2015/09/30(水)秋山、日本タイ記録の214安打!
【オリックス vs 埼玉西武 第24回戦】 (2015年9月30日:京セラドーム大阪) 埼玉西武 1 4 2 1 0 0 2 2 4 16 オリックス 1 1 0 1 1 0 1 0 0 5 [勝] 牧田 9勝11敗3S [敗] 東明 10勝8敗0S [本塁打] 4回表 栗山 10号 ソロ (吉田一)
秋山は初回、レフトへのツーベースヒットを放ってイチローと並ぶパ・リーグタイの210安打を達成しました。2回の第2打席でライトへのスリーベースを放って211安打。あっさりとイチローを抜いてしまいました。
3回の第3打席はフォアボールに終わりましたが、5回の第4打席でレフトへのツーベースを放ち212本目。7回の第5打席はレフト前ヒットで213安打。そして8回の第6打席にライトへのツーベースを放ち、今日5本目のヒットで一気に日本タイ記録の214安打達成です。おめでとうございます! 残り2試合で5安打ということでちょっと厳しいかと思いましたが、まさか1日で達成してしまうとは。
新記録の期待がかかった9回の第7打席は、ピッチャーの坂寄がまったくストライクを入れられずフォアボール。さすがにルーキーには荷の重い場面だったかもしれません。しかし、明日1本でも打てば新記録です。頑張ってください。私に言えるのはそれだけです。
明日の予告先発は岡本洋。岡本洋は今日の3番手で出てきたような気がしないでもありませんが、テレビゲームじゃあるまいし、プロの監督がそんな起用をするとは思えません。きっと私の見間違いだったのでしょう。
2015/09/29(火)イースタンリーグ個人タイトル
西口さんのTシャツが欲しかったのですが、さっぱりサイトに繋がらず、ようやく繋がったころには完売していました。みんな欲しがるアイテムだし、希少性に価値があるわけでもないんだから、受注生産にすれば良かったのに……。
誠投手・外崎選手がイースタン・リーグ個人タイトルを獲得! | 埼玉西武ライオンズ オフィシャルサイト
外崎は一軍でもチャンスをもらい、走塁が一軍レベルにあることは証明してくれました。まぁ、それ以外がまだまだ物足りないのですが、ライオンズのショートは流動的なポジションですから、来年以降もチャンスはもらえると思います。
誠に関しては、最多勝自体は立派な成績だと思います。しかし、最多勝が取れてしまった状況は問題でしょう。一軍の先発陣が盤石だったのならともかく、郭や野上や牧田はだいぶ酷いピッチングが続いていたのにチャンスをもらい続けていました(そして、チャンスを潰し続けていました)。
チャンスを与えるという意味もありますが、より高いレベルを知るという意味でも誠は何度か一軍で投げさせるべきでした。さすがに今年の首脳陣の考えていることはまったく理解できません。昨日のブーイングは勝敗だけじゃなくてそういうところも含んでるんだよ。だから悪いことだとわかっているのに俺は非難できなかったんだよ。
2015/09/28(月)西口文也投手、お疲れ様でした
【埼玉西武 vs 千葉ロッテ 第25回戦】 (2015年9月28日:西武プリンスドーム) 千葉ロッテ 1 0 2 0 0 0 1 0 0 4 埼玉西武 0 2 0 0 0 0 0 0 0 2 [勝] 石川 12勝12敗0S [S] 内 1勝1敗3S [敗] 菊池 9勝10敗0S [本塁打] 2回裏 森 17号 2ラン (石川) 3回表 デスパイネ 18号 2ラン (菊池)
1点ビハインドの5回表、2アウトランナーなしというところで、西口が現役最後のマウンドに登りました。バッターは井口。西口は3-2から外角に伝家の宝刀スライダーを投げ込みますが、わずかに外れてボールと判定され、最後の登板はフォアボールという結果に終わりました。取って欲しいボールではありましたが、まぁ、審判が雰囲気に流されるのは良くないですしねw
試合は7回に牧田が致命的な1点を失い、そのまま押し切られました。本拠地最終戦、そして西口さんの引退試合に花を添えることはできませんでした。
そして試合後のセレモニー。選手会長の牧田や、田辺監督の挨拶のときにはブーイングが浴びせられていたようです。シーズンが終わったわけでもない、まだ2試合残っている状況でブーイングする行為は間違っているとは思いますが、気持ちもわからなくはありません。今日という重要な試合に負けたからブーイングしているわけではなく、今までの不甲斐ない戦いや意味不明な采配に対してのブーイングでしょうからね……。
その後は西口さんの引退セレモニー。自らノーヒットノーラン未遂に触れて笑いを取るなど、西口さんらしい挨拶でした。また、ライオンズの選手だけでなく、他球団の元ライオンズの選手たちからのコメントも寄せられていましたが、いかにライオンズが主力選手から逃げられているかということを痛感させられるシーンでもありましたw
