2022/06/13(月)胸を張って応援したい
2022/06/13 19:07
昨シーズンは非常に辛い戦いになってしまいましたが、来シーズンは2度目の優勝ができることを願っています。
……と、綺麗事を並べるとこれくらいしか言うことはないのですが、これがたまたま弊ブログの記念すべき8000本目のエントリのようなので、久しぶりにお気持ち長文を書いてみることにします。
私がドリブンズを応援するようになったのは、初年度のドラフトでオカルトバスターズの3人中2人が揃ったという、それだけのことがきっかけでした。ですから、3位の抽選でパイレーツがたろうプロを引き当てていたら、今ごろパイレーツサポーターだったと思います。
実際にMリーグが開幕してからは、園田プロの魔法に魅せられました。見えている世界が違いすぎて、やっていることがまったく理解できないことも多いのですが、理解できないがゆえに結果が本当に魔法のようにしか見えません。そんな魔法のような打ち筋だけでなく、負けても真摯にインタビューに答えるところ、YouTubeで思考をわかりやすく伝えてくれること、生配信中にやんちゃなサジェストをお漏らしするところ、全部ひっくるめて大好きになりました。
初年度のドリブンズは、そんな大好きな3人で優勝。2年目のシーズンは男女混成が義務化され、追加選手として丸山プロが加入しました。
丸山プロは10月29日に 3位確定の出アガリを見逃して逆転倍満ツモ というド派手なデビュー戦を飾りました。技量的なことは私は分からないにしろ、とにかく「持っている」選手だという印象を受けました。ちなみに、渾身の見逃しを見逃してしまった実況のコバミサさんと解説の石橋プロを、私はいまだにちょっと恨んでいますw
さて、そんな素晴らしいスタートを切った丸山プロですが、初年度は10試合、翌シーズンも10試合と規定試合数ギリギリの出場に終わりました。そして2021-22シーズンでは出番はわずかに増えたものの12試合。選手起用についてはチームの戦術でもあるため、難しい部分もあると思いますが、特定の選手の起用数を極端に絞るという行為はほかの7チームには見られません。
そもそもドリブンズは丸山プロのことを「育成枠」と言っていますが、起用しないでも勝手に選手は育つものなのでしょうか。この光景は、木村文紀さんや金子侑司さんを重用して、外野手の育成を年単位で遅らせた、埼玉西武ライオンズの辻発彦監督を彷彿とさせます。「野球でもMリーグでも若手起用に問題があるチームを応援してるじゃないですかw」と煽られたことがありますが、私はそういう星の下に生まれたんですかねw
ただ、私にとってライオンズとドリブンズが決定的に違うのは、辻発彦という過去の名選手に対する尊敬の気持ちはあるものの、越山剛という個人に対する思い入れがまったくないため、監督に対するヘイトを和らげる手段がないことです。イチローのマネジメント? 麻雀関係ねーじゃん、知ったこっちゃねーよw
……と、監督へのヘイトをぶつけるのはこれくらいにしておいて。
昨シーズンは丸山プロがトータルでプラスしていた上に、村上プロが信じられないくらいの絶不調でマイナスを重ねていたため、丸山プロの出番を求める声はこれまで以上に大きかったと思います。
私も例に漏れず「まるこを出せ」と繰り返していましたが、それは単に「丸山プロの麻雀を見せろ」ということだけではありません。もちろん丸山プロの麻雀も見たいのですが、私が本当に叫びたいことは「胸を張ってドリブンズを応援させてほしい!」ということです。
ルールに則っていれば何をやってもいいという考えであれば、叩かれることをウジウジと気にせずに堂々と振る舞っていればよろしい。1チームくらいヒール的なチームがあってもいいでしょう。まぁ、ヒールを受け入れるようなら、さすがにもう応援しねーけど。
というより、すでに一部の他チームサポーターだったり、Mリーグ箱推しの方々からはそういう見方をされているという自覚を持ったほうがいいと思います。楽屋配信で丸山プロの出番に触れたコメントを削除している場合じゃないんですよ。本当にわかってますか?
また、「ドリブンズは実力主義なので」のような熱狂的なサポーターの言い訳を見たこともありますが、実力主義で7位→4位→7位という結果は「ドリブンズだけなりふり構わずにやっても弱いです」と言っているようなものなので、今後は控えてほしいと思います。
Mリーグは2019-20シーズンは「この熱狂を外へ」、2020-21シーズンは「"もっと"この熱狂を外へ」というキャッチフレーズを掲げました。年々視聴者の数は増えているようですし、ファイナルシリーズの時期にオープンしていた秋葉原のポップアップストアにはものすごい行列ができていました。熱狂は確実に外に広がっています。
ドリブンズもこの熱狂を広げるために最大限の努力をしてください。選手個人個人は全力で麻雀を打つことしかないでしょうが、チームとしてやれることはあるはずです。ヒールに徹するのであればそれもいいでしょう。しかし、その勇気がないのなら1チームだけ奇妙な行動原理で選手を起用するのはやめるべきです。ほかの7チームの努力にただ乗りするのはやめましょう。
最後にもう一度繰り返します。来シーズンはサポーターに胸を張って応援させてください。お願いします。