2021/04/05(月)プリンス・オブ・レオ
順調に出世しているようなので、将来は球団社長ですかね。
西武「レオのプリンス」高木大成氏、自叙伝を販売へ - プロ野球 : 日刊スポーツ
首をひねるようなものも多かった斉藤一美アナ命名のニックネームですが、高木大成につけた「プリンス・オブ・レオ」は最高傑作だったと思っています。ほかには上田の「ラストインフィールダー」とか、柴田の「紅のサラブレッド」とか、G.G.佐藤の「筋肉と情熱のコラボレーション」も好きでした。
……斉藤一美の話じゃない、高木大成の話でした。
弊ブログは長いことライオンズの記事を書いていますが、さすがに高木大成については晩年の話題しかなく、検索してもほとんど褒めている話はありませんでした。
全盛期はある程度の長打もあり、塁に出れば盗塁もできるということで、攻撃面が取り上げられることの多い選手ですが、私はランナーを二塁で殺すつもりの攻撃的なバント守備など、元キャッチャーとは思えないフィールディングが好きでした。ライオンズの歴代でもトップクラスに上手いファーストだったと思います。あと、10年くらい前にも、やはり攻撃的な守備ができる若いファーストがいたような気もするのですが、思い出そうとすると頭痛がするのできっと気のせいなのだと思います。
あと、久しぶりに写真を拝見したのですが、現役時代から想像するほど進行していなくて安心しました。誰もが渡辺GMのように時間に単純比例して広くなっていくわけではないのですね。具体的に何がとは言いませんが。
2021/04/04(日)17年ぶりの福岡での3連勝
【福岡ソフトバンク vs 埼玉西武 第3回戦】 (2021年4月4日/福岡PayPayドーム) 埼玉西武 0 1 1 0 0 2 0 0 0 4 福岡ソフトバンク 0 0 0 1 0 1 0 0 0 2 [勝] 平井 2勝0敗0S [S] ギャレット 0勝0敗1S [敗] 和田 0勝1敗0S
1番から金子、源田、森、中村とレギュラー陣が続いたあと、5番に永遠の若手(32)を挟んで、6番からは呉、渡部、山野辺、岸と若手を並べたスタメンになりましたが、その若手が躍動してくれました。
2回にはこのところ絶好調が続いている呉がライトスタンドに叩き込んで1点を先制。3回には森の犠牲フライで追加点を挙げます。1点差に詰め寄られた6回には、ここまで2打席連続三振だった渡部がプロ初ヒットとなるホームランを放って突き放しました。また、得点にはつながりませんでしたが、途中出場の若林も9回の打席でヒットを放っており、こちらもプロ初ヒットとなりました。二人ともおめでとうございます。
ライオンズ先発の平井は、4回に柳田のホームランで1点を失ったあと、1アウト二三塁→2アウト満塁のピンチがありましたが、ここをしのぎ切ったのが大きかった。6回にも満塁から犠牲フライでもう1点を失い、佐野のリリーフを仰ぎましたが、5回2/3を2失点はというのは、福岡でのホークス戦ということを考えれば粘り強く投げてくれたのではないかと思います。
平井のあとは佐野、平良がしっかり抑え、8回は宮川が満塁のピンチを招きながらもなんとかしのぎ、9回はギャレットが三者凡退に切って取って逃げ切り。連投の増田をベンチから外したゲームでしたが、継投がハマっての勝利となりました。ギャレットはこれが来日初セーブとなります。おめでとうございます。
なお、ライオンズが福岡でスイープするのは、2004年8月9日、10日、11日以来17年ぶりのことだそうです。岡本篤志がプロ初勝利とか、豊田離脱中の代役のクローザーが大沼とか、すごい時代だったんだなw
2021/04/03(土)外崎も離脱
【福岡ソフトバンク vs 埼玉西武 第2回戦】 (2021年4月3日/福岡PayPayドーム) 埼玉西武 3 0 1 0 1 0 2 0 0 7 福岡ソフトバンク 1 0 0 0 0 0 0 0 3 4 [勝] 浜屋 1勝1敗0S [S] 増田 0勝0敗2S [敗] 高橋礼 0勝1敗0S [本塁打] 1回裏 川島 1号 ソロ (浜屋) 9回裏 柳田 2号 ソロ (井上)