ちょっと、残念だったのが、マリーンズ側からの花束贈呈が涌井だったこと。いや、涌井が嫌だという話ではなくて、引退発表時の会見で「お世話になった人」として名前が出ていた伊東さんのほうが相応しかったと思います。伊東さんも(色々な噂が真実だとすれば)憎いのは西武フロントであって、西口さんに対して思うところはないはずなので、きちんと頼みこめばやってくれたと思うのですが……。それとも、それでも頑なに固辞されたのでしょうか。ファンとしてはそこだけが残念でした。
最後は、西口さんがマウンドに残していったグラブを高橋光が拾い上げて退場するという演出。ちょっと頼りない先輩が多いチームですが、チームの柱になれるように頑張ってください。
西口投手、21年間お疲れ様でした。そして、たくさんの感動をありがとうございました。またいつの日か、ユニフォームを着た西口さんの姿をグラウンドで見られるのを楽しみにしています。
2015/09/27(日)森本稀哲選手、お疲れ様でした
【埼玉西武 vs 東北楽天 第25回戦】 (2015年9月27日:西武プリンスドーム) 東北楽天 0 0 0 0 1 0 0 0 0 1 埼玉西武 0 0 2 0 1 0 0 2 x 5 [勝] 十亀 11勝7敗0S [敗] 森 0勝2敗0S [本塁打] 3回裏 炭谷 4号 ソロ (森) 5回表 伊東 1号 ソロ (十亀)
胸の熱くなるシーンでした。
8回表の守備から森に代わって、今日が引退試合の森本が7番ライトに入りました。そしてその裏の攻撃。4人出塁しなければ森本までは回らないところでしたが、先頭の秋山がツーベース、続く渡辺がデッドボール、さらに浅村の送りバントが内野安打となった上にエラーを誘って1点を追加し、なおもノーアウト一三塁。続く中村がセンターへの犠牲フライで1アウト一塁となり、次のメヒアの打球がサードゴロになってこれで終わったかと思いましたが、メヒアがメヒアとは思えなくらいの激走でなんとかゲッツーを防いで2アウト一塁。そして6番の栗山が粘って粘ってフォアボールを選び、なんと森本まで打席を回してしまいました。
森本はネクストバッターズサークルで感極まったようで目元を抑えていましたし、初球はとんでもない空振りで、おそらく涙でまともにボールは見えていなかったのではないかと思います。最終的には3球目を打ってサードゴロとなり、現役最後の打席を終えました。
森本はベイスターズで衰えを隠せない状態からの入団ということもあり、ライオンズでは数字的にはそこまでのものは残せませんでした。しかし、去年は森本と脇谷でなんとかファーストの穴を埋め続けたわけで、去年のシーズンを振り返ったときには貴重な戦力でした。あと、単純なピッチャーの左右ではなく、調子まで見極めて使ってもらえればもうちょっと数字は残せたはずですしね。
ヒーローインタビューでの十亀も涙ぐんでいましたし、チームメイトからもかなり慕われていたことがうかがえます。どうしてもパフォーマンスが話題になってしまいますが、野球には真摯に取り組んでいる選手でしたし、自身が病気や怪我を克服してきた選手なだけに、きっと面倒見も良かったのではないかと思います。ライオンズにはなかなかいないタイプでしたから、野球以外の面でもチームへの貢献はあったのでしょう。
森本選手、17年間お疲れ様でした。去年のヤマノススメデーでの同点タイムリーのことは忘れません。
2015/09/26(土)浅村の満塁弾で5割復帰
【埼玉西武 vs 東北楽天 第24回戦】 (2015年9月26日:西武プリンスドーム) 東北楽天 0 0 0 0 0 0 0 1 0 1 埼玉西武 0 1 0 0 0 0 0 4 x 5 [勝] 牧田 8勝11敗3S [敗] 青山 4勝5敗0S [本塁打] 2回裏 森 16号 ソロ (則本) 8回裏 浅村 13号 満塁 (クルーズ)
ベンチワークの失敗を浅村が救いました。
ライオンズは2回、森のホームランで1点を先制。その後はライオンズ高橋光、イーグルス則本の投手戦が続きます。
高橋光は7回まで銀次のヒット1本に抑えていましたが、8回、先頭の西田に三塁線を破られると、続く岡島の送りバントで1アウト三塁のピンチ。続く代打北川を三振に切って取ったところで、ライオンズベンチが動き、牧田にスイッチしました。左右の別があるわけでもなく、高橋光の球数も100球弱というところで、この交代は完全に意味不明だったのですが、意味がわからないだけではなく結果的にもアウトでした。ウィーラーの打球が三遊間を破って試合は振り出しに戻ります。
その裏、ライオンズは先頭の渡辺がセンター前ヒットで出塁すると、栗山が送って1アウト二塁。すでにメヒアが退いていたので当たり前のように中村が敬遠されて1アウト一二塁。ここで鬼崎がライト前ヒットで繋いでチャンスを広げると、続く浅村が打った瞬間にわかるレフトスタンドへのグランドスラムで勝ち越し。9回は増田が締めて4連勝。ベンチがアホでも試合に勝ってしまいました。