2018/07/12(木)新旧エース対決
明日のオールスターはパ・リーグ先発が菊池、セ・リーグ先発が松坂と発表されました。プレイボール時間に帰るのは難しいのですが、AbemaTVでも中継をするようなので、ネットで観ることはできそう。
西武首位ターン「去年勢い生きた」球団社長は高評価 - プロ野球 : 日刊スポーツ
辻監督には細かい注文はあるものの、大筋では文句のない監督さんですので、このまま長期政権を築いてほしいと思っています。具体的には潮崎監督の目が完全になくなるくらいの長期政権です。
しかし、打線が挙げた大量点を投手陣がギリギリまで吐き出すことは「投打がうまくかみ合う」とは言わないような気もするのですが……。
2018/07/11(水)源田たまらん
【埼玉西武 vs 千葉ロッテ 第15回戦】 (2018年7月11日/メットライフドーム) 千葉ロッテ 0 0 0 0 2 0 0 0 2 4 埼玉西武 0 1 6 0 1 0 0 0 x 8 [勝] 榎田 7勝2敗0S [敗] 有吉 3勝2敗0S [本塁打] 3回裏 浅村 18号 2ラン (有吉) 5回表 井上 16号 2ラン (榎田)
源田がデビューからの連続試合フルイニング出場の記録を221に伸ばし、長嶋茂雄さんを抜いてプロ野球新記録を樹立しました。おめでとうございます! バッティングでも5打数5安打の大暴れで、自らの快挙に花を添えました。
去年は辻監督が我慢して起用を続けた部分もありましたが、今年は走攻守すべてにおいて去年よりレベルアップしており、ライオンズに欠かせない選手になりました。無理してフルイニング出場を続ける必要はないと思っていますが、これからもライオンズのセンターラインを支えてください。
試合のほうは先発の榎田が制球に苦しみながらも5回を井上の一発のみに抑え、打線も序盤3回までに7点の援護点を挙げました。6回以降は松本、平井、ヒースとつないでゼロに抑えましたが、9回のカスティーヨが1アウト満塁から押し出しと内野ゴロの間に2点を失い、素直に喜べない勝利になりました。やっぱり抑えは向いてないんじゃないかな……。
さて、これでペナントレースの前半戦が終了。ライオンズは46勝31敗の貯金15、2位ファイターズとのゲーム差2.5での折り返しとなりました。オールスター後もペナントレースを楽しめるなんて何年ぶりでしょうw
2018/07/10(火)守備の乱れで連勝ストップ
【埼玉西武 vs 千葉ロッテ 第14回戦】 (2018年7月10日/メットライフドーム) 千葉ロッテ 0 1 3 0 0 0 0 3 0 7 埼玉西武 0 0 1 0 0 3 0 1 0 5 [勝] 松永 1勝1敗0S [S] 内 1勝3敗21S [敗] ウルフ 2勝2敗0S [本塁打] 3回裏 中村 5号 ソロ (石川) 6回裏 源田 1号 ソロ (石川) 6回裏 山川 23号 2ラン (石川) 8回裏 浅村 17号 ソロ (益田)
連勝が止まるときはこんなものかもしれません。
4-4の同点で迎えた8回表、好投していた2番手のウルフがヒットと2つのフォアボールでノーアウト満塁のピンチを招くと、角中、福浦、鈴木と左が続くところで野田にスイッチします。
野田は角中に3球目を打たせて注文通りのピッチャーゴロを打たせますが、1-2から3に渡るときの炭谷の送球が高く逸れてしまいました。これで二塁ランナーが帰ってマリーンズが勝ち越し。さらに3番手の平井が2本のタイムリーを浴びてこの回3点。大きな大きな悪送球となってしまいました。
……と、さも敗因は炭谷であるかのような書き方をしてきましたが(もちろん敗因の一つではあるのですが)、もっといただけなかったのは浅村の守備でしょう。昨日途中交代していましたし、おそらく足が痛かったのだと思いますが、明らかにいつもの浅村の動きではありませんでした。おっさんファン的には「ファーストフェルナンデスでセカンド石井義人かな?」と思ってしまうほどの一二塁間の広さでした。
そんな中でホームランを含む2安打を放ったのは見事なのですが、まだ無理をする状況ではないはずです。休ませても良かったのではないでしょうか……。
2018/07/09(月)山賊ノススメ
