2004/09/13(月)「上級魔術士4級に昇格した」と断言する球界関係者のQMA日記
2004/09/12(日)プレーオフ進出決定(はてなプロ野球’04)
【西武 vs オリックス 第27回戦】 (2004年9月12日:西武ドーム) オリックス 0 1 0 1 0 0 0 0 0 2 西武 4 0 2 0 0 0 0 0 x 6 [勝] 張 9勝7敗0S [敗] 具 5勝9敗0S [本塁打] 1回裏 和田 29号 満塁 (具)
初回に和田のグランドスラムで先制すると、あとは終始ライオンズペースで試合が進みました。今日の勝利でライオンズの3位以上が確定。プレーオフへの進出が決定しました。できればレギュラーシーズンを1位通過して欲しいところですが、さすがに残り8試合で4.5ゲーム差はひっくり返せませんよねぇ……。
さて、今日のライオンズ先発の張ですが、6イニングを6安打2失点に凌いで9勝目をマークしました。今後も登板の機会はあるでしょうから、あと一つ勝って二桁に乗せてもらいたいところです。まぁ、中継ぎに白星を3つか4つは消されているので *1 、既に二桁並みの働きをしてはいるのですが。
しかし、勝つには勝ったのですが、クローザー豊田の状態には不安が残りました。失点こそしなかったものの、ポンポンと2安打を浴びてしまい劇場を演じてしまいました。今日はフォークボールのコントロールがかなり甘かったと思います。点差のある楽な場面であればともかく、僅差の場面での起用はちょっと怖いかもしれません。
*1:主に森慎二とか森慎二とか森慎二とか。
2004/09/11(土)投手戦のち炎上合戦(はてなプロ野球’04)
【西武 vs オリックス 第26回戦】 (2004年9月11日:西武ドーム) オリックス 0 0 1 0 0 2 0 0 1 0 3 7 西武 0 0 0 0 0 0 3 0 1 0 1 5 [勝] 戸叶 3勝0敗0S [S] 徳元 1勝2敗1S [敗] 小野寺 2勝1敗0S [花火] 3回表 早川 3号 ソロ (西口) 6回表 塩崎 8号 2ラン (西口) 7回裏 貝塚 14号 2ラン (川越) 7回裏 カブレラ 22号 ソロ (川越)
ライオンズ先発西口、ブルーウェーブ先発川越がともに好投を見せました。両者とも7回を投げて3失点という内容ではありましたが、いずれもホームランによる失点であり、ピッチング自体は素晴らしかったと思います。
一方、リリーフ陣は両チームとも残念な投球内容でした。同点で迎えた9回表、ライオンズのクローザー豊田が勝ち越し点を奪われると、その裏、ブルーウェーブのクローザー山口もリードを守り切れず、再度同点となって延長戦に突入。11回表に小野寺が炎上して勝負あったかと思われましたが、その裏に徳元もプチ炎上で失点し、まぁ、何と言うか……。
ところで、8日のバファローズ戦で負傷退場した高波ですが *1 、今日の試合でも代走として元気に出場していました。大怪我にならなくて本当に良かったです。
*1:代走に起用されてグラウンドに出るとき、中島の素振りのバットに殴打され、そのまま代走の代走を送られるという珍事でした。
2004/09/10(金)NPBと選手会の暫定的合意事項全文 [nikkansports.com](はてなプロ野球’04)
http://www.nikkansports.com/ns/baseball/f-bb-tp0-040910-0036.html
タイムリミットぎりぎりではありましたが、今週末のストライキ突入はとりあえず回避されました。
今回の合意を「一歩前進」と見るか「選手会の甘さが出た」と見るかは人それぞれでしょうが、私は高く評価したいと思います。だって、ここまで選手会側の要望を汲んだ合意が結ばれるなんて、つい一週間前には全く想像できなかったじゃないですか。
それに、まだストという切り札は選手会の手元に残っています。今日の合意がオーナー側の時間稼ぎでしかないのであれば、それがわかった時点で初めてストを実施すればいいんです。オーナー側からこれだけの譲歩を引き出したにもかかわらずストに突入したとなれば、これから先の交渉で落とし所を見つけるのがかなり困難になってしまうと思います。
ところで、合意事項には次のような項目がありました。
(1)NPBは、「近鉄、オリックスの球団統合の実施時期を1年間延期する」との選手会の申し入れに対して、交流試合の導入を踏まえた来季の影響など諸問題について具体的分析を行った上で速やかに回答する。
NPBと選手会の暫定的合意事項全文 [nikkansports.com:2004-09-10
「具体的な分析」をするのであれば、収入源や支出額といった金の流れが明確になるはずです *1 。そこまでやらなければ「具体的に分析しましたが、やっぱり経営を続けるのは無理です」とは言えないわけですから。実はこの合意項目ってすごく大きな意味を持つのではないかと思います。
*1:本来であれば「今まで具体的な分析をしてなかったのかよ!」というツッコミを入れたいところですが。
2004/09/09(木)経営側譲歩案も、ストの結論は10日に [nikkansports.com](はてなプロ野球’04)
http://www.nikkansports.com/ns/baseball/f-bb-tp0-040909-0024.html
合併が正式承認されたばかりですから、昨日の今日でいきなり「一年間凍結」という結論になるわけがありません。残念ながらストライキ突入は避けられないのかなぁと思います。
これから焦点になるのは、選手会側が何を要求していくのかという点でしょう。あくまで合併の凍結を求めるのか、新規参入条件の緩和でよしとするのか。
もし「ストはファンのため」と言うのであれば、やはり合併の凍結を求めるべきです。なぜなら、署名活動などのアクションを起こしたファンが求めているのは、あくまでも「バファローズ、ブルーウェーブの存続」であって「12球団制の維持」ではありませんから *1 。落とし所を合併凍結以外のところに求めるのであれば、問題の早期解決やスト回避も可能だと思いますが、それでは合併反対の声を上げているファンを納得させられないでしょう。
私は、合併の凍結を求めるためのストであれば、消極的ではありますが支持します。しかし、それ以外の妥協的な要求をするのであればスト反対です。妥協してしまうのであれば、本来の仕事を放棄してストに突入することが二重の意味でファンのためになりませんから。
*1:今回のケースでは、身売りでも「存続」と言っていいと思います。