ライオンズは初回に源田のヒットと二つのフォアボールで1アウト満塁のチャンスを作ると、外崎の押し出しデッドボールで先制します……が、外崎はこのとき左腓骨を骨折。全治未定ということで、しばらくは外崎抜きでの戦いを強いられることになりました。開幕オーダーの4番5番6番が1週間でいなくなるとは……。
さて、ライオンズはこのあと呉にもタイムリーが出て計3点。初回から浜屋に大きな援護をプレゼントしました。
しかし、その浜屋も立ち上がりはピリッとしません。先頭の川島に一発を浴びると、2回、3回も2人ずつのランナーを出す苦しいピッチングが続きます。
その一方で、打線は小刻みに点を重ねました。3回に木村が犠牲フライでTポイントを稼ぐと、5回には呉のタイムリー、7回にも呉の2点タイムリーツーベースで計7点。高橋礼をこんなに打ち込んだのは初めてじゃなかろうか……(7回の2点は2番手の川原からでしたが)。
ライオンズ先発の浜屋は4回以降は立ち直りましたが、序盤の球数がたたって5回までで降板。6回以降は佐野、ギャレット、宮川がパーフェクトでつなぎ、9回は井上がプロ初登板となりました。
井上は先頭の柳田に一発を浴びると、2アウトまではこぎつけたものの、松田に2点タイムリーを浴びたところで降板。ほろ苦いデビュー戦となりました。とはいえ、この時期はすべてが勉強ですから、この反省を次のピッチングに繋げて欲しいと思います。
結局、最後は増田が締めてゲームセット。敵地でのホークス戦に勝ち越し、首位を守りました。
もちろん、勝ったことは嬉しいのですが、外崎の離脱を考えると、この先の戦いが不安で仕方がありません。しばらくはセカンド山野辺で行くのでしょうか。あるいは佐藤をサードに入れて、中村をファーストに回した上で呉をセカンドに持っていくか。
栗山の詳細はわかりませんが、山川は5月までずれ込むという情報もあり、来日したスパンジーも隔離期間と調整期間を考えれば合流は早くてもゴールデンウィークごろでしょう。辛い。本当に辛い。
とはいえ、こうなるとメンバーを固定したがる辻監督でさえ若手を使わざるをえないわけで、若手からすれば大きなチャンスです。辛いとはいっても、5番ファースト脇谷とか、5番ファースト鬼崎とか、5番ファースト森本とか、もっと古いところで言えば1番清水2番原井とか、3番小関4番垣内みたいな本当の暗黒打線に比べればまだ将来の夢があるので、あまりガツガツせずに見守りたいと思います。
2021/04/02(金)打ててよかったです
【福岡ソフトバンク vs 埼玉西武 第1回戦】 (2021年4月2日/福岡PayPayドーム) 埼玉西武 0 0 4 0 2 0 0 0 0 6 福岡ソフトバンク 0 0 0 0 0 2 0 0 0 2 [勝] 高橋 2勝0敗0S [敗] 石川 1勝1敗0S [本塁打] 3回表 中村 1号 3ラン (石川)
ライオンズが引き分けたり移動日だったりした間に上位チームが負けたおかげで、試合開始前の時点で単独首位だったライオンズでしたが、敵地でホークスを破って首位をキープしました。
ライオンズは3回に森のタイムリーと中村の今シーズン1号ホームランで4点を先制。中村のコメントはいつもどおりの「打ててよかったです」でしたが、今年は何回この言葉を聞くことができるでしょうか。
5回には森のヒットと外崎のフォアボールでチャンスを作ると、呉のタイムリーツーベースでさらに2点を追加します。石川相手なのでチャンスはこの2イニングくらいでしたが、その少ないチャンスをきっちりモノにできた鮮やかな攻撃だったと思います。
投げる方では高橋が8回を投げ切って4安打2失点。6回に連続フォアボールをきっかけにグラシアルのタイムリーツーベースで2点を失いましたが、それ以外は危なげのないピッチングでした。
2021/04/01(木)万愚節
エイプリルフールネタ、というほど大層なものではありませんが、「嘘」をテーマにしたエントリを書いてみました。
……この村は嘘つきのほうが圧倒的に多いじゃねーか!