ねことくまとへび

海外に赴任していたため、しばらく疎遠だった友人が日本に帰ってきたということで飲みに行ってきました。

途中までは「日韓ワールドカップとかカブレラの55発からもう10年も経ってるんだぜ」という、非常にスポーツ好きらしい会話をしていたはずなのですが、そのあとに出た「それ散るとか水月からもう10年も経ってるんだぜ」という発言にショックを受けて、途中からは延々と駄目な話をしていたような気がします。"Hello, world."からも10年、ダ・カーポからも10年……。

あれから10年経っていることにもショックを受けましたが、本当は30代半ばになってもこんな駄目な会話ばかりしている自分たちにこそショックを受けるべきであるような気がしないでもありません。

ハムが元ロッテ黒木氏に１軍投手Ｃ打診 - プロ野球ニュース : nikkansports.com
http://www.nikkansports.com/baseball/news/p-bb-tp0-20121117-1048067.html

先日は大塚光二のコーチ打診が話題に上がりましたが、今度は黒木が投手コーチを打診されたそうです。

大塚も黒木もプロ野球でのコーチの経験はありませんが、指導者としてはとても優秀なようです。

野球　７日間スラッガー養成プロジェクト
http://www.base-ball-1.com/it/

少年野球の練習と指導（現在は販売終了）
http://www.johnny-baseball.jp/

今年の優勝チームにこんな有能なコーチたちが入閣して、野手の飛距離がぐんぐん伸びて、ピッチャーの球速が10キロアップしたら、来年のファイターズは手がつけられない強さになりそうです。

日本２－０キューバ／強化試合詳細 - プロ野球ニュース : nikkansports.com
http://www.nikkansports.com/baseball/news/f-bb-tp0-20121116-1047748.html

WBCに向けて、キューバとの強化試合が行われました。つい最近まで「別にWBCに出なくてもいいよ」と言ってはいましたが、いざ出るとなればやはり楽しみに感じる辺り、自分でも現金なものだなぁと思います。

今日の試合は2回に炭谷のホームランで日本が1点を先制すると、7回には井端のショートゴロがエラーを誘って追加点。結局、7投手のリレーでキューバを封じ込めて完封勝ちを収めました。初陣をいい形で飾れましたね。

それにしても炭谷が国際試合でホームランですよ。今年打率.194、本塁打0の炭谷がホームランですよ。今日は日本代表のピッチャーが相手ですから、ウィリアムスのボールを止めるときのように横に飛んだり縦に飛んだりする必要がなく、バッティングのことを考える余裕があったんでしょうねぇｗ

【巨人】来季育成の星野950万円でサイン - プロ野球ニュース : nikkansports.com
http://www.nikkansports.com/baseball/news/f-bb-tp0-20121115-1047226.html

ルール上は何の問題もない行為だとはいえ、育成選手制度を単なる選手枠拡大制度と捉えている行為と言わざるを得ません。本来の育成選手制度の目的は、あくまでも未だプロレベルに達していない選手を鍛え上げることであるはずです。

（前略）同選手権試合出場の可能な支配下選手登録をめざして、球団に所属して指導を受け野球技能等の一層の錬成向上を受ける選手の保有および取扱いについて定めるものである。

日本プロ野球育成選手に関する規約

「等」という漠然とした言い方ではあるものの、「野球技能等の一層の錬成向上」の中に「故障回復待ち」を含むと解釈するのは相当に無理があるように思います。

かつての中村ノリの育成契約ほど強烈な違和感ではありませんが、二軍選手として考えても高めの950万円をもらっての育成契約というのもどうなんだろうと思います。社会人野球の縮小にともなってプロ側の枠を広げるという理念は理解できます。ただ、綺麗事を並べるのであれば、最後までその綺麗事を突き通してくれよと思います。もともと育成契約に積極的ではないライオンズのファンだから感じることかもしれませんけどね。

４０歳西口「生涯ライオンズ」宣言　ＦＡ権封印 ― スポニチ Sponichi Annex 野球
http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2012/11/14/kiji/K20121114004552290.html

もともとFA宣言なんてしないだろうとは思っていましたが、こうやって明言してくれるとやっぱり嬉しいものです。

来年のローテーションを考えると、今年の軸だった牧田、岸、野上は確定。涌井も先発に戻るでしょう。ほかにも石井、菊池もいるということを考えると、西口が先発に復帰するにはそれなりの結果を残さないといけないことになります。立場的には今までのプロ生活の中で一番厳しい状況かもしれません。

とはいえ、彼はあの西口文也です。東尾の後先を考えない酷使で大車輪の働きをしたり、俊足貧打の左打者が揃ってしまったしろにゃんこ打線をバックに白星を重ねたりと、厳しい状況でも結果を残してきた男です。200勝がすべてではありませんが、あと18の白星を積み上げてくれることを信じています。