【埼玉西武 vs 千葉ロッテ 第13回戦】 (2018年7月9日/メットライフドーム) 千葉ロッテ 3 2 0 0 0 0 0 0 0 5 埼玉西武 0 0 5 0 0 4 2 0 x 11 [勝] 平井 1勝1敗0S [敗] 南 2勝2敗0S [本塁打] 1回表 井上 15号 3ラン (今井) 6回裏 森 9号 3ラン (田中)
去年の勝利の女神は百田夏菜子さんでしたが、今年の勝利の女神は日笠陽子さんのようです。
ライオンズ先発の今井が乱調で、1回2/3を5失点でノックアウト。しかもこの間に3つのデッドボールをぶつけて警告試合になるなど、散々な内容でした。対するライオンズ打線は初回に2アウト満塁のチャンスを逃し、ヤマノススメデーコラボで小倉唯さんがアナウンスの2回はゲッツーもあって3人で攻撃を終わるという、球場に詰めかけた声優ファンをがっかりさせる内容でした。
しかし、3回裏、日笠陽子さんのアナウンスに乗って打線が爆発します。2アウト満塁から、外崎の押し出しフォアボール、栗山の満塁走者一掃タイムリーツーベース、中村のタイムリーで一挙5点を挙げて試合を振り出しに戻しました。チーム状態が悪い時期は1点差までで止まってしまうところでしたが、この回一気に追いつけたのが大きかった。
その後は、2番手の佐野が3回1/3をゼロに抑えて試合を立て直すと、6回に登板した平井が1番からの攻撃を三者連続三振と言う素晴らしいピッチングで流れを引き寄せました。その裏、浅村の技ありのセンター前タイムリーで勝ち越すと、森に3ランが出て一気に突き放します。7回には源田の三塁線へのフライをレフト、サード、ショートが追いつけずに2点タイムリーとなり、駄目を押しました。
これでライオンズは5連勝。そして何より、今日は2番手以降が無失点! リリーフがこんなに頑張ったのはいつ以来だろう……。
2018/07/08(日)首位ターン
【東北楽天 vs 埼玉西武 第14回戦】 (2018年7月8日/楽天生命パーク宮城) 埼玉西武 0 0 0 0 1 0 0 0 0 2 1 4 東北楽天 0 0 0 0 0 0 1 0 0 2 0 3 [勝] カスティーヨ 7勝4敗3S [S] 野田 0勝1敗1S [敗] 高梨 0勝2敗1S [本塁打] 10回表 外崎 11号 ソロ (松井) 10回表 メヒア 6号 ソロ (松井) 11回表 秋山 13号 ソロ (高梨)
外崎が好守に渡って大活躍でした。
2回裏、2アウト一二塁から、嶋のライト前ヒットをホームに好返球で二塁ランナーの銀次の生還を阻止すると、5回にはチーム初安打となるショート内野安打で出塁し、中村のタイムリーで先制のホームを踏みます。同点で迎えた8回裏には2アウト一二塁から藤田のライトへの鋭い当たりをダイビングキャッチで勝ち越しを阻止し、延長10回には松井から勝ち越しのホームラン。文句なしのヒーローになるはずでしたが、ライオンズの誇るリリーフ陣が全力でリードを吐き出します。
10回表に外崎とメヒアのバックスクリーン2連発で2点を勝ち越したライオンズですが、その裏、カスティーヨが不安定で、内野安打と2つのフォアボールで1アウト満塁とされると、今江のレフト前2点タイムリーで同点に追いつかれます。9回1失点と力投した菊池の勝ちも消えてしまいました。
カスティーヨも良くなかったのですが、それ以上にいただけなかったのが山川の守備です。1アウト一三塁の場面で、一塁牽制のときに茂木が足を滑らせて体勢を崩し、帰塁がかなり遅れたのですが、タッチに行かずにピッチャーに返球しようとし、ランナーに気づいてから慌ててタッチしたもののセーフ。普通にタッチに行っていれば間違いなくアウトのタイミングでした。守備が苦手なのは仕方がありませんが、やるべきことをやらないのはお話になりません。ここがアウトになっていれば今江のタイムリーも1点止まりで、なんとか逃げ切りができていました。もう少し緊張感を持ってやっていただきたいと思います。
試合は延長11回表、今日ここまでノーヒットだった秋山のホームランで勝ち越し。その裏をヒース、野田で抑えて逃げ切りました。これで7月負けなしの4連勝。前半戦残り3試合で3ゲーム差ということで、8年ぶりの首位ターンも決めています。まだまだ気の抜けないゲーム差ではありますが、めでたいことですのでひとまずは喜んでおきます。