2012/12/03(月)ヘルマン残留
【西武】ヘルマンと契約更新 - プロ野球ニュース : nikkansports.com
http://www.nikkansports.com/baseball/news/f-bb-tp0-20121203-1055093.html
もともと残留の方向で進んではいたようですが、改めて発表されて安心しました。一発がないのでチームによっては評価されづらい選手だとは思いますが、積極果敢な走塁、勝負強いバッティングは来年のライオンズにも必要です。より一層の活躍を期待しています。
先日オーティズとシコースキーとの契約がまとまったということで、あとはウィリアムスだけですね。こちらも残留の方向らしいので、近いうちに正式な話があると思いますが。
それにしても、去年もそうだったんですが、今年も銭闘員たちがおとなしくなりそうなのでオフの楽しみが半減です。この成績じゃ片岡はおとなしくせざるを得ないでしょうし、涌井も抑えとしてはよくやってくれましたが、そもそも先発ではダメダメだったのでそこまで強気には出られないでしょう。あと不祥事もありましたし。まぁ、不祥事と言っても、一億円供与しちゃったり十億円もらっちゃったりしても正力賞がもらえる世界なんですから、エロ写メ供与なんてかわいいもんですけど。
そういう意味では、毎年シーズン中だけではなくオフにも盛り上げてくれたG.G.佐藤は貴重な存在だったんだなぁ。
2012/12/02(日)中村の復帰は来年6月目処
おかわり、来年6月に実戦復帰へ…西武:プロ野球:野球:スポーツ報知
http://hochi.yomiuri.co.jp/baseball/npb/news/20121201-OHT1T00006.htm
記事中では「5月までは中村抜き」という悲観的なニュアンスですが、もともとは来期絶望とも、後半戦に間に合えばいいやとも言われていたことを考えれば、6月に復帰できるのであればこれは朗報でしょう。
ただ、ちょっと良くなったからといって、くれぐれも無理して復帰するのだけはやめてください。ここ最近の片岡を見ても分かるように、万全ではない状態で試合に出ても、チームの足を引っ張るだけでなく万全な状態に戻るのも遅れてしまいます。それに、場所が場所だけに、無理すると日常生活にも支障が出てしまいますからね。うん、膝は大事。(自分の左膝を見ながら)
こうなると、残ったメンバーの働きが重要になってきます。今年の打線から中島、中村、カーターが抜けるわけですから、迫力がなくなるのは仕方がありませんが、中村に安心して休んでもらえるように頑張ってもらいたいところです。
2012/12/01(土)NPB BISの危機
来季の公式記録が出なくなっちゃう? - プロ野球ニュース : nikkansports.com
http://www.nikkansports.com/baseball/news/p-bb-tp0-20121201-1053910.html
昨年末から燻っていた問題が再燃してしまいました。
もともとは2013年から新システムに移行しようとしていたNPBが、電通に対して2012年の1年契約を提示したものの、電通は機器のリース期限の2014年までの3年契約を要求。NPB側が一年契約に応じるよう仮処分を申し立てる事態になりました *1 。しかし、最終的にはこの申請は取り下げられています *2 。この後の続報がないのですが、今回の記事で「契約破棄」という言い方をしているので、おそらく3年契約が結ばれたのでしょう。
さて、2013年からの新システム移行の計画が進んでいたのであれば、これはNPBにとって渡りに船の話のはずです。だってそもそも単年契約を要求していたんですから。しかし、こんなにあたふたしているということは、おそらく新システム移行の計画は頓挫しているということなんでしょう。別のサイトには3月にこんな記事も出ています。
日本野球機構が大もめ「読売・楽天」に責任論:FACTA online
http://facta.co.jp/article/201203034.html
経済誌は色々な人の思惑が絡み合った記事ばかりなので100パーセント信用できるものではありませんが、今のバタバタした状況を見るに、「真相がこんなことだったとしても驚かないよね」程度の信憑性はあると思います。
この記事がある程度信用できるものだとすると、NPBとしては確かに困ります。記事中の「D社」は、きっと見逃しなのにバットが折れてしまうこともあるあの会社さんだと思うのですが、あそこが駄目だとするとすぐに代行できるような会社さんは思いつきません。今までの各種速報サイトのソースは、たいていBISかD社のどちらかだったわけですし。
もともとBISは提供されるデータ量があまり豊富でなく、多くのファンが不満に思っていたことではあるのですが、その豊富でないデータにすらアクセスできないとなると、ファンとしてもちょっと困ってしまいます。なんとかなりませんかね。
それもこれも「記録」という大事なものの管理システムを他人に丸投げしているからなんですよね。丸投げって危険ですよ。品のない言い方になりますが、金玉を握られている状況になってしまうわけで、システム会社の要求がエスカレートしてきても、それを飲まざるを得なくなってしまうんですよ。あれ? どこかの業界でよく聞く話だぞ……?
まぁ、今回の件に関しては電通が無茶な要求をしたわけでもなく、阿呆なのはNPB側であることは間違いないのですが、相手のほうが強い状況になっているのは確かです。この状況を改善するには、NPBが自前でシステムを作り上げるしかないでしょう。あ、NPBさん、144試合ブログに戦評を書くくらい野球が好きで、要件定義から設計、実装、保守までの経験が豊富で、Java、C++、VB、COBOL、Pythonと言語を問わずに活動しているシステムエンジニアに心当たりがあるんですけど、ひとつ雇ってあげてはくれませんかね?