2004/09/10(金)NPBと選手会の暫定的合意事項全文 [nikkansports.com](はてなプロ野球’04)
http://www.nikkansports.com/ns/baseball/f-bb-tp0-040910-0036.html
タイムリミットぎりぎりではありましたが、今週末のストライキ突入はとりあえず回避されました。
今回の合意を「一歩前進」と見るか「選手会の甘さが出た」と見るかは人それぞれでしょうが、私は高く評価したいと思います。だって、ここまで選手会側の要望を汲んだ合意が結ばれるなんて、つい一週間前には全く想像できなかったじゃないですか。
それに、まだストという切り札は選手会の手元に残っています。今日の合意がオーナー側の時間稼ぎでしかないのであれば、それがわかった時点で初めてストを実施すればいいんです。オーナー側からこれだけの譲歩を引き出したにもかかわらずストに突入したとなれば、これから先の交渉で落とし所を見つけるのがかなり困難になってしまうと思います。
ところで、合意事項には次のような項目がありました。
(1)NPBは、「近鉄、オリックスの球団統合の実施時期を1年間延期する」との選手会の申し入れに対して、交流試合の導入を踏まえた来季の影響など諸問題について具体的分析を行った上で速やかに回答する。
NPBと選手会の暫定的合意事項全文 [nikkansports.com:2004-09-10
「具体的な分析」をするのであれば、収入源や支出額といった金の流れが明確になるはずです *1 。そこまでやらなければ「具体的に分析しましたが、やっぱり経営を続けるのは無理です」とは言えないわけですから。実はこの合意項目ってすごく大きな意味を持つのではないかと思います。
*1:本来であれば「今まで具体的な分析をしてなかったのかよ!」というツッコミを入れたいところですが。
2004/09/09(木)経営側譲歩案も、ストの結論は10日に [nikkansports.com](はてなプロ野球’04)
http://www.nikkansports.com/ns/baseball/f-bb-tp0-040909-0024.html
合併が正式承認されたばかりですから、昨日の今日でいきなり「一年間凍結」という結論になるわけがありません。残念ながらストライキ突入は避けられないのかなぁと思います。
これから焦点になるのは、選手会側が何を要求していくのかという点でしょう。あくまで合併の凍結を求めるのか、新規参入条件の緩和でよしとするのか。
もし「ストはファンのため」と言うのであれば、やはり合併の凍結を求めるべきです。なぜなら、署名活動などのアクションを起こしたファンが求めているのは、あくまでも「バファローズ、ブルーウェーブの存続」であって「12球団制の維持」ではありませんから *1 。落とし所を合併凍結以外のところに求めるのであれば、問題の早期解決やスト回避も可能だと思いますが、それでは合併反対の声を上げているファンを納得させられないでしょう。
私は、合併の凍結を求めるためのストであれば、消極的ではありますが支持します。しかし、それ以外の妥協的な要求をするのであればスト反対です。妥協してしまうのであれば、本来の仕事を放棄してストに突入することが二重の意味でファンのためになりませんから。
*1:今回のケースでは、身売りでも「存続」と言っていいと思います。
2004/09/09(木)頭の切り替えが遅い中級魔術士7級のQMA日記
アニゲ並べ替えで「金田一一」が出た後のスポーツ順番当てでのことです。400勝投手の名前を流れるような指捌きで「金→田→一→正」と答えてしまい、その後はお約束通りメロメロになってしまいました。「きんだいちただし」って誰だよ!
2004/09/08(水)土俵際(はてなプロ野球’04)
【近鉄 vs 西武 第26回戦】 (2004年9月8日:大阪ドーム) 西武 0 0 0 1 3 0 1 1 1 7 近鉄 0 0 4 0 0 1 3 0 x 8 [勝] 岩隈 15勝1敗0S [S] 福盛 2勝4敗9S [敗] 長田 2勝3敗0S [キモティー] 3回裏 北川 17号 3ラン (東) 4回表 フェルナンデス 32号 ソロ (岩隈) 6回裏 下山 3号 ソロ (森) 8回表 G.G.佐藤 3号 ソロ (吉田)
こんな状況だからこそ、いつも通りに試合結果をお送りします。
今日の試合はライオンズ松坂、バファローズ岩隈のエース対決……だったのですが、松坂が右臀部の痛みによって1イニングで降板してしまいました。こうなってしまうと、あとはお馴染みの中継ぎ崩壊&守備崩壊で大量失点です。打線は頑張って岩隈に食らいついたのですが、残念ながらあと一歩及びませんでした。
バファローズ先発の岩隈は12安打5失点と乱調でしたが、打線の援護にも助けられて15勝目をマーク。調子が良ければバッターは手も足も出ず、たまーに調子が悪くても大量援護がもらえる様は、まるで去年の斉藤和巳を見ているかのようです。これはお手上げですね。
さて、今日敗れたことによって、首位ホークスとのゲーム差は4.5に広がりました。プレーオフのアドバンテージのことを考えると、もうギリギリのところまで追い詰められたと言っていいでしょう。もっとも、今のチーム状態では第1ステージであっさり負けそうなので、第2ステージのことは心配しなくてもいいような気がしますけど。あははははは。
2004/09/08(水)オ近合併承認、来季は11球団2リーグ [nikkansports.com](はてなプロ野球’04)
http://www.nikkansports.com/ns/baseball/f-bb-tp0-040908-0020.html
一部のオーナーが最後まで悪足掻きしていた「第二の合併」は結局時間切れとなったようです。さて、選手会側はどう動くのでしょうか。