 ソロ (高橋)
メットライフドームの開幕戦に行ってきました。過去のブログの記事を確認したところ、開幕戦に行くのは15年ぶりだそうです。15年前は土曜日開幕だったり、そもそも不人気球団なのでチケットも簡単に取れたりと、現在とはだいぶ状況が違うのですが、ともあれ、この特別な日を現地で迎えられたのは幸せなことでした。
両チームの開幕投手は、予告通りライオンズが高橋、バファローズが山本でした。先制したのはライオンズ。1回裏、先頭の金子が内野安打で出塁すると、源田が送って1アウト二塁。続く森のセカンドゴロを太田が後逸する間に金子が生還して1点を先制。さらに栗山にもタイムリーが出てもう1点を追加しました。
3回には森がライトスタンドにたたき込んで1点を追加すると、紅林のエラーからチャンスを作って中村のタイムリーでもう1点。このあと山本は完全に立ち直り、4回から7回までノーヒットが続くわけですが、難敵の山本相手に大きな大きな4点のリードとなりました。
リードをもらった高橋は5回までバファローズ打線をゼロに抑えますが、6回に吉田正の、7回に頓宮のホームランで1点ずつ返されます。開幕戦でもあることだし8回から平良になるかと思ったのですが、8回も高橋が続投しました。しかし、高橋は2本のヒットを浴びて、1アウト一二塁でバッター吉田正を迎えたところで降板。平良にスイッチします。
結局、平良は内野ゴロの間に1人ランナーを返しますが1点でしのぎ、9回は増田が四者凡退で記念すべきメットライフドームのグランドオープンを白星で飾りました。
個々の選手を見ていくと、継投のタイミングを誤った感があるので、高橋は7回2失点という評価をするべきでしょう。相手のミスに助けられて序盤に点を重ねた面もありますが、山本相手に堂々たるピッチングだったと思います。今年はもう一段上に行ってくれるかもしれないという期待が持てるピッチングでした。
打線のほうも打つべき人が打った感じで、いいスタートが切れた選手が多い印象です。源田はノーヒットでしたが、いい当たりが続いていたのであまり心配はないと思います。ちょっと心配なのは外崎でしょうか。現地だったので細かいコースまでは分からないのですが、(おそらく)インコースの球に腰を引いてストライク、という場面が3度ありました。もちろん山本がいいピッチャーであることは確かですが、それでもちょっとボールが見えていないように見えました。
開幕スタメンのチャンスをもらった西川は3打数ノーヒット。残念ながら西川は木村文紀さんではないので、辻監督に次のチャンスをいつもらえるか分かりません。もちろん山本を打つのは簡単なことではないのですが、明日のバファローズの先発が左の宮城で、たとえ今日打っていてもベンチスタートの可能性が高いことを考えると、なんとしても今日1本欲しかったところなのですが。