ねことくまとへび

【埼玉西武 vs 千葉ロッテ 第3回戦】
（2010年3月22日：西武ドーム）
　
千葉ロッテ  0 3 2  0 0 0  0 3 5  13
埼玉西武　  0 0 0  0 0 1  0 1 0   2
　
[勝] 唐川 1勝0敗0Ｓ
[敗] 岸　 0勝1敗0Ｓ
　
[本塁打]
  3回表 福浦　　  1号 ２ラン （岸）
  9回表 サブロー  1号 ソロ　 （土肥）

ライオンズ先発の岸が3回5失点と大乱調。2番手の野上はなかなかの内容でしたが、5イニング目に入った8回に捕まり3失点。ここで試合が決まってしまいました。明日から4日間試合のない日が続くんだから、あまり野上を引っ張らずに、藤田とか勝ちパターンのピッチャーをつぎ込んでも良かったと思うんですけどねー。まぁ、これは結果論ではありますけど。

で、圧巻なのは9回表に登場した土肥でした。先頭の大松をセカンドゴロに打ち取ったところまでは良かったものの、サブローホームラン→代打今岡レフト前ヒット→里崎レフトへのツーベース→今江レフト前タイムリーヒット→西岡フォアボール→荻野貴ファーストファウルフライ→井口押し出しフォアボール→塀内ライト前2点タイムリーヒット→代打南フォアボールで、10人で2アウトしか取れずにノックアウト。笑い事じゃないのに笑うしかない状況でした。今年も中継ぎ陣はスリリングなピッチングを堪能させてくれそうです。

一方、マリーンズ先発の唐川は見事なピッチングでした。5回までは一人のランナーも出さないパーフェクトピッチングで、6回以降はちょくちょくヒットが出るようになったものの、終わってみれば5安打2失点の完投勝利。打ちごろの球がほとんどなく、付け入る隙がありませんでしたね。

というわけで、開幕3連戦は1勝2敗の負け越しスタートとなりました。次は移動日を4日挟んで、土曜日から仙台でイーグルス2連戦ということになります。ピッチャーは涌井－岩隈、帆足－田中になるのかな。というか、開幕早々これだけ移動日を挟んでしまう日程はどうにかならなかったのか……。

【埼玉西武 vs 千葉ロッテ 第2回戦】
（2010年3月21日：西武ドーム）
　
千葉ロッテ  0 0 0  1 0 0  1 0 0  2
埼玉西武　  0 1 0  0 0 0  0 0 0  1
　
[勝] 渡辺俊 1勝0敗0Ｓ
[Ｓ] 薮田　 0勝0敗1Ｓ
[敗] 帆足　 0勝1敗0Ｓ
　
[本塁打]
  7回表 大松  1号 ソロ （帆足）

昨日と同様、負けたピッチャーのほうが内容のいいピッチングでした。

帆足は7回まで6安打無四球。大松のタイムリーとホームランで2点を失いましたが、これは責められないでしょう。特に、ホームランを打たれた球なんか、外角低めの少なくともホームランボールではありませんでしたし。あれは打った大松が凄かったと言うべき。

打線のほうは渡辺俊を打ち崩せそうで打ち崩せない状況が続き、結局片岡のタイムリーで1点を奪うのが精一杯でした。去年もそういう傾向はありましたが、明らかに普段より調子が悪く、制球に苦しんでいるピッチャーを相手に早打ちを繰り返すのはどうなんでしょう。積極的なバッティングともったいないバッティングは紙一重ではありますが、今日のはちょっともったいなさすぎたと思います。

【埼玉西武 vs 千葉ロッテ 第1回戦】
(2010年3月20日：西武ドーム)
　
千葉ロッテ  0 0 0  0 1 0  0 0 0  1
埼玉西武　  0 0 0  0 0 0  2 0 x  2
　
[勝] 涌井　　　　 1勝0敗0Ｓ
[Ｓ] シコースキー 0勝0敗1Ｓ
[敗] 成瀬　　　　 0勝1敗0Ｓ
　
[本塁打]
  7回裏 中島　　  1号 ソロ （成瀬）
  7回裏 ブラウン  1号 ソロ （成瀬）

今シーズンのパ・リーグ開幕戦は、涌井の粘りのピッチングでライオンズが制しました。

「粘りのピッチング」と書いたように、今日の涌井は再三ピンチを招いています。8回まで7安打4四死球。しかし、5回の西岡のタイムリーツーベースの1点だけで踏み止まりました。1番の西岡に3安打されたものの、3番井口、4番金を抑え込めたのが大きい。

対するマリーンズの成瀬は、オープン戦の不調が嘘のような完璧なピッチングを見せていました。6回2アウトまではノーヒットノーランペース。

しかし、7回、先頭の中島がバックスクリーンに叩き込んで同点とすると、1アウト後、ブラウンにも一発が飛び出し逆転に成功。9回はシコースキーが3人で締めて開幕戦を白星で飾りました。ライオンズがワンチャンスをモノに……と言うより、チャンスすら作れずに空中戦で無理やり相手をねじ伏せた感じですねｗ

ともあれ、開幕戦を白星で飾ることができました。数字の上では単なる一勝ではありますが、気持ち的にはそれ以上の印象があります。まぁ、負けたときには「単なる一敗だ」と言うんですけどｗ

明日の先発の帆足にも、この勢いを繋げるような好投を期待しています。

いよいよ明日、2010年のパシフィックリーグが開幕します。パ・リーグ公式サイトで開幕一軍選手が発表されました。

http://pacific.npb.or.jp/kouji/pl_reg00.html

心配された中村は開幕一軍。これにはホッとしました。その一方で、すでに分かっていたことではありますが、抑えのグラマンがいないのは痛い。

そして、みんなが大好きな大沼も小野寺もいない！　ガッカリだ！　こうなると、長田に一部マニアの熱い期待が集まりそうです。

主に内野を中心に若手の登録が目立っているのも嬉しいですが、先発ピッチャーが涌井、岸、帆足だけなので、ローテが回ってくるたびに3人は落とされるはず。開幕3連戦が最終試験という形ですかね。

さて、我らがライオンズの開幕投手は涌井、対戦相手のマリーンズは成瀬と発表されています。涌井はオープン戦できっちり仕上げてきたように見えますが、成瀬はオープン戦絶不調。どこまで立て直してきたか注目です。

6クレかけてドラゴン組まで上げた後、ドラゴンで4クレ。10位のあと3連勝という出来過ぎな結果に満足して撤収してきました。今日のアニ並の問題の引きは神がかっていたと言わざるを得ない。

しかし、今日は2回ほど野球を投げたい面子だった時もあったのですが、残念ながら現在の階級ではキーボードのまでの個別形式と、セレクト、パネルしか投げられません。やはり今作はデータを引き継ぐべきだったかもしれませんね……。