2017/09/15(金)最後の意地を見せてくれ
明日からは、マジックを1としたホークスとの3連戦。一つ明るい材料としては、マジック対象チームがライオンズなので、目の前のホークスに勝てさえすれば胴上げを見る必要はありません。
とはいえ、負けどころか引き分けも許されない厳しい状況ですから、胴上げの聖地と揶揄される所沢での優勝確定が今年も濃厚なようです。
でも。
この土壇場で胴上げを阻止できれば。それは選手たちにとって、とてもとても大きな経験になると思うのです。ときどき大雑把なプレイが顔をのぞかせることはありますが、この1年で選手たちは見違えるようにたくましく成長しました。最後に意地を見せてくれることを期待しています。
さて、その大事な明日の試合の予告先発はライオンズが野上、ホークスが東浜と発表されています。
……野上かぁ。
2017/09/14(木)これぞエース
【東北楽天 vs 埼玉西武 第23回戦】 (2017年9月14日/Koboパーク宮城) 埼玉西武 1 0 0 0 0 1 0 0 0 2 東北楽天 1 0 0 0 0 0 0 0 0 1 [勝] 菊池 15勝6敗0S [S] 増田 1勝5敗27S [敗] 岸 8勝9敗0S
ライオンズは初回、秋山が初球を打ってレフト前ヒット、源田が初球をバントして内野安打、森が初球を打ってライト前タイムリーで、プレイボールからわずか3球で1点を先制します。しかし、このあと山川、浅村、中村がフライアウト3つでランナーを進めることすらできずに1点止まり。
その裏、1アウトから銀次のファーストゴロを処理した山川が悪送球して出塁を許すと、続く中川のレフトオーバーのタイムリーツーベースで試合は振り出しに戻ります。
2回以降は両投手とも安定したピッチングでしたが、5回裏、1アウト満塁という大ピンチを招いてしまいました。しかし、今年のエースは先代とは違います。誰が先代だか忘れましたけど。とにかく、菊池は銀次をショートゴロゲッツーに打ち取りピンチをしのぎました。
直後の6回、フォアボールで歩いた森が山川の三振の間に盗塁を決めて2アウト二塁のチャンスを作ると、浅村がショートの右を破るタイムリーヒットで勝ち越しに成功します。
試合は2-1のまま9回まで進み、9回のマウンドには2番手の増田が上がりました。菊池が最後まで行くかなーとも思ったのですが、121球投げてましたしね。増田は1アウトからウィーラーにツーベースを浴びてピンチを招きましたが、アマダー、代打島内を内野ゴロに打ち取ってゲームセット。イーグルス2連戦を2連勝し、ゲーム差を3.5に広げました。
2017/09/13(水)炎獅子復活
【東北楽天 vs 埼玉西武 第22回戦】 (2017年9月13日/Koboパーク宮城) 埼玉西武 0 0 0 0 1 4 0 2 0 7 東北楽天 0 1 0 2 0 0 0 0 0 3 [勝] 十亀 8勝5敗0S [敗] 藤平 2勝3敗0S [本塁打] 2回裏 島内 14号 ソロ (十亀) 6回表 中村 26号 3ラン (藤平)
今日から炎獅子ユニフォーム再着用。その試合で、勢いのつく逆転勝ちです。
3点を追うライオンズは5回に源田のタイムリーで1点を返すと、6回には中村のホームランと金子侑の犠牲フライで5-3と逆転に成功。8回には源田の2点タイムリーツーベースで駄目を押しました。
打つほうでも大活躍だった源田ですが、守りでも魅せてくれました。8回、シュリッターが簡単に2アウトを取ったあと、フォアボールと内野安打で2アウト一二塁のピンチを招き、続く銀次の打球は二遊間を抜けようかという当たりでしたが横っ飛びで止めて、グラブトスで二塁フォースアウトでピンチをしのぎました。源田たまらん。
ライオンズ先発の十亀は6回3失点という内容でしたが、4回の2点は栗山の狭すぎる守備範囲と岡田のパスボールが響いた感があるので、好投だった、といっていいと思います。しかし、1年でここまで守備が衰えてしまうんですねぇ……。去年までは取るところまでは問題なかったのに。
ともあれ、イーグルス2連戦の初戦を制し、ゲーム差を2.5に広げました。明日の予告先発はライオンズが菊池、イーグルスが名前も出したくない奴です。
2017/09/12(火)それはそう
知ってた。
西武、渡り鳥右腕キャンデラリオをウエーバー公示 - 野球 : 日刊スポーツ
