2012/04/21(土)あと一本が出ない
【千葉ロッテ vs 埼玉西武 第3回戦】 (2012年4月21日:QVCマリンフィールド) 埼玉西武 1 0 0 0 0 1 0 0 0 2 千葉ロッテ 0 3 0 0 0 0 0 0 x 3 [勝] 唐川 3勝1敗0S [S] 薮田 0勝0敗5S [敗] 野上 0勝1敗0S [本塁打] 2回裏 サブロー 1号 ソロ (野上)
初回、1アウト二塁から、中島の右中間への大飛球を放ちますが、センター岡田がフェンスにぶつかりながらもぎ取る好プレイ。しかし、二塁ランナー栗山がタッチアップから一気にホームを突いてライオンズが先制。取った岡田のプレイも素晴らしかったですが、ためらわずにホームに突っ込んだ栗山の走塁もお見事でした。ところで、「うちゅうかんへのだいひきゅう」を「宇宙観への大飛球」と変換されると、飛距離の単位がメートルじゃなくなりそうなんですが、本当にそれでいいのかATOK。
マリーンズは2回、先頭のサブローがレフトスタンドにたたき込んで同点とすると、さらに2アウト満塁から角中の2点タイムリーツーベースで計3点を奪って逆転。ライオンズは6回に大崎の犠牲フライで1点を返し、9回にも薮田を攻めて2アウト満塁のチャンスを築きましたが、中島がライトフライに倒れて万事休す。1点差で敗れました。
ライオンズ先発の野上は、失点した2回こそヒットを集中されたものの、トータルで見ればそこまで悪くなかったと思います。これはもう1回先発のチャンスがもらえそうです。ただ、ゴールデンウィークの9連戦にはもう1枚先発が必要になるんですよね。まさか慌てて万全じゃない涌井を上げたりしないだろうな。
2012/04/20(金)石井、あと一人で完封を逃すも今シーズン初勝利
【千葉ロッテ vs 埼玉西武 第2回戦】 (2012年4月20日:QVCマリンフィールド) 埼玉西武 0 0 0 0 0 1 0 0 0 1 千葉ロッテ 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 [勝] 石井 1勝0敗0S [S] ゴンザレス 0勝2敗2S [敗] 成瀬 1勝2敗0S
今日は石井に尽きるでしょう。8回2/3と、完封勝利まであと一歩のところでゴンザレスにマウンドを譲りましたが、5安打無失点の見事なピッチングでした。9回裏は、先頭の根元にツーベースを浴びたものの、続く伊志嶺の送りバントがキャッチャーフライになり、飛び出した根元が戻れずにゲッツー。これで石井の完封がぐっと近づいたかと思いましたが、角中、井口に連打を浴びて無念の降板となりました。
2番手のゴンザレスは、4番サブローを打ち取って今シーズン2セーブ目。ただ、ストレートが高めに浮きまくっていて、信頼感を一気に取り戻せるようなピッチングではありませんでした。正直言って今日のような展開で登板させるのはちょっと怖いです。
2012/04/19(木)最後の反撃もあと一歩及ばず
【埼玉西武 vs 北海道日本ハム 第6回戦】 (2012年4月19日:皇子山球場) 北海道日本ハム 0 0 0 0 0 2 0 0 1 3 埼玉西武 0 0 1 0 0 0 0 0 1 2 [勝] 植村 1勝0敗0S [S] 武田久 1勝0敗4S [敗] 岸 2勝1敗0S
ライオンズは3回に中村のショートゴロの間に1点を先制しますが、6回に稲葉の2点タイムリーで逆転を許すと、9回にはリリーフ陣がつかまってさらに1失点。その裏に武田久を攻めて押し出しで1点を返しますが、反撃もそこまででした。
ライオンズの岸は決して悪いピッチングではありませんでしたが、6回だけは人が変わったかのように制球を乱してしまいました。でも、8回4安打2失点は責められないよなぁ。やはりこのチームは完投しないと勝てないのか……。
ちなみに、ファイターズの2番手として登板した植村は、今日の勝ちがプロ入り初勝利だそうです。おめでとうございます。
2012/04/18(水)アウトを取るのは簡単ではなかった
足つっても…牧田完投で西武本拠初勝利 - プロ野球ニュース : nikkansports.com
http://www.nikkansports.com/baseball/news/p-bb-tp0-20120418-935742.html
頑張った牧田は大いに褒めるべきだと思いますが、こんな状況でも投げ続けなければいけないのはちょっと辛いと思います……。まだペナントレースは始まったばかりですし、みんながいつも完投できるわけではないので、早いところリリーフ陣を立て直してくれないと困ります。
今考えてみると、打たれはしたもののイニングイーターとしての仕事はそれなりに果たしてくれた大沼や小野寺は、実は貴重な戦力だったのかもしれませんね。
2012/04/17(火)ようやくホーム初勝利
【埼玉西武 vs 北海道日本ハム 第5回戦】 (2012年4月17日:西武ドーム) 北海道日本ハム 1 0 0 0 0 0 0 0 1 2 埼玉西武 0 0 1 0 2 0 0 0 x 3 [勝] 牧田 1勝1敗0S [S] 牧田 1勝1敗1S [敗] 八木 1勝2敗0S
初回にあっさりと先制を許したときは「また今日もか……」と思ってしまいましたが、3回に中島のタイムリーで追いつくと、5回には中村のタイムリースリーベース、ヘルマンのタイムリーで2点を奪って勝ち越し。9回に牧田が3安打を浴びて1点差に詰め寄られましたが、何とか逃げ切りました。牧田は完投で今シーズン初勝利です。
しかし、9回にタイムリーを浴びて1点差に詰め寄られても渡辺監督は動きませんでしたね。もちろん今日の牧田は球数が少なかったということもあるんでしょうし、牧田は去年厳しい場面でのリリーフを何度も経験しているのでそれを買ったということもあるのでしょうが、それだけリリーフ陣が信頼されていないということが言えると思います。そして、この渡辺監督の判断は残念ながら正しい判断でした。こういう扱いを受けてしまったリリーフ陣は奮起して信頼を取り戻して欲しいと思います。