獲得時点で評価ポイントがハングリーさしかない時点でお話にならないわけですが、今年あれだけ獲ってまともに働いたのはシュリッターだけ(まぁ、そのシュリッターは大当たりだったわけですが)というフロントはもう少し反省していただきたいところです。
ちなみに、賢竜杯に向けてキャラをルキアに戻そうかと思うのですが、そのときのカードネームの第一候補が「Pキャンデラリこ」だったんですが、いなくなっちゃいましたねw
2017/09/11(月)PyCon JP 2017に参加してきました #pyconjp
今年もPyCon JPに行ってきました。ブログを書くまでがPyCon JPとのことなので、忘れないうちに振り返りたいと思います。
1日目
- Keynote
- 野球を科学する技術~Pythonを用いた統計ライブラリ作成と分析基盤構築
- Pythonとパッケージングと私
- Djangoフレームワークのユーザーモデルと認証
- Pythonによる文章自動生成入門!Python ✖︎ 自然言語処理 ✖︎ ディープラーニング
- プロダクト開発して分かったDjangoの深~いパーミッション管理の話
- Pythonと機械学習によるWebセキュリティの自動化
午前中は中川さんの野球の話と、aodagさんのパッケージングの話で、「ああ、今年もPyConに来たんだな」という謎の満足感を得ました。思わずそのまま帰ってしまおうかと思ったくらい。
……冗談はさておき、中川さんの発表はとても参考になりました。目的は違うにしろ、定期的にスクレイピングしたデータを貯めこんでいる私としては、自分のシステムをより良くしていくための指針をもらえた気がします。
午後はDjangoの話が中心。認証のセッションと認可のセッションで、既存のTwitter連携プラグインの機能に不満を持ってtwingoというバックエンドを作った身としては、もっと早くこの話を聞きたかったですw
2日目
- Keynote
- Pythonで実現する4コマ漫画の分析・評論 2017
- The theory of Serverless development by Python (理論から学ぶPythonによるサーバレス開発)
- Python におけるドメイン駆動設計(戦術面)の勘どころ
- AWS APIGateway + Python Lambda + NEologdで作るサーバレス日本語形態素解析API
普段の私は平日は9時半に渋谷のオフィス、休日は10時に下北沢のゲーセンに着けるように動いているわけですが、この2日間はいずれも9時ごろ西早稲田に着くように動いている上に、前日のパーティでアルコールが入っています。非常に眠かった。来年は真剣に会場近くで泊まることも検討しようと思います。
基調講演はpandasのコア開発メンバーも務められているARISE analyticsの堀越真映さん。Pythonやpandasの話というよりは、pandasを例にしたOSSプロジェクトについてのお話といった感じ。私は「あなたたちが想像しているよりもOSS貢献のハードルは高くない」というメッセージを受け取りました。前述のとおり、言語に特化した内容ではないので、Pythonエンジニア以外の方にも聞いていただきたい講演です。素晴らしい内容でした。
先ほど書いたとおり、非常に眠かったこともあって、かなり絞ってセッションに参加したのですが、4コマ漫画の分析の発表の中で出てきた「情熱駆動開発」という言葉が素晴らしかったです。もちろん、技術的な話も興味深く聞かせてもらったのですが、「自分が欲しいものを誰かが作ってくれることはない」というのはその通りだよなと。いい言葉です。
感想
例年、聞きたいセッションがかぶってしまって取捨選択に苦労するのですが、今年はわりとすんなり決めることができました。つまり、Webであったり、エンジニアリングであったりの話が減っているということなのでしょう。
一方で、データ解析であるとか、機械学習などの話が非常に増えており、時代の移り変わりを感じるところでもあります。ここ数年でPythonが盛り上がってきて、「ようやく時代が俺に追いついた」と思っていたのですが、あっという間に時代について行けなくなってしまった感がありますw
さすがにまったく理解できないのはまずいよなぁ……ということで、少しずつそちらの分野の勉強もしていきたいと思います。